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寛子の日記#51&ニャー・トピックス#12 / fururu@管理人 引用
待ちに待った更新キター!

まずは寛子の日記。
ホホウ、やっぱりベティの朗読は好評だったのか、
ご本人もちょっぴり自信ありげな風情。

小学校時代の、
まだ女性ホルモンの分泌量が少なかった時代には、
体型もヒロスエみたいだったんですね。
だから髪型をヒロスエ風のショートにすると結構はまっていらしいすね。

中学校以来ぽっちゃりになって髪を伸ばし始めたそう。
そうね、いまはまたスレンダーになってきたので、
再度ショートにするのもよろしいのでは、夏でもあるし。
でも、肝心のヒロスエさんが今はロングよね。

学校の机とかに漫画のキャラクターを描いていたという佐藤さん。
今でも描けるけど、自分の描く絵の作風とは違うとな。
まねては見たけれど、血肉にはなってないということなんですかね?

落書きは私も良くしましたね、中高の国語の教科書など、
落書きだらけじゃなかったかな。
ただ、抽象画っぽい落書きだったのよね。
高校の時に描いた油絵は、自分の机の落書きをモチーフに。
空に浮かぶ落書きでした。

後は、よしもとばななさんの小説を原稿用紙に「写経」されたことも。
そういえば他の場所でもそういう話していましたよね、
松尾堂で、じゃなかったっけ?

来週はジャズピアニストの山下洋輔さん、
伝承料理研究家の奥村彪生(あやお)さんがゲストで、
真夏の麺特集。
私、そうめん冷や麦が大好きですが、
勿論おそばも大好きですよ。
福島はおそばもおいしいんですよね。

それにしても、今月は明後日の放送の後、
2週連続で松尾堂お休みなんですね(T_T)
いと寂しや…。

そして、遂に来ましたね、ニャー・トピックス#12。
ライターさんが夏バテで入院しちゃったかと思いましたよ。
幸いに来週以降松尾堂も休み、
ウナギで精をつけて、ぼちぼち更新続けて下さいませ。
ニャー先生、カワハギが好物ですが、ウナギはどうなんでしょうね?

などと思って読んでみると、
うとうとと眠っている間に、
猫ダンスで一月もタイムトリップしてしまったとな?
そりゃ、しょうがないよね。

原稿が進む特殊なキーボードとか、
どこかのポケットから出してもらうのはどう、
ってそれはネコ違いか(汗)。

外ではスイッチョンスイッチョンと、
ウマオイが鳴き始めました。
良い季節ですね。
ではでは。

No.1404 2009/08/07(Fri) 22:51:37


東京と埼玉の全域に大雨洪水警報 / fururu@管理人 引用
1時間に80ミリもの大雨が降る可能性有りだって。
渋谷のスクランブル交差点とか、水没しそう。

佐藤さんどうしてるのか分かりませんが、
もし仕事などで外出している場合にはお気をつけて!
ココを見て下さってる皆さんもお気をつけて!

因みに明日、明後日と仕事で埼玉です。

No.1403 2009/08/07(Fri) 19:27:08


昨日は神宮外苑花火大会か… / fururu@管理人 引用
佐藤さんも見に行ったのかな?

舞台「ひみつのアッコちゃん」といえばコンパクトを使った変身。
この「変身」というのが、「成長」とは違って、
今回の舞台でじんのさんが強調したかったことみたい。

仮面ライダーが何故、仮面をかぶっているかというと、
変身によって超常の力を得た代わりに、
顔に血管が浮き出るなどして、
直視できない状況になっているからだそう。

つまり変身というのは、
自分の意志にかかわらず翻弄され、
もしかしたら元にはもう戻れないかもしれないという、
苦悩や哀しさ、暗さがつきまとう言葉。
そこが、明るく開けた感じの「成長」とは違うのだと。

この話を聞いて連想したのは
カフカの「変身」、中原淳の「山月記」、
映画ではジョン・ランディス監督の映画「狼男アメリカン」etc。
いずれも変身した後は人から忌み嫌われる。

