お久しぶりです。結構炭鉱系の廃墟って、見ていると歴史の移り変わりが分かって勉強になります。ところで、たまたまお昼にテレビを見ていたら、羽幌炭鉱の特集をしていました。まるで地上の楽園みたいでした。収入はよかったけど、家賃をはじめ、電気・ガス・水道などは全て会社持ちでタダだったのが、なんとも言えませんでした。「お金を使うのが難しいところ。」と言われていたってのはビックリです。かつては炭鉱で働くのは危険は伴うものの、時代の最先端を行く職業だったんですね。当時のビッグスターがホールに来演していたりして、本当にその時代は光り輝いていたのだなって実感しました。
ところが、かつてあれだけ繁栄したのに、今では建物は荒れ果てて、特に消防署跡は原型を留めてなかったです。羽幌炭鉱を案内してくれた人が「国敗れて山河あり」っていうことを言ってたのがそれを象徴していたなって思います。
[No.287] 2007/05/01(Tue) 16:06:26 |