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この一年、この掲示板長いっスで駄文を読んで下さった皆様 まことにありがとうございました。 ここで2008年を振り返り、 2009年を展望してみたいみたいと存じます。
まず2008年正月ですが、大晦日のあとは7日の仕事始めにookamiの更新。 1,2月はかなり更新が多かったですね。
松尾堂に関しては、 この頃は寛子の日記ではなく、 松尾さんとの対話形式のコラムがありました。 これも軽妙で楽しかったですが、 佐藤さん本人の文章ではありませんでした。
いまや寛子の日記は佐藤さん本人が綴る文章としてとっても貴重。 店員さんの交代は当分なさそうなので、 ぜひ、末永く続けてほしいものです。
来年はブログはないものの、 松尾堂が4日に放送あり、寛子の日記も更新ありそう。 それが2009年初寛子になるでしょうね。
一昨年は1月には歌イベントがあったのですが、昨年はなかった。 その代わりといっては何ですがブログが充実してました。 今年はブログはないわけですが、 舞台「はるヲうるひと」が目玉となる新春。 いや〜、毎年めまぐるしく変わりますが、 だから当の佐藤さんにとっては良いのかも。
で、そのブログですが読み返すと、 1月の段階ではやくも書くことに疲れていたようにも見えます(汗)。 もっと上手く書かないと、と昔のMac Fanの記事を読み返してみたり。 そしてcharaさんに励まされて、 「曝していこう2008」とか書いてみたり。 揺れ揺れな感じです(笑)。
クリスタルや羊さんを顔に乗せてみたり。 りゅうりゅうの絵もupしてくださいましたっけ。 今から考えれば、グラビアを休止したため急に出来た時間を、 創作活動やブログ執筆で有効活用しようと していた、のかも?
2月、ファン仲間は佐藤さんへの誕生プレゼント選定や発送やらでヲタヲタ。 佐藤さんはドラマのロケに備えたパック顔を曝してみたり、 お近くのショッピングモールへの遠征を実況してみたり。 その旅も、途中でピザまんを食べてエネルギー補給しつつ、 結局行き着けなかったり(笑)。
ピアスの登場頻度が非常に高かったですが、 ポチも車で田舎に連れて行ってもらったり、 車好きな様子がとても凛々しい感じでした。
しかしバレンタインデーの頃には暇をもてあました様子をup。 暇をもてあましてインターネットで調べ物すると疲れると書かれてます。 脳疲労、ってやつでしょうか。 こういうときも癒しになるのはやはりピアス君。 佐藤さんの守り神のように大活躍でした。
2月19日には近くの公園で妹さんと撮影会。 多分使ってるカメラはあれなのだろう、 このあたり佐藤さんの心遣いなんだろな〜、 と勝手にジンとしてました。
後半には沢山のイラストや絵をupしてくださいましたね。 これも印象的でした。 しかしヨムヨム日記最終回を読んだあとですと、 ちょっと感じ方が変わったかも。 創作の喜びだけではなく、焦りや葛藤がかなり混じっていたはず。 でもファンの目には佐藤さんの作品、 きらきらと宝石のように映ってましたよ。
三月は劇団ショートケーキ公演。 佐藤さんがファンの前に出る機会としては 年末のカレンダー発売イベント以来。 ここではあいぴーこと嘉陽愛子さんと仲良しな写真が印象的でした。 このときも佐藤さんの出演はオークション出品のみと、 いわば助っ人的な役割でしたが、 2009年は佐藤さんもいよいよメインコンテンツのコント劇に参戦の方向。 さてさて、どんな姿を見せてくださいますやら楽しみ。
三月は出演ドラマが二本公開。 パチンコ中毒のシングルマザー(?)を演じた「コインロッカー物語」と 品川祐さん演じる極道さんの彼女役だった「てやんでいBaby」。 姐さんらしい啖呵やら、 だんなにデレデレの様子やら、 楽しませていただきました。
映画では佐藤さん、 サトエリ主演、永作博美助演の 『腑抜けども悲しみの愛を見せろ』や、 ユーロスペースで特集上映された小沼勝監督のロマンポルノ、 『さすらいの恋人 -眩暈-』なんか観てみたり。
ロマンポルノの巨匠若松孝二監督が今年一番の日本映画 『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』を撮ったり。 その若松監督に非常にお世話になった俳優さんが、 佐藤さんが『小森生活向上クラブ』で共演し、 今でも仲良くさせてもらっている佐野史郎さんだったり。 若松監督の助監督をしていたのが『リング』で名を馳せた 中田秀夫監督であったり。 ロマンポルノ侮るべからず。
年の初めの三ヶ月、様々な本を読んでおられますがやはり 一番励まされたのは山田詠美さんの本ではなかったでしょうか。 彼女のような女性になりたい、とおっしゃり、 彼女のように奔放に生きたい、とも感じておられた様子。 松尾堂にはまだいらしてませんが、 会いたいような、でもまだ会いたくないような、 そんな気持ちなのではと拝察。
