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   5月27日 (日)「境界線を抱いて」 - 岸政彦、温又柔 - 2018/05/02(Wed) 02:46:26 [No.1776]



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5月27日 (日)「境界線を抱いて」 (親記事) - 岸政彦、温又柔

『はじめての沖縄』(「よりみちパン!セ」新曜社) 刊行記念
「境界線を抱いて」
岸政彦×温又柔トークイベント
日程 2018年5月27日 (日)
時間 18:00〜19:30
料金 1,350円(税込) 
定員 110名様
会場 青山ブックセンター 本店 大教室


社会学者として沖縄を研究テーマとして20年になる岸政彦さんが、この5月、『はじめての沖縄』を上梓されます。観光客として沖縄と出会ったのち、うなされるかのようにして「沖縄病」になり、自分勝手な「沖縄イメージ」を沖縄に押しつけていた20代の頃、のちに研究者として沖縄に再び通い始めた頃のことが、この本の思考の出発点となっています。目と耳と肌で、そして沖縄に暮らす人々への聞き取りから岸さんが感じる、沖縄の自由さや自治の感覚、共同体のつながりの濃さ、独特な「笑い」の感覚。私たちにとってもまた、沖縄の独自の文化や気候、慣習や規範などは、根強い憧れとしてあるでしょう。けれども、そこにはさまざまな複雑さと、軽やかに超えることのできない境界線があることに、岸さんの筆によって、わたしたちは思い至ります。であるならば、わたしたちは、「沖縄」についてどのような語り方を持つことができるのでしょうか。
そして今回、初対面となる温又柔さんは、「チューゴク語がへたで日本語はぺらぺらのタイワン人です」と書き、国と国、人と人、そして言葉と言葉の間にある境界について、独自の物語を描きながら、「わたしの言葉」を模索しつづけています。
そんな<わたし>や<わたしたち>は、親密さを感じながらも構造的に隔てられているものと、言葉を通して、どのようにして出会うことができるのでしょうか。境界線を尊重することと、境界線を越えていくこと。それを同時に達成することの困難さを抱きながらなお、新しい語りかたを思考し続けるおふたりに、じっくりとお話を交わしていただきます。

http://www.aoyamabc.jp/event/border/


[No.1776] 2018/05/02(Wed) 02:46:26
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