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   無題 - 詠み人知らず - 2008/09/15(Mon) 03:17:16 [No.112]
Re: 無題 - 詩保 - 2008/09/16(Tue) 08:27:12 [No.113]



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無題 (親記事) - 詠み人知らず

君は鹿のような顔をしながら海を見つめていた
鹿 
ではなく  鹿のような表情で

青色のパズルをぱらぱらと床に零し
それを一つずつ
お姉ちゃんと呼びながら拾う少年

空が少しずつ高くなる
白い追憶に赤い蝶々が止まって
蜜を吸っている

美しい世界
そのまま 幼いまま
変わらなければよかったのに


[No.112] 2008/09/15(Mon) 03:17:16
Re: 無題 (No.112への返信 / 1階層) - 詩保

この詩を読んでいると、

”少年は鳥になれず、大人になって
 わたしは水鏡の中、わたしを探す”

というある唄の歌詞の一部を思い出しました。

鹿、のことばが際立ってました。
動物のイメージというのは、どこかうつくしい響きがありますね。




> 君は鹿のような顔をしながら海を見つめていた
> 鹿 
> ではなく  鹿のような表情で
>
> 青色のパズルをぱらぱらと床に零し
> それを一つずつ
> お姉ちゃんと呼びながら拾う少年
>
> 空が少しずつ高くなる
> 白い追憶に赤い蝶々が止まって
> 蜜を吸っている
>
> 美しい世界
> そのまま 幼いまま
> 変わらなければよかったのに


[No.113] 2008/09/16(Tue) 08:27:12
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