 | アメリカで5臓器移植をした彩花ちゃんが亡くなったそうです、可哀相でした。一つの臓器を移植しても拒否反応がきつくて大人でもかなり苦しいのに、あんなに小さな体で、副作用で顔がパンパンに張れても頑張らされた彩花ちゃん。まるで人体実験のようなものです。
両親はサッカーファンで現役の選手も募金集めに協力し、8千万円の募金を集めてアメリカまで手術を受けに行き手術は成功と報じられましたが、あの顔がTVに写しだされた時「苦しいやろなあ」と思いました。家族に癌患者が居て、外科病棟で世話をされた方は分ると思います。薬の副作用とか、術後の腎機能不全で顔がパンパンになって居る方を必ず見かけます。そんな時は「とてもシンドイ」と言われました。彩花ちゃんはずっとそんな状態で「お座りができた」といって両親を満足させてました。とても親孝行な赤ちゃんだと思います、きっと今頃は蓮の花の臺でお釈迦様にあやされていることでしょう。
静に見送るという事も、辛いですが大事なことです。彩花ちゃんに臓器を提供して亡くなった子どもさんも5人かもしくは一人の子供さんから1臓器以上の提供を受けたのか?いずれにしても1人以上の子供の死によってその手術は行われた事は確かな事です。 世界には、たった300円弱の予防注射が受けられずに亡くなる子供もたくさんいます。彩花ちゃんも可哀相ですがその子供達も可哀相です。命の尊厳には何処の国の子供でも変わりはありません。
スポーツのノリで募金活動をする前に、本当にそれで良いのか?考える事も大事な事ではないかと思います。
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No.2069 - 2006/05/17(Wed) 23:07:13
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