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月光「志水・モモ、俺たちの靴下が、いわれの無い風評被害を受けている!」 ここは たけきの藩国 某メイド喫茶の屋根の上。 そこには藩国民の モモ 志水高末(摂政) 月光ほろほろが簡易ミーティングを行っていた。 志水「ちょw馬鹿月光、名前はコードネームだろ!俺はマーキュリーだってばよ」 モモ「そうですよ。まったく、私は今だけはナイスミドルでありますが、靴下を求める夢狩人…ソックスプルート!」 月光ほろほろ、いやソックスムーンは興奮冷めやらぬ状態で続ける。 ソックスムーン「いや、靴下が!靴下が悪く言われているッ!これは風紀委員サイドのプロパガンダだ!思想教育だ!」 ソックスプルート「全くです。雑菌の繁殖するような保存なんて、紳士としてするわけが無いじゃないですか」 そういうとプルートは側のアタッシュケースに眼を向ける。 第5世界の伝説のハンター、ソックスバトラーが考案したという真空圧縮方式。 靴下は全て空気を抜かれパッケージングされていた。 使用時以外は空気を完全に抜いて保存できるという、日常生活を行ううえでは必須のアイテムだ。 コレクションは時に全てに優先される。 ソックスマーキュリー「いつの時代も英雄は異端視される…そうは思わないか」 ソックスムーン「うぐぅ…誤解なんだ…魔女裁判か…」 ソックスプルート「死んだインディアンは良いインディアンというやつですかね。いや、日々の行いの賜物です…!?」 『いってらっしゃいませーご主人様w』 階下から聞こえた声に、3人の夢狩人(笑)は普通のたけきの藩国民に戻った。 当然、そこにはアタッシュケースはなくなっていた。 世界貴族の地位にあろうとも、その心には忍者の心が煌々と輝いていたのだ。 月光「脅かすなよ、誰かに聞かれたかと思った」 志水「別に、正体は知られているがな」 モモ「いや、言葉は、人の口とは恐ろしいものですよ。共和国の例もあります」 沈黙。 FEGとの聯合があればこそ、たけきの藩国民はターン11開始(今)の共和国情報も少しは入ってきていた。 月光「うーん、良く分からんが、良くないことをいった人がいるんだろう?」 志水「月光、良く分からないなら、いらないことを言わないものだ」 月光「?」 モモは静かに話を聞いている。 志水「言葉は、発してしまえば取り消すことは出来ない。しかも、言葉は簡単に人を傷つける。 その意図が無くても、な。 みんながみんな、良いエンディングのために努力している。そこは間違いはない。 それなのに、そこに語弊と誤解が生じる。 i言語じゃないが、よく知らないものたち同士が和合を得るのは本当に難しい。 ひょっとしたら俺たちのこの会話も、誰かが聞いているかもしれない。 だったら、憶測や推論で人を断じるのはやめよう。 当事者が苦しんでいるのに、周囲がそれを騒ぐのは酷すぎる」 月光「そうか…すまん志水」 志水「いや、こういう事態では2次被害も十分にありえる。 不必要な発言で、知らずに人を傷つけるのは良くない。それだけだ」 真面目な話をしている志水は、酒が入っているときの「えー○ん!えーり○!」という柔和な顔は姿を潜める。 モモ「紳士であれば、礼節を持って当たりましょう」 モモは自分の男爵ヒゲを引っ張りながら言う。 そうして、考える。 (ターン11も波乱の幕開けですねぇ…)と。 さっきまで晴れていた空に、いつの間にか暗雲が立ち込めていた。 ―また、嵐が来るのかもしれない。 /*/ ターン11が始まりますねー [No.665] 2008/06/01(Sun) 12:33:17 |