とはいえ、今回の「ひみつのアッコちゃん」の主人公岩城しずくが
変身するのは忌み嫌われるものではなく、
誰もが立派な職業だと認識する憧れの映画監督。
この明るさから、一人の女性の成長物語と取られがち。

映画監督になることはしずくの夢だったのだから、
5人のアッコちゃん候補の中から4人を落とすことは、
夢のステージの入り口を開くこと。
しかし、いざいとおしい4人を切り捨てて、
そのステージに立ってみれば、
喜びだけではなく、辛さも感じると、
落選者への手紙の中で、しずくは告白します。

西川美和監督は、
自分にとって映画とは、
結婚した伴侶みたいなものだと。
結婚する前は、すごく魅力的に見えていたけれど、
結婚してみれば、悪いところも見えてくる。
「もう別れてやる!」といつも思っているが、
だけれども良いところもいっぱいあるのであって…。

そういうきれい事ではない職業としての映画監督を、
描きたかったのかもしれませんね、
岩城しずくが活躍する、
「ひみつのアッコちゃん」第6場では。

その狙いは分かったとしても、
それを観客に強く印象づけるような作りになっていたかどうか?
しずくの物語や、
アッコちゃんが泣く、という12番目の脚本にしても、
多感な少女の成長物語という受け取られ方をされている。

正直、愛おしく大事に思うものを8割まで捨てなければいけないのは、
辛いことではあるでしょう。
このあたりには、脚本の大部分を切らなくてはならなかったじんのさんの姿がダブったりもしますが。
ただ、おそらくじんのさんもそうですが、
物作りをするものにとって自分が生み出したものの多くが
日の目を見ないという事態は普通のこと。
研究者だって、苦労して取ったデータの多くが、
論文という形にはならず。
泣く泣くお蔵入りってのは、
確かに悲しいですけれど、当たり前のことで、
それが物語の主題になるほどの大事とはとらえてないですからね。

いずれにせよ、アッコちゃんは小学生の少女で、
劇中で企画されているアッコちゃんはファミリー映画。
そんな題材の中で、「変身」という言葉のダークサイドを強調するのは
かなり困難なことだったでしょう。

大人のアッコちゃんを描こうとした第6場に関しては、
正直当惑している観客の声も散見されます。
また、第6場での、最後の朗読の場面を
感動的な内容として賞賛している声も多い。
観客が求めているのは変身のダークサイドではなくて、
感動の涙。

その中で、いかにしてダークサイドのかけらを差し込んで
大人のエンターテイメントの味を付け加えてゆけるのか。
難しい仕事だったでしょう。
裏切りや、愛憎が、どうも仕込まれているみたいなのですが、
時間の制約もあって、
その部分は大幅カットになってしまったのかどうか。
もし再演があるのなら、このあたり再度注目して、
見てみたいところです。

No.1402 2009/08/07(Fri) 08:05:27


長文を書き殴ってはいるが / fururu@管理人 引用
そのうちまとめて、
イベントレポにでもしようと思っておる次第なんです。

今日は結構暑いですね。
佐藤さん宛に、涼しげな残暑見舞いはがきでも出してみるかな−。
もちろん、事務所宛ですよ、本人に届くかどうかは運次第。

とりあえず、ここを見て下さっている皆様、
残暑お見舞い申し上げますm(_ _)m。

No.1401 2009/08/06(Thu) 20:50:30


憧れってどういうもの / fururu@管理人 引用
あこがれの対象、というのは、
例えば私の場合偉大な科学者だったり、
偉大な剣道家だったりするわけですが。

その考え方や、剣さばき。
気づかない間にまねてしまいます。
てゆうか、まねたい、そして自分を変えたいと思ってしまう。
いや、思う前に、自然と模倣している感じかな。

憧れっていうのは、
自分を磨く燃料みたいなもんだと思うんですよ。
佐藤寛子さんの憧れの女優さんて、
どうなんでしょうね。

好きな女優さんは沢山いますよきっと。
麻生久美子さん、永作博美さん、夏目雅子さん、尾野真千子さん、
外国人ならエマニュエル・ベアールとか。

しかし本当に、憧れる存在というのは、
例えばナウシカとか、鬼龍院松江とか?
そんな感じじゃないですかね。
彼女の演技を観てると、そんな気がするんですよね。

いや、私など知らないのは当然で、
佐藤さんもまた、
ご自身で意識することなく、
様々な模倣を体が行ってる、
そういうもんじゃないのかなあ〜
いや、あくまで軽くそう思ってるだけですけどね。

