最終戦対策スレ - たけきのこ@藩王 - 2007/08/03(Fri) 00:06:47 [No.2422] |
└ 【降下】応援RP - でいだらのっぽ - 2007/08/04(Sat) 22:32:38 [No.2475] |
└ 【降下】用作戦案2 - でいだらのっぽ - 2007/08/04(Sat) 10:08:01 [No.2448] |
└ Re: 【降下】用作戦案2 - たけきのこ@藩王 - 2007/08/04(Sat) 16:06:12 [No.2463] |
└ E102?【降下】用作戦案? - でいだらのっぽ - 2007/08/04(Sat) 00:54:52 [No.2435] |
└ Re: E102?【降下】用作戦案? - たけきのこ@藩王 - 2007/08/04(Sat) 01:48:44 [No.2438] |
└ 提出物枝 - たけきのこ@藩王 - 2007/08/03(Fri) 00:37:04 [No.2424] |
└ あんかー - たけきのこ@藩王 - 2007/08/04(Sat) 21:21:27 [No.2474] |
└ 降下SS - ひわみ - 2007/08/04(Sat) 20:44:23 [No.2473] |
└ 降下 - 摂政。 - 2007/08/04(Sat) 20:20:59 [No.2472] |
└ SS:戦闘 - 竹戸 初 - 2007/08/04(Sat) 19:54:49 [No.2471] |
└ SS:移動 - 竹戸 初 - 2007/08/04(Sat) 19:14:03 [No.2468] |
└ あんかー - たけきのこ@藩王 - 2007/08/04(Sat) 18:49:55 [No.2466] |
└ イラスト:降下 - モモ - 2007/08/04(Sat) 16:30:20 [No.2464] |
└ イラスト:降下 - コダマゆみ - 2007/08/04(Sat) 15:19:43 [No.2462] |
└ あんかー - たけきのこ@藩王 - 2007/08/04(Sat) 15:14:54 [No.2461] |
└ イラスト:降下 - モモ - 2007/08/04(Sat) 15:02:25 [No.2460] |
└ イラスト:白兵 - モモ - 2007/08/04(Sat) 15:01:10 [No.2459] |
└ SS:攻撃 - 砂神時雨 - 2007/08/04(Sat) 15:01:09 [No.2458] |
└ SS:回避 - 砂神時雨 - 2007/08/04(Sat) 14:59:52 [No.2457] |
└ SS:偵察 - 砂神時雨 - 2007/08/04(Sat) 14:59:18 [No.2456] |
└ SS:降下 - 砂神時雨 - 2007/08/04(Sat) 14:58:22 [No.2455] |
└ イラスト:白兵OR防御 - 砂神時雨 - 2007/08/04(Sat) 13:54:49 [No.2452] |
└ イラスト:白兵または防御 - モモ - 2007/08/04(Sat) 01:45:19 [No.2437] |
└ イラスト:降下判定 - モモ - 2007/08/04(Sat) 00:56:16 [No.2436] |
└ 現状メモ(8/3 0033) - たけきのこ@藩王 - 2007/08/03(Fri) 00:33:45 [No.2423] |
└ エントリ用データ - たけきのこ@藩王 - 2007/08/04(Sat) 02:24:04 [No.2440] |
└ 提出版エントリー - たけきのこ@藩王 - 2007/08/04(Sat) 14:08:38 [No.2453] |
└ 吏族&参謀向けエントリ案 - たけきのこ@藩王 - 2007/08/03(Fri) 03:47:35 [No.2427] |
└ 燃料輸送制限による編成改案 - たけきのこ@藩王 - 2007/08/03(Fri) 18:46:00 [No.2432] |
「攻撃、開始!」 号令と共に、一斉に「龍の使い」は敵に襲い掛かる。 純白の雪原に展開する白い防寒衣が跳ね上がり、漆黒と金の本来の色彩が鮮やかに駆け出す。 堅く凍りついた雪上でも、足に履いている輪かんじきの爪が雪を噛み、すべる事はない。第一、彼等は拳法家だった。夏でも雪の残る急峻な山々で修行する事など、年中行事である。 雪国で日常生活を営む智慧は不足していても、今この瞬間に必要な雪上戦闘の智識程度であれば、彼等とて不足していない。 「おおおおおっ!」 雄叫びと共に、繰り出す拳が敵の得物を粉砕する。金属の得物が、まるで氷柱かガラス細工のように粉砕される。 修行・鍛錬の成果…と同時に、氷点下では金属の強度は劣化してしまう。生身とて無事では済まないが、防寒具など体温を維持する術はある。 「ていっ!」 だが、分厚く鎧われている相手に、直に拳打を打ち込めば拳は砕ける。 だが、生身であれ機械であれ、内部は脆弱だ。その内臓部分に直接、打撃を加えれば良い。 相手に繰り出した掌を、ぴたりと吸いつくように相手に重ねる。 刹那、当身を繰り出す。人によれば、発勁とも呼ぶ技。 腕力で打つのではなく、自身の体重と踏み込みの勢いを一点に貫通させる技。 ヤラセのように、吹っ飛ぶ敵。その死に様が、これがイカサマでは無い事を証明していた。 三人一組の「龍の使い」は、集散離合を繰り返しながら相互に連携し、次々と白い雪原に敵を屠っていく。 さながら、死を呼ぶ鴉の如く。 [No.2471] 2007/08/04(Sat) 19:54:49 |