流れ星はたいてい、願いを三回懸ける間もなく消えてしまいがち。 まず、「なにを願うか」という時点で迷ってしまう人も多そうですが。 > あの日流れ星を見たんだ > まだ僕らは子供で > 何もかも明るくて純粋な頃 > > みんなで笑いながら > 何かを必死に願ってた この詩を一読して脳裏に浮かんだのは鳥見迅彦という詩人の書いた「あのぶなの木は」という作品です。 これはとある若い男女が、若い日に同じぶなの木にふたりの名前を彫った記憶を、美しい思い出として語られている詩です。 「流れ星」も「あのぶなの木は」も共通していえることは、 共に経験したことを基にして書かれていることで。 ふだん流れ星に無関心な人がこれらの詩を読んでも、実感が湧かないでしょうね。 [No.37] 2007/11/13(Tue) 16:51:31 |
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