先日の松尾堂で、
佐藤さんが仰ってました。
松尾さんの、
何かを始めるにはまずマネだ、
マネしかないんだという言葉に応えて。

自分には何もない(I hold nothing)。
そう思っていたけれど、
それは、マネをしていなかったからかもしれないと。

そういえば、「アッコちゃん」の稽古場で
みんなと熱く語ったりしたんでしたっけ。
自分を役を近づけることと、役を自分に近づけること、
について。
その、役を近づけるべき「自分」てものを、
しっかり掴んだ感触というのが、
彼女の場合、今のところ持てていないということですかね??
なんだかいぶきのセリフみたいですが(笑)。
これは長い悩みなんですよねきっと。

佐藤寛子さんが余興でモノマネする姿など、
ちょっと想像できないですが。
モノマネに興味がないってのは、
女優にむいてない面なのかもしれません。

でも、麻生久美子さんもさんざん、
自分は女優に向いてないていって悩んだようですよ。
先日珍しく、あるバラエティ番組に登場した麻生さん、
他の出演者がモノマネをする場面で、
「持ち歌」である「しゃくなげの唄」を歌いましたよ。

---
しゃくなげの花を下さい♪
五本の束で下さい♪♪

そんなものありゃしねえ(怒)
おととい来やがれ!

そうですか〜(T_T)
---

時効警察で演じた三日月が歌ったもので、
とぼけた内容ですが。
そういえば、麻生久美子さんも、モノマネする姿が想像できない感じ。
でも、大丈夫なんですよ。
自分が行った後に、道が出来るってこともあるんですよ。

佐藤さんも持ち歌はあるわけですが、いずれも結構真面目系。
それに加えて、こういうとぼけた持ちネタがそのうち出来ると良いですな。
酒の場も盛り上がるし(笑)。

No.1400 2009/08/06(Thu) 08:18:10


リアルって(徒然なるままに) / fururu@管理人 引用
剣道を囓っている私ですが、
リアルな剣道漫画とか、
剣道作品とか、
殆ど無いですよね。

剣道経験者にも高く評価されている剣道漫画として
「六三四の剣」がありますが、
この作品にしてもかなりのデフォルメが施されてます。
それでも評価が高いのは、
剣道に打ち込む者が持つであろう心情を、
緻密に描いているが故でしょう。

デフォルメによるドラマ性と、
現場にいる者が持つリアリティ、
これがバランスを保って初めて、
門外漢にもリアリティを持って受け入れられるのだと思います。

もちろん、そのバランス感覚は人によって違うのであって、
例えば映画「蛇にピアス」で起こる出来事は、
決して身近なことではないし、
実際にリアルな描写であるかどうかなど確かめようがない。

それでも、生きていることの現実感の喪失という、
普段は隠れている現代のテーマを炙り出すために、
極端な条件を設定するのは有りだと思う。
結局、観客の共感を引き出すことが出来れば、
それはリアルと言えるのではないか。

長々と前置きを書いたのは、
舞台「ひみつのアッコちゃん」の前半部分、
つまりアッコちゃん候補の親を集めたオーディションで、
私はなぜリアリティ共感を持てなかったのか考えるため。

まず第一に、私は人の親ではない。
実際に人を選ぶという責任を負ったこともない。
いわゆる業界人でもない。

剣道未経験で「六三四の剣」を読んでるようなものだ。
でも「蛇にピアス」は楽しめたし、
医者でも農村出身でもないのに「ディア・ドクター」は楽しめた。
畑違いであることが本質ではあるまい。

作品で行われたオーディションは、
相手のあらを探すような好戦的なものではなく、
極めて建設的というか、友好的というか。
情報は多かったけれど、あるある的な人々という印象。

