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   沈黙 - たもつ - 2008/01/28(Mon) 15:14:49 [No.55]
Re: 沈黙 - 詩保 - 2008/01/30(Wed) 21:47:52 [No.56]
お礼 - たもつ - 2008/01/31(Thu) 11:05:26 [No.57]
Re: お礼 - 詩保 - 2008/01/31(Thu) 13:24:31 [No.58]



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沈黙 (親記事) - たもつ

 
 
使い古されたピアノが一台
早朝の小さな港から
出航する

ピアノの幅、奥行、高さ
しかもたないのに
言い訳をすることなく
ただ外海を目指していく

誰もが自分自身のことを語りたがる
確証もなく
それがまるで
自分自身のことであるかのように

人気のない春
港だけが
やわらかい風に透きとおってる
 
 


[No.55] 2008/01/28(Mon) 15:14:49
Re: 沈黙 (No.55への返信 / 1階層) - 詩保

誰にでも心に自分と言う旋律があるのでしょう。

その旋律を、自分自身が奏でるのと、
他者に奏でてもらうのでは、
どちらが音色が美しいのでしょうか。

冒頭三行のイメージが特に美しい詩です。
ピアノという音の鳴るモチーフですが、”早朝の小さな港”から出航する様には静寂感が漂っています。


[No.56] 2008/01/30(Wed) 21:47:52
お礼 (No.56への返信 / 2階層) - たもつ

はじめまして。ふらふらと訪れてご挨拶もなしに投稿してすいませ
んでした。
語る、ということは恐いことだと常日頃思ってます。
それが自分のことだろうと、他人のことだろうと。
感想、ありがとうございました。


[No.57] 2008/01/31(Thu) 11:05:26
Re: お礼 (No.57への返信 / 3階層) - 詩保

こちらこそはじめまして。
ここは割とざっくばらんな掲示板なのでおきになさらず。
自分も感想にレスがつかないのをいいことに、
へんな感想ばかり書いてますので。

たもつさんの詩を一読してすぐに、
詩を書き慣れているひとだなぁと思いました。
リンクで飛んでみて、ああやっぱりと納得。
これからもがんばってください。


[No.58] 2008/01/31(Thu) 13:24:31
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