たけきの藩国ＢＢＳ3

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たけきのロワイヤル判定結果 (No.509への返信 / 1階層) - ひわみ

行動順番
１：志水高末、２：モモ、３：大須　風太郎、４：でいだらのっぽ、５：月光ほろほろ、６：ていわい、７：ひわみ、８：たけきのこ、９：ジンジャー、１０：りあらりん

志水高末
遭遇判定８０％：１３：遭遇：月光ほろほろ
先制判定６０％：０５：先制
志水高末：戦闘判定８０％：５３：撃破：月光ほろほろリタイア

モモ
遭遇判定４０％：２０：遭遇：でいだらのっぽ
先制判定６０％：６６：後攻
でいだらのっぽ：戦闘判定５０％：６９：失敗
モモ：反撃判定４０％：５２：失敗

大須　風太郎
遭遇判定８０％：７６：遭遇：志水高末
先制判定８０％：６０：先制
大須　風太郎：戦闘判定５０％：７１：失敗
志水高末：反撃判定８０％：７６：撃破：大須　風太郎リタイア

でいだらのっぽ
遭遇判定８０％：０６：遭遇：ていわい
先制判定６０％：２９：先制
でいだらのっぽ：戦闘判定５０％：０５：撃破：ていわいリタイア

ひわみ
遭遇判定４０％：３６：遭遇：りあらりん
先制判定６０％：６４
りあらりん戦闘判定５０％：１５：撃破：ひわみリタイア

たけきのこ
遭遇判定８０％：１５：遭遇：モモ
先制判定６０％：１４：先制
たけきのこ戦闘判定８０％：３９：撃破：モモリタイア

ジンジャー
遭遇判定８０％：０７：遭遇：志水高末
先制判定６０％：２７：先制
ジンジャー戦闘判定５０％：５０：撃破：志水高末リタイア

りあらりん
遭遇判定８０％：５１：遭遇：でいだらのっぽ
先制判定６０％：７７：後攻
でいだらのっぽ戦闘判定４０％：３９：撃破：りあらりんリタイア

ジンジャー
遭遇判定８０％：０８：遭遇：たけきのこ
先制判定６０％：９９：後攻
たけきのこ戦闘判定７０％：９２：失敗
ジンジャー反撃判定５０％：２６：撃破：たけきのこリタイア

でいだらのっぽ
遭遇判定８０％：７２：遭遇：ジンジャー
先制判定６０％：７０：後攻
ジンジャー戦闘判定４０％：７６：失敗
でいだらのっぽ反撃判定４０％：１４：撃破：ジンジャーリタイア

これで、生き残りが一名となったため、でいだらのっぽさんの優勝です。

[No.510] 2008/01/12(Sat) 18:24:15

たけきのロワイヤルＳＳっぽい結果発表 (No.509への返信 / 1階層) - ひわみ

ここはたけきの藩国の森林地帯。
ここで、秘密のゲームが開催されようとしている……

【たけきのロワイヤル】

http://atpaint.jp/takekino/src/1200111482933.jpg

普段、誰も立ち入らないような森の奥。
ここに十人ほどの人間が集まっていた。
「えー、皆さんにはここで、生き残りをかけて戦っていただきます」
このゲームの開催者であるひわみが参加者を前にして声を上げる。
「ルールは簡単です。
それぞれ、持参していただいたアイテムを駆使して他の参加者を撃破し、最後に生き残った人の勝ちです。
それでは、９名の参加者の皆さん頑張ってください」
「なに言ってるの？参加者は１０人でしょう？」
挨拶を終えたひわみにそう言ったのは、たけきのこ藩王。
「？あと一人来るのですか」
「もう、居るじゃない、ここに」
そう言い、ひわみを指差すたけきのこ。
「いや、私は開催者ですし……」
「みぃたんも参加したほうが良いと思う人挙手ー」
結果、ひわみ以外全員挙手。
「多数決なんて嫌いだ。
……しかし、その格好は何ですか？」
「良いでしょう、似合う？」
そう言い、頭の上に上げていたマスクを被り、武器を構えるたけきのこ。
「……わたしの発想が貧困なせいでしょうか？
某金曜日のスプラッタ映画しか頭に浮かばないんですが」
ホッケーマスクとチェーンソーって言ったらそれしか思い浮かばなくても仕方ないですよね。
「ともかく、ゲーム開始します！」