結論から言うと、
選ぶ側にも、
選ばれる側(つまり親)にも、
自分の居場所を見つけられなかったんですね。

そういう自分て、
この前半を観て感動したという多くの人たちと比べて、
何か人間として欠けているんじゃないかと不安になったりしてね。

じんのさんは言いました、
観客は離乳食あるいはとんかつ定食のような作品に慣れているのだと。
しかし自分は、精進料理のような作品、
本物の作品を見せたいのだと。

情報がぎっしり詰まった密度の濃い作品、
ドラマ性やデフォルメといった油やソースは抑えられている。
じんのさん曰く、これがリアルなのだと。

精進料理を味わうには、準備が足りないということなのか(汗)
「六三四の剣」や「蛇にピアス」も、
はたまた「ディア・ドクター」も、
とんかつ定食だったというのか。

精神の肥満、気にしないといけないかもしれないけれど、
今ひとつ腑に落ちない部分も残る。
まずは、リアル精進料理というものを味わってみないとイカンのかも。

No.1399 2009/08/05(Wed) 22:47:51


アウェイ・コメディ / fururu@管理人 引用
つづき

やはり西川美和さんが仰っていたのですが、
コメディは難しい。
自分を知っていて、自分を好いてくれる人を笑わせるならともかく、
自分を知らない人ばかりの、いわばアウェイの状況で、
人を笑わせるのはとても難しいと。
特に、日本人は笑いに厳しいですしね〜。

お笑い芸人の皆さん、
そういう文化の中で、
ものすごく鍛えられていますよね。
自分の見せたくないところを切り売りし、
しかも基本アウェイで何本もステージに立っている。
アウェイでも客の心、スタッフの心を掴むコミュニケーション術を
自然に身につけているのかもしれません。

畑違いの映画やドラマでも重用されるのは、
単にバラエティ番組で名前が知られているからだけも、
コントなどで小芝居の訓練が出来ているからだけでもないでしょう。
アウェイで自分を捨てられ、周囲をちゃんと見る訓練が出来ているという点も、
大きいのではないでしょうか。

佐藤さん、
様々な劇団を渡り歩くように武者修行中です。
基本、常にアウェイ。
そこできっちり周囲とコミュニケーションを取り、
結果を出していることには頭が下がります。
やり方は間違っていないと思います。

そういえば、perfumeさんらと一緒に立った、
歌のライブでも常にアウェイで、
その中できっちり仕事をしてきた佐藤さんでした。

脱線になりますが、
perfumeは売れるまで、
数限りなくアウェイのステージに立って鍛えられたわけです。

そんな中で、彼女らが成功できたのは
勿論才能も大きいですが、
堅い信頼の絆で結ばれた仲間がいたということも大きいでしょう。
彼女らの際だった特徴として、本当に三人の仲が良いことがあります。

いわば、
アウェイの場所でも常に、
両隣にホームがあったようなものです。
ポータブルホーム、半分アウェイ状況。
逆境でもリラックスして実力を磨いてゆけた所以ではないかなと。

閑話休題。
「ひみつのアッコちゃん」の舞台で、
佐藤さんは演技の面で「完全アウェイ」にトライしたようです。
当初の岩城しずく役は、実際に上演されたときのイメージよりも、
もっと周囲を振り回すような、
はちゃめちゃなキャラクターだったとのこと。
彼女の普段のキャラとは違う、人格的アウェイに挑んだんですね。

ただ、実際に上演されたときには、
彼女がチャレンジしようと望んだイメージとは随分変わっていました。
第6場で、「全員同列なんです!」という前後の雰囲気が、
その本来のイメージを保持していたかもしれません。

カメっぽい佐藤さんですから、
すぐにアウェイキャラに順応できるはずもありません。
じっくり順応する時間があれば良かったのですが、
稽古期間が2週間しかなかったこともあり、
より彼女自身に近いキャラに変更された模様です。
半分アウェイキャラ。

しかし、舞台という、じっくり演技に取り組めるはずの場所で、
新しい自分を切り開けるのではないかと期待していた彼女。
随分ショックを受け、落ち込んだことは想像に難くありません。
「寛子の日記」で彼女が書いた、
「ポニョ」を観て癒された晩というのは、
きっとそんな日のことなのでしょう。

