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   2次試験受験報告(1) - Takeshi - 2008/03/06(Thu) 00:36:08 [No.1405]
Re: 2次試験受験報告(2) - Takeshi - 2008/03/06(Thu) 02:04:10 [No.1406]
Re: 2次試験受験報告(2) - テリー - 2008/03/24(Mon) 01:34:25 [No.1412]



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2次試験受験報告(1) (親記事) - Takeshi

だいぶ遅くなってしまいましたが、2月24日受けた英検1級2次試験の受験報告をさせて頂きます。

会場は今回も上智大学で、集合時間は12時50分でした。この日は強風のため、常磐線が大幅に遅れていて焦りましたが電車を乗り継いで、なんとか目的地までたどり着きました。到着した時には1時半近くになってしまったのですが、遅れた事情を説明したら、すぐに納得してくれて何も問題なく受験をさせてくれました。今回は4Fのエレベーターに一番近い教室でした。

教室の前で約10分ぐらい待たされた後、私の番になり、教室に案内されました。

今回少し驚いたことがあるのですが、ネイティブスピーカーである面接官は微かに日本語のアクセントのある女性の方でした。その人は見た目は完全なる日本人だったので、おそらく両親は日本人で、英語圏で育った人なのではないかと思います。日本人の面接官はBENさんような紳士な感じの男性の方でした。今回の面接官は二人とも厳しい顔つきでほとんど喋らない人でした。実のところ、なんか警察で取り調べを受けているような感じであまり気分がよくありませんでした。(前回の面接官の2人は酔っ払いのおじさんみたいな感じで、常時にこやかな雰囲気だったので、すごく楽しかったのです)

それでは、面接の内容を覚えている限りで再現してみます。もうだいぶ時間がたってしまい、どのような英語を使ったか覚えていないので日本語で簡単にまとめます。

試験官1(ネイティブ)「私の名前は試験官1です」

試験官2(日本人)「私の名前は試験官2です、はじめまして」

Takeshi 「私の名前はTakeshiです、こちらこそはじめまして」

試験官2 「それでは、あなた自身のことを少し話してください」

Takeshi 「はい、私は現在、英語学校で働いていまして、主に文法や資格試験対策などを教えております。それに実は、他にもoccupationがありまして、大学院に在籍して勉強もしています。私の専攻は言語学です。できれば将来、大学に残って研究者になりたいと思っているのですが、競争率が激しく難しそうなので、今年は大学を離れて、英語を教える方に専念しています。」

試験官2 「英語はどのような年代の人に教えているのですか?」

Takeshi 「小中高校生から大学生、社会人も教えております」

試験官2 「教えるのは大変ですか?」
Takeshi 「結構大変です。特に反抗期の小学生、中学生は大変です。なかなか言うこと聞いてくれなくて。でも、それなり楽しんではいます。」

Timekeeper 「時間です」

試験官1 「それでは机に上にあるカードをめくってスピーチのトピックを選んでください。時間は1分間あります」

Timekeeper 「1分経ちました」

試験官1 「それでは選んだトピックを教えてください」

Takeshi 「私が選んだトピックは「先進国は環境問題を解決するために十分な努力をしているか?」です」

試験官1 「それでは始めてください」


[No.1405] 2008/03/06(Thu) 00:36:08
Re: 2次試験受験報告(2) (No.1405への返信 / 1階層) - Takeshi

Takeshi 

環境問題は現在、世界中で早急に取り組まなければならない最も重要な事柄の1つです。しかし先進国が環境問題を解決するために十分な努力をしているとは思えません。私がそう思う理由は2つあります。

まず最初に、先進国、特にアメリカは環境問題を対処するために国際的に協力しようとする姿勢を示していません。アメリカは世界で最も温暖化ガスを放出する国の1つですが、二酸化炭素を規制する京都議定書に署名することを拒絶しています。そのような状況の中、先進国は中国のような発展途上国がこれ以上環境を引き起こさないように規制しようとしています。それでは先進国は偽善者だといわれても仕方がありません。環境問題を解決するためにはまず、先進国がgood role modelにならなればいけないと思います。

次に、先進国はその国民に環境問題に関する教育ができていないと思います。また、アメリカを出してしまうのですが、アメリカ国民は環境問題の意識がすごく低いと思います。私は、アメリカ人の知り合いが何人かいるのですが、彼らはみな、アメリカ人のほとんどが環境問題にほとんど関心がないといっておりました。つまり彼らのほとんどが現在起こっている環境問題に関して無知であり、環境保護のために何をしていいのかすらわからないのです。なので、先進国はその国民に対し環境問題の意識を高める努力をしなければならないと思います。

結論です。これら2つの理由で、先進国は環境問題を解決するために十分な努力をしていないと考えます。Thank you for your attention.

(スピーチは2分間で、今回はつまることなく時間いっぱいまで話し続けられたと思います。スピーチが終わった後、面接官2人が顔を合わせて頷いていました。すごくimpressedしていたように顔に見えたのでこの時点でこれはいけそうだと思いました)

面接官1 「国民に環境問題の意識を持たせる努力をすべきだといっていましたがどのようなことをすべきですか?」

Takeshi 「いろいろあると思います。まず、テレビなのコマーシャールなどを使って環境問題を訴えることもできると思いますし、チャリティーやキャンペーンなどを使って、環境問題の意識を浸透させることができると思います。

面接官2 「あなたはスピーチの中で京都議定書を挙げていましたが、アメリカを参加させるにはどうすればいいと思いますか?」

Takeshi 「正直に言ってあまり詳しいことはわからないのですが(っていうか本当は何にも知らないです)京都議定書の中で要求している基準値が高すぎるのではないかと思います。アメリカはすでに基準値をすでにはるかに上回っていると思われますし、現在の基準にアメリカが合わせるのは現実的に不可能なのだと思います。なので、基準レベルを少し緩和させれば、参加が可能なのだと思います。

(大体こんな感じでした。質疑応答はもっといろいろと話したと思うのですが、これ以上は思い出せませんでした。話している内容は知ったかぶりでかなり適当なことを言っていたのでいつボロがでるのではないかとドキドキしていました。)


[No.1406] 2008/03/06(Thu) 02:04:10
Re: 2次試験受験報告(2) (No.1406への返信 / 2階層) - テリー

素晴らしくハイブローなやり取りだったようで、さすがですね〜!ハイスコアでの合格もなるほど、と納得でした♪ 是非この調子で国連英検特A級、通訳検定、通訳案内士などなど色々と挑戦して下さいね。僕はとりあえず次回の国連英検特A級と通検2級はまたやってみようかな・・と考えています。

これからは1級ホルダー同士ですし、ご指導頂くことのほうがずっと多くなると思いますが、また宜しくお願い申し上げます〜♪


[No.1412] 2008/03/24(Mon) 01:34:25
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