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「ＦｌｏｗｅｒＧａｒｄｅｎ」 (親記事) - ブー

歩いて　走って　さまよって

……気がつけば

いつしかわたしは

傀儡（かいらい）と果て……

だからこそ！

涙を流し　心を鼓舞し

ただひたすら耐えていた！

……それなのに

涙は枯れ果て　心は裂かれ

得たものは

自ら刻んだ

生の落印

……気が付いた

わたしは所詮

マリオネット

その事実が

想いを溶かす

……いつからか

歩き疲れて　心を閉ざし

闇に溶け合い　生きてきた

……だけど　もう

演じきれないピエロには

この舞台は無理そうです

……でも　せめて

この身は清くありたいと！

我が手に宿るは聖光剣

願わくば

今一度

不浄を祓い

悠久なる安息を！

……その刹那

周囲を包む一香気

わたしの心を微かに揺らす

「ダスティミラー」

見渡せば

辺り一面　花の園

その景色が一筋の

……ああ

眩しくて

暖かい

枯れた泉に一雫

「……ありがとう」

視界が霞み

世界は空ろ

たとえ儚い夢だとしても

……今だけは

見つめて……いた……ぃ……

[No.83] 2008/04/26(Sat) 21:06:57

Re: 「ＦｌｏｗｅｒＧａｒｄｅｎ」 (No.83への返信 / 1階層) - 詩保（管理人）

花はひとの心を癒しますね。

では花たちを癒すのは？

陽の光、星の水、揺らすそよ風といったところしょうか。

都会では排ガスや汚水も多く、
種が落ちる場所を間違えているような花を見かけることがあります。
それでも花を咲かせることがあります。

> 歩いて　走って　さまよって
>
> ……気がつけば
>
> いつしかわたしは
>
> 傀儡（かいらい）と果て……

この高テンションな言葉が最後まで続くのですが、
すこし感情だけが先走りしている感がします。
また、部分的にきざっぽい言い回しがあるせいか、
とてもかなしいはずの心情をゲームのように楽しんでいるように読めました。

[No.85] 2008/04/30(Wed) 02:40:09