しかし流石プロですよ、
気持ちを素早く切り替え、
しっかりとじんのさんとコミュニケーションを取って、
舞台になじんだ岩城しずくを作り上げたと思います。
千秋楽の晴れ晴れとした表情、すごく良かったです。

カメらしくていいじゃないですか。
一歩ずつではない、
半歩ずつしか踏み出せない性質ですからしょうがない。
同様の事態は今後も数限りなく起こってくると思います。
キツイと思います。
それでも、一度かじりついたら離さない、
スッポン気質、これが彼女の凄いところなんですよね。

だから、ゆっくりでもいつか、
アウェイでも素早く環境に溶け込み、
見せたくない自分の一面にも愛情を持ってさらけ出して、
観る人の感情を解放するような芸当も、
きっとできるようになれるはず。
ゆっくりと進歩してゆくはずです。
その日はきっと来ますよ!

まだ続くかも

No.1398 2009/08/05(Wed) 08:15:41


涼しい夏、ですか? / fururu@管理人 引用
東北は涼しいですね。
毎日曇りだし。

私が、佐藤寛子さんに演じて欲しい役、って何だろうと考えてみた。
基本的には、彼女がやって充実感を感じる役なら何でも良いわけですが、
ならどんな役がいいのかなと。

彼女の悪いところ、というのも出た役、
つまり、人間として丁寧にキャラクター描写された役、
こういうのがあったらいいかな…。

昔佐藤さんが、読んで救われたと感じた小説があったと思うんですが、
それって隠しておきたいもの、
あるいは自分でも認識しきれないもやもやを、
はっきりとした形に描き出していたはず。

西川美和監督が言っていたんですが、
完全に良い人も、完全に悪い人もいない。
自分がよいと思える自分と、受け入れられない自分との間で、
揺れ動いていて、
時に自分の暗黒面に戦慄したり、見ないようにしながら生きている。
西川監督の場合は、それをジッと凝視して、
うまいこと映画にしちゃったりするわけですが。

最近の映画「ディア・ドクター」で鶴瓶さんが演じた伊野医師。
本来詐欺師であり、悪人のハズですが
身を粉にして医療に従事し、村人からは神のように崇められている、
「ニセモノ」である自分に悩み、さっさと楽になりたいという衝動と、
それでも流されるままに、毎日、その時その時を全力で生きてしまう姿。
これって西川監督自身が投影されているだけあって
リアルですよね。
個人的には、伊野父子関係も、「やめて〜(汗)」って感じでした。
この作品では誰もが何かを偽っていて、とても心地よかったというかね。
西川監督の言葉を借りれば、「見ていて居場所のある映画」でした。

麻生久美子さんが、「リング0」で演じた役も、
基本的に良い子なんだけれども、
嫉妬のあまり恋敵(貞子)を陥れてしまい、
そんな自分に恐怖する女の子でした。
最後は貞子に殺されちゃうんですけどね。

麻生久美子さん、20代では多くの脇役をこなしましたが、
劇中での死亡率がとても高かった。
要するに不幸になる役が多かったのですが、
最近の「おと・なり」では初めて、
ラブストーリーで幸福がこぼれ落ちてくるような役を演じられ、
こういう役を演じることが出来るようになったのかと、
妙に感激したものでした。

佐藤さんが「死」を演じた役、
「Portrait」の船の中のショットと、
最近仮面ライダーディケイドでありました、姉さん役。
しかし、後者はやや、薄い死に方だった印象(失礼)。
佐藤寛子全身全霊の死に様、見てみるのも格別かも(汗)。

「花とアリス」で蒼井優さんが演じたアリス。
頑張り屋さんで聡明、友達思い。
しかし親友が恋する男の子を、
ほんのちょっとの悪意もあって(?)
奪い取ろうとする。いや、ちょっと本気で好きになる。
でも、最後は親友のために身を引く、その自分の抑え方がじつにらしい。
これがあっての、ラストのバレェシーンの爆発的美しさだったかと。
これはちょっと好感度高すぎの役かもしれませんが。

同じ岩井俊二監督の作品で、極端な例かもしれませんが、
「リリィ・シュシュのすべて」で忍成さんが演じた星野修介。
残忍な衝動に支配されながら、そんな自分に戦慄しながら生きている。
田んぼの中で音もなく叫ぶ姿が印象的でした。