志水高末はいつもと少し違っていた。
具体的に言うと、衣服が一枚減っていた。
無論、普通の人間で言えばちょっと薄着になったと言う程度の話だがこの男に限っては話が変わる。
普段は褌一丁で活動している男である。
ぶっちゃけると、マッパである。
月光ほろほろはいつもと少し違っていた。
具体的に言うと、今回は酔っていなかった。
とある女性とのお見合いを前に腕試しをしようと参加したのだ。
いつもは肩を並べて戦っている２人であるが、今回は参加の動機が違いすぎた。
そんな２人が出会ってしまった。
「（両手を広げながら）今日の俺はひと味もふた味も違うんだぜ･･･」
志水は砂入り靴下を手に構える。
「何時もなら共にすべてをさらけ出して戦うところだが、今回は！」
月光は手づくり剣鈴を構える。
「きらめけ、ビックビィィィストッ」
「女は強い男に惚れるという…俺の糧になれ！！」
２人の叫びが交錯する。
そして……
「ハートブレイクなのかぁー！！」
倒れる月光ほろほろ。

モモはくつろいでいた。
狭いながらも自宅に居るのである。
ダンボール製のマイホームであるが。
でいだらのっぽは困っていた。
前に見える光景は何かの見間違えかと思い眼鏡を拭いてかけ直す。
そこにはやっぱり、ダンボールハウスを被ったパン一の中年紳士。
なんつーか、スゲー嫌なヤドカリみたいなものである。
「うぇるかむとぅまいほーむ！（パン一＆輝く笑顔）」
「……」
誘うモモに無言で立ち去るでいだらのっぽ。

大須　風太郎は忍んでいた。
今回は世界忍者藩国製のロジャー仕様の忍者服に身を包んでいたのだ。
そこで、一人の男を発見した。
志水高末である。
「この前の慰安旅行の決着をつける良い機会でゴザル」
口調まで忍者口調になる大須。
そして、そのまま奇襲をかける。
「みたか！セカーイニーンジャのパワー！」
が、
「知らなかったか？真の忍者ってヤツは……脱ぐほど強くなるんだよ！」
回避されそのまま反撃を受ける。
「こういう役回りでゴザルよね、衣装的にも･･･」
でも、あんな格好のヤツに倒されるのは納得出来んー！と思いながら倒れる大須　風太郎であった。

ダンボールヤドカリから逃げてきたでいだらのっぽは別の男を発見する。
何故かマイクを持ったその男は、某黄色いシャツを着た八百屋の息子のガキ大将を思わせた。
つまり、歌わせたら危険と直感したのだ。
ていわいは欲求不満であった。
カラオケで気持ち良く絶叫していたら「やかましい」と店員につまみ出されたのだ。
そんな時、このイベントのことを知ったのだ。
ここなら力いっぱい歌っても文句など出ない。
あとは観客を見つけるだけだ。
しかし、その願いは通じなかった。
「すまん、G田の兄貴・・・」
そういって見上げた空には、黄色いシャツを着た八百屋の息子のガキ大将が親指を立てていた・・・。

ひわみは色々諦めの境地に居た。
元々参加する気など無かったのだ。
まともなアイテムなど持っておらず、仕方なく機材を運んできたダンボールに隠れるという消極的にもほどがある手段をとっていたのだ。
りあらりんは色々気の毒な気分になっていた。
元々、食材を探していたら巻き込まれたので、ある意味同じようなひわみの境遇には同情してたのだがダンボールの中で丸まってる姿は同情を通り越して悲しくなってくるほどだった。
見逃すのも逆にかわいそうなので、手に持った鉄鍋を構えて近づくりあらりん。
……ひわみリタイア。

たけきのこは笑顔だった。
やっとこの武器を試す機会が来たのだ。
「さぁ、新しい武器を試してみましょう」
ホッケーマスクを被りチェーンソーを起動させる。
モモは新たなお客さんを歓迎しようとした。
しかし、相手は猟奇的な雰囲気を撒き散らして迫ってくる。
「立ち退き・・・ですかっ・・・。」
そのままモモの自宅は解体されてしまった。
中身がどうなったかは、ここではコメントは差し控えておくことにします。

