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No.6905へ返信

all むつきさん用スレ - むつき - 2010/04/25(Sun) 14:19:43 [No.6404]
#ページできた…! - むつき - 2010/10/03(Sun) 23:55:49 [No.7015]
#実作業用 - むつき - 2010/07/05(Mon) 00:32:04 [No.6773]
#差し換え部分1 - むつき - 2010/08/11(Wed) 13:42:06 [No.6905]
#仮ページ作成 - むつき - 2010/07/22(Thu) 22:40:21 [No.6868]
#基本設定(7/11改稿) - むつき - 2010/07/05(Mon) 00:34:43 [No.6774]
#基本設定【一時チェックOK】 - むつき - 2010/07/19(Mon) 00:00:29 [No.6854]
#全体ページ【大統領より承認】 - むつき - 2010/08/04(Wed) 08:54:52 [No.6889]
資料置場 - むつき - 2010/07/02(Fri) 14:51:56 [No.6758]
質疑用 - むつき - 2010/04/25(Sun) 14:20:05 [No.6405]
#【報告】エンジン共有化の話 - むつき - 2010/08/01(Sun) 21:42:30 [No.6884]
回答置き場 - むつき - 2010/05/05(Wed) 19:23:35 [No.6454]
【草稿】確認用、突っ込み希望 - むつき - 2010/05/01(Sat) 10:01:06 [No.6434]
【提出】PLACEまわり - むつき - 2010/05/01(Sat) 20:42:34 [No.6437]
確認しました - 城 華一郎 - 2010/05/01(Sat) 15:40:51 [No.6435]
【提出】質疑1 - むつき - 2010/04/25(Sun) 14:24:51 [No.6406]
【提出】質疑2 - むつき - 2010/05/10(Mon) 00:25:04 [No.6483]


#差し換え部分1 (No.6773 への返信) - むつき

#急がなくて良い、とのことなので、一部差し換え。

*機体仕様*  

機体は、航空産業が主体のレンジャー連邦で使われる最新大型旅客機がベースである為、胴体内スペースに余裕があり、燃料・アビオニクスの搭載量を増やせるだけではなく居住性も確保、簡易的なものではあるが、ベッドやテーブルなどのスツール、トイレなどの【生活スペース】が設置され、長い飛行に従事するパイロット達への負担軽減に考慮した。
尚、【全長は約60m】、【航続距離は、テスト飛行段階で9,000kmを越えた。】とされている。

作戦飛行中は、レーダーから強力な電磁波を発生し続ける為に、胴体に窓はほとんどなく、外壁はもちろん、操縦席のウィンドシールドや乗降ハッチはすべて【対電磁波防御シールド】を施す仕様になっており、パーツや部品に至っては、過去共和国で共通化された部品類に加え、さらに、コックピット回りの外殻や巨大な機体を支える固定翼など、パーツを共通にする事で、【後継機】や派生形として運用できるであろう【輸送機】への転用を考えた作りとなっている。
カラーリングは、ラスターチカやヴァローナとは違い、低視認性を最重視した全面【淡い灰色迷彩】が施され、控え目なブルーのラインと共に、尾翼にレンジャー連邦のイグニシアが、ワンポイントで入る事となった。


/*/

レンジャー連邦南都ドラケン家/某月某日/晴れ。

「これ、出来上がった図面なんだけど、見てくれる?あと、開発急ごうと思うんだけど…。」
「ああ、しかし、なぜ急ぐんだ?」
「まさか敵もこの復興の最中に開発するとは思ってないでしょうし、海はノーマークだと思わせておきたいんだけど…、カールはどう考える?」
「もっと機体はもう少し大きい方がいいな、生活スペースを取ってくれ。エンジンも燃料効率が良ければ充分だ。それに、作るのは…急がずとも大丈夫だぞ。」
「…そっか、分かった! じゃあ急がないー、図面は直しておくね。」
「そうしてくれ。」

かくして凍結していた長距離哨戒機の開発は動き出した。
カールが目を丸くする速度で、むつきはあれもこれも仕事の傍らに終わせ、製造段階まで準備を進めていたが、彼の「まあまて」によって一旦ブレーキをかける。
ここまで準備出来ていれば、後は折を見て製造するだけであったが、二人の住む国は戦後復興の最中、そして、先読みに長けたカールがまだいい、と言うのにゴリ押しするむつきでは無い。
彼女はあっさり返事をっすると、手直しが必要になった図面にメモを書き込み、そしてエヘーとしまりなく笑った。
カールからの返事で、直しが少なかったのが嬉しかったのである。

/*/

FEG大統領府/某月某日/晴れ。

「むつきさん、エンジンの事なんですけど、いいですか。」
「あ、はーい。どうしました?」
「実は、1つ提案がありまして、むつきさんの長距離哨戒機と、これから作るボーイング707のエンジンを共通化してはどうかと思いまして。」
「Σ(´Д`)! 」

復興に終われながら、少しずつ進めていた機体開発ののさらにその合間、むつきは図面や仕様書などの最終チェックを貰うために再び大統領府を訪れていた。
目も暗む高層建築物が良く見える廊下を歩いていた所を、自分と同じ様に開発を進めていた、無名騎士藩国の藩王に呼び止められる。
そして、そこで彼女に伝えられたのは、鴎姫に搭載されるエンジンを、他の開発機体と共通化しないか、という話だった。
その後、フロアごとエレベーターとなっているレストランで下に降りながら、むつきはメカ仲間の話に耳を傾ける。
彼の進めている輸送機と長距離哨戒機についてエンジンは、長距離移動、燃費良し、NOT戦闘タイプという部分で一致していて、彼女自身も鴎姫を輸送機として、将来的に転用する事を考えていたものだから、無名騎士藩国との技術共有は是非も無い話。
「藩王と摂政に許可貰って来ますね。」とその場で約束を取り付け、その後、大統領や国元で共有を許可され、めでたく彼女が改良したエンジンは、共和国空軍で広く活躍する事となった。

/*/


[No.6905] 2010/08/11(Wed) 13:42:06

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