う〜ん、まだ三ヶ月分なのに早くも長文。 最後まで書けるのか2008年感想。 |
No.1210 2008/12/29(Mon) 09:49:42
年の瀬も押し詰まりまして?A / fururu@管理人 |
引用 |
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4月のはじめごろは新作映画のDVDを借りてきて、 一日に何本も観る生活。 映画を観る喜びに心ふるわせる日々。 しかしそういう生活が何日も続くと流石に、 一日の終わりに強い焦りを感じる、 そんな季節でもあったのでしょうか。
この月には佐藤ポエログの代表作、 「その気持ち」がupされましたね。 後にこの詩は松尾堂で朗読することになるのですが、 その折、詩人のアーサー・ビナードさんには 「よくばりすぎ」 とアドバイスを戴きました。 まあ、長いのは佐藤流でもありますが。
手に持ったビー玉は全部持ち歩きたい、 でも歳をとって磨かれてくると、 本当に大事ないくつかを残して他を捨てる技術が身につくと言います。 私なんぞ子供のままなので未だに捨てられないですが、 今年終盤の佐藤さんには捨てる技術が見て取れるような。 ブログ卒業、というのもその一環なのかも…。
4月からはそれまでのコラムに代わって、 書店員寛子の日記がスタート。 初回のお客さんは「チーム・バチスタの栄光」の海堂尊さんと、 芥川賞作家の美人・川上未映子さん。 川上さんはトークも楽しかったですがファッションも鮮烈だったと。
佐藤さんも川上さんに倣ってホステスでもやってみては…、 でも向いてないかな(汗)。 いやしかし、あの麻生久美子さんも、 もし自分が水商売やってたらきっと売れてたはず、 とおっしゃる。 ホステスのように話題が豊富、頭の回転が速い。 これ、案外大人の条件なのかもね、 と、いつまで経っても大人になりきれない私が書いてみる(汗)。
5月、家でのDVD鑑賞には辟易としたのか、 香港旅行に行ったり、 プライベートで殺陣を習ったり。 一転、アウトドア志向に。 そして5月のブログ更新は4回ですが、 そのうち3回が5月31日。
仕事もプライベートも徐々に充実してきて、 ブログや創作活動に充てる時間も少なくなってきた様子?
DVD「ミテルだけ」発売。 髪の毛が変な方向向いてるのがツボ。
松尾堂には勝間和代さん登場。 彼女が紹介している本、私も買い求めました。 その中にジム・レーヤーら著「4つのエネルギー管理術」があって、 間食の重要性を説いています。 最近の寛子の日記の内容から、 佐藤さんもこの本を読んだのかと一瞬思いました。 でもきっと、佐藤さんは自分で編み出したのではないかな…。 いや、分かりませんが何となく。
6月、映画「インモラル〜凍える死体〜」公開。 小沢仁志さんとの、「生き残れ」いらいのつきあいが結実した仕事。 続編がありそうな作りでしたが、実現してほしいものです。
ドラマ「天王寺珠美の殺人推理2」の撮影も確かこの月だったはず。 カレンダーイベントで聞いてみたところ、 お母さん役のキムラ緑子さんのことを佐藤さん、絶賛してました。 キムラさんの素晴らしい芝居に引っ張られて、 自分も良い芝居が出来たと。
キムラ緑子さんといえば、 私の大好きな映画『花とアリス』で花のお母さん役やってたんですね。 花が連れてきたボーイフレンドと、 下着姿で鉢合わせしたときの芝居には爆笑したものでした。 そのほかにも佐藤さんが感動したという『パッチギ!』二作、 『嫌われ松子の一生』でも重要な役を演じられているキムラさん。 そんなキムラさんの娘役とは、 佐藤さん本当によい仕事に巡り会えたのだと思います。 本当の母親のように思って、演技できたのではないでしょうか。 良かったですね〜。
松尾堂では先にも述べた詩人、 アーサー・ビナードさんと覚和歌子さんの回が印象的。 この二人の前で、自分の詩を、朗読ですからね。 えらいことしたもんです。 ちなみに、覚さん監督の映画「ヤーチャイカ」も とても素晴らしかったです。 朗読の力を再認識させられました。
この回の放送について、寛子の日記では、 松尾店長から朗読の仕方、相づちの打ち方など、 日々アドバイスされていることも紹介。 頼りになる店長ですよね。 今後も末永くおつきあい頂きたいものです。
波7月号ではグラビアで一世を風靡した方らしく、 月刊シリーズについて論評。 被写体として仕事してきたの自分の経験・能力に対する自負が感じられます。 「グラビアアイドル」として連載が始まったこと、 でもそれとほぼ同じ時期にグラビアの仕事を一時休止してしまったこと、 いろいろな感情が入り混じっていたというのは考えすぎ?