二面性という言葉で表現することが多いけれど、
その比率がね、9対1か8対2ぐらいの、
しかしその1か2がすごくリアルって感じの、そんな役。

続く

No.1397 2009/08/04(Tue) 09:00:12


都紀絵さんのブログ / ロコモコ 引用
「都紀絵のダラダラげっ紀」で、蕎麦の話で寛子ちゃん登場してますね。
ま、「久美ちゃんか寛子ちゃん」ですが・・・
しかも「寛子ちゃんちゃん」って、都紀絵さん・・・

フライデーの袋とじとか、眠れない夜の話とか、結構寛子ちゃんの話題が出てましたねぇ。色々お話できたんでしょうね。

No.1395 2009/08/02(Sun) 02:50:57

Re: 都紀絵さんのブログ / fururu@管理人 引用
恵恋ちゃんと友達のようなママ歌織を演じた都紀絵さん、
腰の低いでも面白い方ですね。

カルキン君の話が出たときに「はい?」と
怪訝そうに発する芝居が面白かったです。
千秋楽にちょっとだけお話しさせていただいたんですが、
快く握手にも応じていただきました。

鴻上さんも書いておられましたが、
キャストの皆さん大人で親切で、
観客としてはありがたい舞台でしたよね。
きっと佐藤さんもやりやすかったのではと拝察してます。

No.1396 2009/08/02(Sun) 09:35:06


最近身にしみることなんだが / fururu@管理人 引用
期待させてそれを裏切るのは罪ということですな。

だから、期待を裏切らないように必死で頑張れと、
少年漫画などで日本人は洗脳されています。
ただ現実的に言って、普通、それだと息切れしますよ。
正直、賢くない。
なぜなら、期待する側と、期待に応える側、
必要とするコストが違いすぎますから。

テクニックとして、
相手に諦めさせるように仕向けるというのも、
案外大事なことよね。
彼(彼女)に期待し過ぎちゃいかんと、相手に思わせるんですな。

このあたり、フィットワンという事務所は実にいい感じ。
時間通りにイベントを始めるとか、
事務所宛のメールの内容にちゃんと応えてもらうとか、
正直、期待してないですもん、これは批判じゃなくて。

大人な事務所だといえます。
繰り返しますが、これは決してけなしてるんじゃなくて、
やるな、と一目置いているわけですよ。
だって、思いもかけず要望に応えてもらったりすると、
無茶苦茶好印象ですから。

その中で、佐藤寛子さんもね、徐々に見習ってほしいんですよ。
生真面目な清純派アイドル、というイメージのおかげで、
必要以上に自分を追い詰めて生きにくくしてしまうことが多かった印象。
でも、徐々にそこから脱していますよ。

もう、いいんじゃないでしょうか、
ブログの再開とか、冊子の作成とかは。
未だに期待しておられる向きもあるようですが、
彼女は一皮むけつつあるんですよ、きっと。

思うんですよね、ここはふあ〜っと、いい加減に流すべきなんだと。
変に期待してもしょうがないか、と思わせること、
そう思われることを敢えて受け入れること、
人生では大切です。
心からそう思います。

そういうわけで、ニャー・トピックスのライターさんも、
結構いい感じできてますよね。
三回分いっぺんの更新とか、
驚くような新展開とか、
変に期待してもしょうがない、と思わせる方向に、徐々にきてます。
願わくば、もっと積極的に、期待させないテクニックを駆使して欲しい。

NHKという環境が、必要以上に彼(彼女)を追い詰めてはいないか
ふと心配になったりしますが、
変わるべきなのは彼(彼女)ではなくNHKの方でしょうね。
そして、そんな大人になったNHKを評価できる日本人になったとき、
世界はもっと面白くなる、そんな気がします。

譲れない部分がある、それもかっこいいんでしょうけれど。
でも、本当に、そんな部分て実在するんでしょうか
それは自己顕示欲の固まりなのかもしれないですよね。
常に作り、壊し、作り直してゆく。
それが生き物の本質なのですから。

No.1394 2009/07/30(Thu) 21:34:06

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