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   尿意がする - toa - 2007/10/11(Thu) 00:21:40 [No.30]
Re: 尿意がする - 詩保 - 2007/10/13(Sat) 07:26:50 [No.31]



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尿意がする (親記事) - toa

背中がかゆい おい、かいてくれないか? そうだ俺はひとりだと気がつく

冷たい風が吹く 外では木枯らしがなっている もう冬かと寂しく呟く

衣替えをする 冬物の懐かしい匂いがたちこめる 手編みのマフラーが出てくる

お前の事を思い出す 不意に泣けてくる 先立たれた男は悲しくて泣けてくる


ーーーー

きっとろくなことを考えていない
あなたにかぎって
やっぱりそうね 思ったとおり
私はそこにはいないけれど
たしかにどこかで息づいているから
それだけで幸せなんて
残していった私がいうのはおかしいかしら


[No.30] 2007/10/11(Thu) 00:21:40
Re: 尿意がする (No.30への返信 / 1階層) - 詩保

タイトルに味わいがありますね。
年老いた「先立たれた男」の姿を容易に思い浮かべることができました。

> きっとろくなことを考えていない
> あなたにかぎって
> やっぱりそうね 思ったとおり
> 私はそこにはいないけれど
> たしかにどこかで息づいているから
> それだけで幸せなんて
> 残していった私がいうのはおかしいかしら


 この詩を特異なものに感じさせているのが、
このおそらく「先立たれたもの」からの男への「メッセージ」でした。

 それはなぜ?

 おそらくタブーなもののように自分が考えているせいかもしれなません。
 生きているわたしたちが、
死んだものの気持ちを代弁するなんて。


[No.31] 2007/10/13(Sat) 07:26:50
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