そんな6月は2日,4日,16日×2, 19日, 21日×2と計7回ブログ更新。 どうなんでしょ、精神的にも充実していたのかな! |
No.1211 2008/12/29(Mon) 11:00:31
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年の瀬も押し詰まりまして?B / fururu@管理人 |
引用 |
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7月は秦組旗揚げ記念公演「Pain」の稽古が始まり ファン仲間一同ヲタヲタしてました。 私も仕事で海外に行ったりとさらにオタオタ。 しかし佐藤さんのブログは案外泰然自若、 ゆったりした感じでした。 しかし7月は3日, 4日×2, 13日×2, 14日, 21日, 26日と計8回も更新。 ただ、書きたいからではなく、更新しなければいけないから更新する、 そういう傾向が強くなっていたようにも見えます。
8月、舞台稽古も本格化し、佐藤さんにも新しい変化の始まりが…。 ブログには柿の木と毛虫が登場し始めます。 これは何かの終わりと、 新しい何かへの移り変わりのシグナルだったのでしょうか。
ドラマ「打撃天使ルリ」にゲスト出演。 決して出番は多くないものの、 確かな演技力を見せます。 3月のドラマに比べても、確実な進歩が見て取れました。
舞台「Pain」、難しい役だったかも知れません。 舞台をホームグランドに長く活動してきた役者さん達の中で、 為になることも多かったはず。 しかし秦さんとつきあいの長い役者さんが 多数出演され、皆さん個性的でパワフルな芝居を展開するなかで、 佐藤寛子さんの持ち味が引き出されているとは必ずしも言えなかった ようにも見えました。
とはいえ、秦さんのブログに書かれた佐藤さんの後説、 あれには感激しました。 急なリクエストにも、エンターテナーとしてしっかり対応できるだけの、 彼女の成長の跡が、クッキリと刻まれたような気がして。
この舞台では佐藤さん自身、自分の役の仕上がりに 必ずしも満足できなかった様子もあったような。 同時に今までにないほど、 確かな、女優としての自信・自負が感じ取れたように思います。
自分の道は、現場で、自分で切り開いてゆくという、 役作りのスタイルも確立したようでした。 そしてそのやり方のメリットもデメリットもわかった上で、 自分の信念を事務所の社長にもちゃんと主張していたのです。
立派ですね。 敬服せざるを得ません。
松尾堂の寛子の日記、 この頃には佐藤さんが自分の小ネタが織り交ぜ、 寛子色の強い文章を綴るようになってきています。 松尾堂という番組と彼女との絆が強まった感じ。
このように一見順調そうに見えて、 波9月号ではこの時期、鬱モードに入っていたことを記されてます。 設定した目標が高ければ高いほど、 自分の現状を悲観して鬱になることもありますよね。 正直、環境も大きく変わって、 悩むことも多かったのかも知れません。 でもそれも決して無駄にはなっていないハズ。 悩んだだけ、しっかり成長したように見えます。
あの舞台の佐藤さんからは、 人であって人でないような、 何か得体の知れないような魔力が、 陽炎のように立ちのぼっているようにも感じられました。 それこそ、彼女をずっと見ているからこそわかる、 彼女の才能の芽生えなんだと、 私は思っています。
8月は11日に柿の木と毛虫が登場した後、 13日、17日、25日と、 芝居稽古で苦闘する様を彼女らしく表現。 8月のこの4本は、 書きたいという気持ちがわき上がって書いた文章のような気がします。 とても刺激的な4本でした。
9月。ブログの更新なし。 ただ、寛子の日記から元気そうな姿を伺うのみ。 一休みの一ヶ月、だったんでしょうかね??
