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   +見失った星+ - 歌い女 - 2007/06/23(Sat) 00:11:17 [No.26]
Re: +見失った星+ - 詩保 - 2007/06/26(Tue) 05:17:08 [No.27]



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+見失った星+ (親記事) - 歌い女

「人は死んだら星になるんだよ」
死んだお祖母ちゃんが教えてくれた

でも
星はたくさんありすぎた
あまりにも多過ぎた
あなたの星は此処から見えますか?

あなたがいなくなったときに
生まれた星
何処にあるの?
あなたは何処?

探して 探して
目を凝らした
必死にあなたを探した
星たちの瞬き

もし星が輝きを失ったとき
あなたは何処に行きますか?
あなたがいるのは
あなたのお墓?
私の後ろ?
高い空の星?
それとも人込みの中?

あなたを探した
ずっと探した
私はまだ
あなたを見つけていない


[No.26] 2007/06/23(Sat) 00:11:17
Re: +見失った星+ (No.26への返信 / 1階層) - 詩保

この詩を読み進めていくと、
ふと心に”Do not stand at my grave and weep”という名の詩のイメージが反歌のように浮かび上がってきました。
日本では新井満という方が日本語訳をし”千の風になって”という題名で唄われてTVなどで話題になってましたね。

> 「人は死んだら星になるんだよ」
> 死んだお祖母ちゃんが教えてくれた


人によって死と言うものの捉え方は様々なので、詩の中の”死”も多様な表現が見て取れておもしろいものです。
死後の世界というのは、自分が死んでみなければわからないくせに、死んでしまえは現世に伝える術も失うわけで。
死の悲しみというのは、けして触れることのできない星を掴もうと夜空へ手を伸ばすがごとくです。

そういえば昔、なにかの漫画で、墓参りは故人のためではなく残された人のために行うものなのだ、という台詞を読んで軽くショックを受けたことがありますね。


[No.27] 2007/06/26(Tue) 05:17:08
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