【体術】 ≪全般≫ ・射撃に使う銃は自身の手や腕の一部となるように扱う。 ・射撃の際にぶれないように正しくしっかりと握る。 ・撃つときは近くにいる危険な目標を狙って2発撃つようにする。 ・動かない人造物が多いので銃を固定すれば高い精度で連射しやすい ・射撃をする際は弾着地帯の長軸が目標となる敵部隊の長軸と重なっている状態になるようにして撃つ。 ・敵部隊に射撃を行うときは敵全体をカバーするように分散射撃する。 ・射撃の際の目標の決め方として、最初に曳光弾を撃ち込んで狙う中心を決めたり、あらかじめどこを撃つかを指定しておく。 ・すぐに弾切れにならないように射撃する速度を調製する。 ・射撃を敵に当てるために夾叉による着弾修正を行う。最初に撃った2発の弾着点の距離を縮めていくようにして撃つ。 ・射撃速度:射撃効果を発揮する為には大量の弾丸を連続発射するべきだが、これで銃身は加熱しそれに伴って射撃精度低下、故障が発生する恐れがあるため射撃速度は制限される。一度の射撃動作で何発ずつ撃つかを予め決める必要がある、これらは大別すれば、単射と連射に分けられ一発毎に照準射撃するのが単射、二発以上の銃弾を連続して発射する事を連射と言う。 ・銃の個癖、気象条件等による修正:銃の製造上の誤差により照準器がニュートラルな状態での弾着点と照準点は一致するとは限らないこの為照準器を修正する必要が有る、また風速風向等によって弾着点と照準点への誤差が生じるため射距離と風速に応じた照準修正を行い、射撃の精度を高める。 ・照準器の測合及び照準点の選定:射距離や風等の影響で修正した諸元を照準器に測合するか一定の射距離に照準を合わせた状態で目標迄の射距離風等の影響を考慮して照準点を選定を行う。 ・射弾の観測修正:着弾煙、曳光弾等から射弾を観測し目標に対して有効な射撃を実施出来る様に修正を加える事。 ・射撃は右撃ちと左撃ちを織り交ぜて遮蔽物越しに。撃ったらすぐ隠れる ・それぞれの部隊が連携しタイミングを合わせて攻撃を開始、その後攻撃が途切れぬように絶え間なく弾幕を張る。 ・戦闘中に弾丸をすみやかに再装てんするため、あらかじめ弾倉はきちんと収納し、即座に取りだせるようにしておく。 ・敵の配置の薄い部分に集中して攻撃する。 ・射線を重ねないように角度をつける ・射撃するときは立射や膝射、座射、伏射など正しい姿勢で行う。 ・木や壁、岩などがある場合はそれを利用して身を隠しながら体を固定して安定させてから射撃する。 ・膝射は片膝を地面につけて体を安定させて撃つことで狙いがずれにくくなる。 ・伏射は地面にうつぶせになって腕や体を固定することで安定して射撃できる。 ・弾着は赤外線による火光判定。赤外線ならナイトビジョンが死なない ・面制圧射撃で的を絞らせない。 ・制圧射撃によって敵の攻撃を妨げ反撃を封じたり、煙幕をはって目標を視認できなくしたりする。 ・間隙射撃:味方部隊の間隙或は翼側から(右翼、左翼のこと)行う射撃。味方に当たらないように隣接する味方兵の左(右)側から安全間隙は4m以上必要(別々の部隊同士による同目標に対する同時攻撃、十字砲火ともいえる動作) ・情報伝達には口述と身体言語をうまく使う。たとえば、仲間にある方向の敵を攻撃するよう命令する場合 A.口で方向を言う。 B.口で攻撃命令を言う。 C.指や視線で方向を示す。 D.ハンドシグナルで攻撃命令を出す。 とすると、A+BやC+Dと比べ、並列に情報を伝えられるA+CやB+Dのほうが早く指示できる。また、視界不良や轟音などの状況ではA+B+C+Dで冗長性をあげると、より確実に伝わる。 ・一度に倒しきれないほど多数の敵は、前衛の負荷を超えない範囲で、少しずつおびき出して倒す。
[No.388] 2007/08/05(Sun) 19:06:59 |