ジンジャーは久しぶりのたけきの藩国に来た。
「こんにちは～…あれ？留守ですか？」
その時感じ取った戦闘の空気。
「！？　たけきの藩国の危機！こうしちゃいられない。出ろーシャァイニング陽光ーーーーー！」
そうして駆けつけたところに現れたのは一糸まとわぬ姿の摂政。
昔の反射で、変態を攻撃してしまうジンジャー。
志水は仰向けに倒れたまま動かないようだ。
「あーーーー！！セーフティ外れてたあーー！
……うん、変態だから良いや」
とりあえず、そのままだと危険なので落ち葉に埋めておくことにした。

りあらりんはでいだらのっぽを発見して近づく。
「あ！　一緒にたけきの鍋、食べませんか？」
でいだらのっぽは困惑したが、りあらりんがそもそも鍋料理の開発のためここに来たことを思い出し警戒を解く。
その様子を見て鍋を取り出し、そして愕然とするりあらりん。
「うそーっ。鉄鍋が割れちゃってるーっ。これじゃ、たけきの鍋が作れないーっ。
……しょうがないので帰ります」
そう残念そうに呟き立ち去るりあらりん。
ちなみに何時割れたかというと……今も気絶したひわみが意識を取り戻したら聞いてみてください。

ジンジャーとたけきのこは対峙していた。
お互いにとって不幸だったのは、それぞれの格好だった。
片やウォードレスを着込んだ男。
片やホッケーマスクを付けチェーンソーを構えた女。
そのためお互いが誰であるか確認しないまま戦闘が始まってしまった。
振り下ろされるチェーンソー。
しかし、そこでエンジンが止まってしまう。
「えー不良品かしら…」
その隙を逃さずジンジャーがたけきのこを峰打ちで気絶させる。

でいだらのっぽは藩王が倒れるところを目撃した。
相手はウォードレスに身を包んだ男。
しかも相手は攻撃態勢のままだった。
だが逃げるわけにはいかない。
そのまま突っ込み相手の攻撃を強化フレームの眼鏡で受け流し反撃する。
「……陽光の安全性には問題はないようですね。あははは…」
そう言いながら倒れるジンジャー。
『おめでとうございます、生き残りはでいだらのっぽさん一人です』
倒れると同時に、無線機から声が響く。
『では、ゲームは終了です。
お気をつけてお帰りください』
そして切れる無線機。
「……って、回収には来ないのか？おーい」
必死に呼びかけるが返答は無い。
「……どうしろって言うんだこの状況？」
開催者であるひわみが倒れてる今、救助を呼ぼうにも何処に呼べば良いのか、そもそも自分の持った無線機に反応ない時点で何で呼べば良いのか……
勝ったのに罰ゲームにしか思えない状況に頭を抱えるでいだらのっぽであった。
結局、一足先に帰ったりあらりんの通報により回収部隊が送られることになるのはそれからしばらくしてからだった。

／＊／

「これで全員回収ですね」
「えぇ、リストによると参加者は９名でりあらりんさんは先に戻ってますから８名でＯＫです」
回収を終えた犬士たちがそう言いヘリコプターを起動させる。
だが彼は知らなかった、急遽ひわみが参加したため参加者が本当は１０人であることを。
さらに言えば、あの物体は見られたら危険と落ち葉に埋めて隠したジンジャーと、開催者であるひわみが気絶したままだというのもその１０人目の存在を忘れさせる原因となってしまった。
後日、森の奥で謎の怪物が現れたと言うことで探索隊が送られることになるのだが、それは別の話である。

／＊／

以上で、たけきのロワイヤル終了です。
とりあえず、でいだらのっぽさん優勝おめでとうございます。
なんか、ＳＳのオチがちかきのこと同じようになってしまったのは、私の発想の貧困さ故です、申し訳ない。

ゲーム全体の印象から見ると、かなり好戦的なゲームになりましたねｗ
毎回遭遇して、引き分けに終わった戦闘が一回だけというのはすごかった。
おかげで思ったよりも、ダイスを振る回数が少なくて済みましたｗ
次回はあるか分かりませんが、あったら今回のも参考にして色々調整を加えてもっと面白いものにしたいと思います。
それでは、参加してくださった方、そして、これを読んでくださった方、ありがとうございました。

[No.511] 2008/01/12(Sat) 18:34:04