詩・投稿掲示板

ペンデュラム - きのこ - 2008/08/24(Sun) 01:24:00 [No.96]

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Re: ペンデュラム - 詩保 - 2008/08/24(Sun) 03:30:34 [No.104]

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Re: ペンデュラム - きのこ - 2008/08/24(Sun) 20:08:33 [No.105]

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Re: ペンデュラム - 詠み人知らず - 2008/08/24(Sun) 01:51:01 [No.98]

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Re: ペンデュラム - 詠み人知らず - 2008/08/24(Sun) 01:46:48 [No.97]

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Re: ペンデュラム - きのこ - 2008/08/24(Sun) 01:59:49 [No.99]

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Re: ペンデュラム - 詠み人知らず - 2008/08/24(Sun) 02:04:40 [No.100]

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Re: ペンデュラム - きのこ - 2008/08/24(Sun) 02:09:12 [No.101]

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Re: ペンデュラム - 詠み人知らず - 2008/08/24(Sun) 02:17:46 [No.102]

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Re: ペンデュラム - きのこ - 2008/08/24(Sun) 02:35:19 [No.103]

ペンデュラム - きのこ

群青の夜が
窓から溶け込んで
白いシーツの肌に
十字架の染みができていた

この影を拭うために
何枚ものカーテンを引きながら
私達は老いて腐ってゆき
時が時である証明が
確かに果たされてゆく

ち、ち、ち、

と口を鳴らして
時を数えている振りをする
子供

カーテン越しにでも透ける光に
あれが月なのかと
私に問いてくる

『そう　あれは　
　恐ろしいくらいに君にそっくりだね
　そして　私（他人）にね』

傍観者のつもりが
只の糸に吊るされた存在で

うれしいのか悲しいのかも
分からないまま
無意味に増殖していく法則に
揺らされている

ち、ち、

と消えていくしかない
囁きが、悲しみが、
私の部屋で木霊していた

月が揺られ
刺青が刻まれる
人のからだ
私たちは
失われていくだけ

秒針を動かすのは
時ではなく

他人の振り子

[No.96] 2008/08/24(Sun) 01:24:00

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