「世界遺産 ラスコー展」 ×「火焔型土器のデザインと機能」展 開催記念 海部陽介×石井匠×橋本麻里 ホモ・サピエンスと芸術 〜縄文人とクロマニョン人と岡本太郎からさぐる芸術のはじまり hsa-main1 人類が芸術をはじめたのはいつからなんだろう。 なぜ、芸術は、うまれたんだろう。 現在、国立科学博物館で特別展「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」が開催されています。保全のため非公開となっているラスコー洞窟の壁画を最新技術で再現し、驚くべき彫刻品や道具類とともに、彼らの奥深い芸術世界を紹介する日本初の展覧会です。さらに、國學院大學博物館では「火焔型土器のデザインと機能」展が開催されています。新潟県出土の国宝、重文の火焔型土器を中心に、同時期の石棒や土偶などがところせましと展示されています。 hsa-main2 クロマニョン人と縄文人。 彼らは、私たちと同じホモ・サピエンス(新人)です。 ラスコーの洞窟壁画、火焔型土器を目の前にすると、彼らの表現力、創造性に驚きを隠すことはできません。岡本太郎が縄文文化を再発見し、その魅力発信を推し進めていたことは周知のとおりですが、多くの芸術家やデザイナー、クリエイティヴな現場に刺激と影響を与えているといえるでしょう。 では、なぜ、彼らは描き、形作ってきたのでしょうか。 彼らの創造物や道具、そして営みに迫ることで、芸術のはじまり、人類と芸術の関係についての考えるヒントにたくさん出会えそうです。 そこで、今回は、ラスコー展監修者で国立科学博物館の研究者で人類進化学者の海部陽介さん、國學院大學博物館学芸員の石井匠さん、そしてモデレーターに美術ライターの橋本麻里さんをお迎えし、両展から「ホモ・サピエンスと芸術」さらに「芸術のはじまり」を考えていきます。 科学の現場における研究の最前線と、芸術のはじまりという根源的問いの2つの視点を交差させて、科学と芸術をよりプリミティブな次元から掘り下げます。 さらに、本トークを通じ、芸術の原始的な部分へ眼差しを向けていただくことで、改めて芸術を根源から楽しんでいただける機会に繋がればと思います。 講演詳細 ・海部陽介さん 「クロマニョン人と芸術」 ・石井匠さん 「生きることは芸術だ! 岡本太郎の縄文と芸術」 ―休憩― ・海部さん、石井さん、橋本さん トークセッション「芸術のはじまり」 日程 2017年1月26日 (木) 時間 19:00〜21:00 料金 1,944円(税込) 定員 110名様 会場 本店 大教室 お問合せ先 青山ブックスクール 電話 03-5485-5513 メール culture@boc.bookoff.co.jp 営業時間 平日 13時〜20時 土・日・祝休み 住所 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F 青山ブックセンター本店内 アクセス情報 [No.1736] 2017/01/20(Fri) 00:41:40 |
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