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No.1000へ返信

all 奇跡の治療SHQ用 - 黒兎 - 2007/08/05(Sun) 23:20:27 [No.998]
Bヤガミ復活とか広島とか103とかフェザーとか - ミサ - 2007/08/10(Fri) 01:13:04 [No.1006]
岩田復活とか、枠とか色々 - ミサ - 2007/08/06(Mon) 02:02:28 [No.1002]
Re: 奇跡の治療SHQ用(岩田) - つづみ - 2007/08/05(Sun) 23:44:14 [No.1000]
奇跡の治療SHQ用SS:完成 - 黒兎 - 2007/08/05(Sun) 23:20:54 [No.999]


Re: 奇跡の治療SHQ用(岩田) (No.998 への返信) - つづみ

「もう・・・!こんなに書類ためるんじゃなかった。終わらないじゃない!」

 鍋の国政庁の医療室で、一人の医者が書類と格闘していた。

「あああああー、今日非番だったはずなのにー。書類仕事で日が暮れちゃうー」

 半泣きになりながら、一つ一つ片付けていく。
 医療室にいるのだから、患者の診察もしなければいけない。非番であれば家に持って帰って書類を片付ければいいはずだが、あまりにも量が多すぎて持ち帰れなかったのだ。自業自得である。

「……燃やしちゃおうかなぁ、これ」

 いけない考えが脳裏に浮かぶ。その時強い風が吹き書類が部屋中に飛んだ。

「きゃあああ!」

 慌てて書類を追いかけ、落ちた書類を拾っていく。

「え?」

 妙な白衣の男に気がついた。窓枠に座りこちらを見ている。

「ど、どちら様でしょうか……?」

 どうしてそんな所にいるのかとか、危ないからさっさと窓から降りた方がいいんじゃ、とか書類拾うのを手伝って欲しいなどの考えが頭をよぎったが、出てきたセリフはこれだった。

「フフフ、呼ばれたのですよ」

「呼ばれた?…ということは、新しいお医者様ですか。じゃあ一緒にお仕事をする事になるかもしれませんね」

「さあ、それはどうでしょう」

「???」

「…! イィ!スゴクイィ!!」

 白衣の男は急に奇声を上げて窓から飛び出していった。

「え? ちょ、まってーー!」

 慌てて窓から身を乗り出したが、もう人影はなかった。

「変な人……でも又会えるかな」

 彼女にとって変な、でもとても気になる出会いだった。


暗証キー:1224


[No.1000] 2007/08/05(Sun) 23:44:14

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