波10月号では、夫婦、母娘、食と、 この一年の佐藤さんを通奏するモチーフが再び登場。 このときご家族に「トマトと牛肉の水餃子」 を振る舞われたエピソードが。
平田さんに料理を振る舞うように、 ご家族にも手によりをかけた料理を振る舞われたのでしょうか。 きっとおいしかったんでしょうね。
今年の佐藤さんのテーマにもう一つ加えるとしたら、 それは家族という言葉ではないでしょうか。 「Pain」と「天王寺珠美の〜」の二本、 このテーマも家族でしたけれど。 あくまで私見ですが。
私たちファンも、 できるならば彼女にとって家族のような存在でありたい。 少なくとも私はそんな気持ちで彼女を応援したいと、 今まで以上に、自分に対して願う次第です。 |
No.1212 2008/12/29(Mon) 12:50:46
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年の瀬も押し詰まりまして?C / fururu@管理人 |
引用 |
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2008年も最後の3ヶ月。 この期間には、 ファンにとっては楽しいことと残念なこと両方ありましたね。
楽しい事嬉しいことは、 10月の「天王寺珠美の〜」の放送、 11月の、劇団ショートケーキ参加(日記の朗読) 新年舞台「はるヲうるひと」出演決定、 映画「小森生活向上クラブ」公開、 12月の2009年カレンダー発売イベント。
そしてファンとしてちょっと残念だったことは、 10月のブログ卒業、 12月の「波」連載終了ですね。
「天王寺珠美の〜」での佐藤さん、 勿論主役ではなく出番は限られていたものの、 健気な社長令嬢をしっかり演じておられました。 『櫻の園』で共演した小西美帆さんや、 『富豪刑事』で共演した升毅さん、 そして佐藤さんの大好きなキムラ緑子さんに囲まれて、 存分に力を発揮されました
佐藤さんが自分の望んだ仕事場で、 彼女を愛する、そして彼女が愛する、 本物の家族に囲まれ、 慈しみあっているかのように私には感じられました。 これはきっと、彼女が望んでやまない姿。 本当は芝居なのだけれど、思わず涙腺が緩んでしまいました。
劇団ショートケーキ公演(第四回)も、 第一回、第二回のグダグダ加減から比べると 見違えるようにやる気に満ちた舞台になってました。 ただ、それは昼の部の印象で、 夜の部は再びグダグダになったようですが。 しかし佐藤さんがもしメンバーの中に入れば、 きっと昼も夜も緊張感のある舞台になることでしょう。 サムライジャパンにおけるイチローのように、 背中で引っ張ってゆく存在になることを期待してしまいます。
『小森生活向上クラブ』では佐藤さん台詞が無く、 アクションだけの演技。 でも佐藤さん演じる北川先生の感情は良く伝わってきました。 彼女、台詞なしの演技には定評ありますからね。 そして共演した佐野史郎さんには飲みに連れて行ってもらったり、 写真展に招待してもらったりと、 良い関係を築けている様子。 良き友人、偉大な先輩として、 今後も末永くおつきあいできると良いですよね。
カレンダー発売イベントでの佐藤さんは、 今思えば、久々のグラビア仕事に喜びも感じていたはず。 それなのに私は、ひたすら芝居仕事の共演者の話題ばかりで、 ちと反省ですね。
とにかく、佐藤さんがやりがいを感じ、楽しく思える仕事に、 自分の能力を最大限に発揮して携わってゆけるなら、 こんなに幸せなことはないと思います。
ブログの卒業はちょっと残念でした。 しかし、今年最初のブログの位置づけ、 つまり暇な時間を充填する作業だとするなら、 そこからの卒業は喜ばしいと言えるかも知れません。
今までのようには書いてゆけない、 それでは満足できないから。 もっと別の書き方をしたいけれど、 今はまだそこまでの力はない。 ということなのでしょうね。
本当に自分が内面から充実して、 満足のゆくコミュニケーションが出来るようになれたら、 その時はまた再開したいということだったと思います。
佐藤さんは本来、 何がやりたくないかではなく、 何がやりたいという主張をはっきり表明できる方です。 最後のブログ、残念なことに何がやりたいかと 読者にはっきり伝わる書き方にはなっていませんでしたが、 グラビアを一休みしたのと同じケースなのかもしれません。 少しでも早い復帰を願う次第です。
ところで、そんな佐藤さんの希望を周囲が認めてくれるとは、 佐藤さんは恵まれていると思います。 でも、それは佐藤さん自身が、 周囲の人が応援したくなる人間だからなんですよね。
「波」の連載も、貴重な紙面を割いていただいて、 とても光栄なことだったと思います。 担当編集者の楠瀬さんには本当にお世話になりましたよね。 きっと今後も応援してくださるでしょう。 またどこか別の場所で、一緒に仕事が出来ると良いですね!
さて、最後に来年の佐藤さんですが…。 今年は女優として、大きな成長を見せた佐藤さん。 今後もますます、多くの経験を積んで、 技量を磨いてゆかれることと思います。
何よりも嬉しいのは、 本人が無意識の間に、 女優としてのオーラを纏いつつあること。 一方でカレンダー発売イベントでは、 そんな近づきがたいオーラは影を潜め、 昔ながらの素朴で義理堅い女の子だったということです。
来年はますます、女として、女優としての雰囲気を 増してゆかれることでしょう。 サナギは裂けて、蝶の美しい翼の一端が見え始めています。 その翼を大きく広げ、 華やかに飛び立ってゆく日も近い。 来年は、その瞬間を目にするのではないか。 そんな気がしています。 |
No.1213 2008/12/29(Mon) 13:56:32
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