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今はもうない煙突から 白い魚が放流される 夕焼け空に広がる雲に 団欒の笑い声が反響し 1つ波紋が空に広がる 限りなく広い世界の中 風が歌を口ずさむとき 麦わら帽子に羽が生え 少女は自由な色した 不自由な果実を手にする 夜になった真っ暗な病室 独り佇む僕という媒体は 青い月光に照らしだされ オレンジ色の音を立てながら 崩れゆく夏の廊下を見る 心は人の形をした人でないもの 指先の力で簡単に壊れてしまう それでも僕達は同じことを 忘れ続け、思い出し続ける まるで秋なんて知らないかのように [No.90] 2008/08/22(Fri) 02:32:55 |
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