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グラビアアイドルのヨムヨム生活#15。
今回は新潮社が出している若者向け文芸誌 yomyom vol.8について紙面の大部分がさかれてます。 この号の特集は「犬と猫と文学と」ということで、 作家が犬や猫に対する思いの丈を語ってます。
私も犬猫好きなので立ち読みはしてたわけですが、 佐藤さんが取り上げたのならと買ってしまいました…。
佐藤さんがポチとピアスについて語った最初の三つのパラグラフ。 心に沁みました。 高橋留美子さんの「めぞん一刻」に出てくる惣一郎という犬は、 ヒロインの最愛の人間の思い出と深く繋がっていて、 物語において極めて重要な役割を果たしていました。 ポチとピアスも、同じく重要な役を担っているようです。
私には人の思い出と繋がったペットはいないのですが、 忘れられないのは私が最後に飼った猫でしょうか。 野良出身のため愛情表現の仕方が下手で警戒心が強く、 殆どの人間には体に触れさせもしない。
でも義理堅い猫で、 飼い主と認めた人間には我慢強く接してくれました。 冬の夜、縄張りのパトロールから帰ってきた彼が 布団の中に潜り込んでくると、 冬の冷たい空気でふくれた体から、 草いきれの良い匂いがしたものです。
「猫好きはどんな猫でもかわいがるけれど、 犬好きは自分の犬しかかわいがらない」 なるほどね〜。
そういえば、猫好きな奥さんが夫婦喧嘩したとき、 「犬好きは支配欲が強いから嫌だ」と 犬好きな旦那さんをののしっていたような記憶が。 犬派と猫派の戦い、今日もあちこちの飲み屋で展開されていそう。
犬を飼っていると散歩に出た先で他の犬と飼い主に会いますから、 自然と仲間意識が出てくるんでしょうかね。 仲間以外とつきあうのは裏切り、みたいな。 猫は基本的に誰の仲間でもないって感じだから どの猫にも手を出しやすいのかも。
オカマイさんのインタビューも読みましたよ。 今でも、彼女と一緒の仕事は細々ながら続けておられる佐藤さん。 楽しい仕事仲間、貴重ですね。 |
No.1175 2008/10/28(Tue) 23:40:21
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