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今日、昼の部と夜の部見させていただきました。
初日と一番の違いは、 ラストの盛り上がり具合がパワーアップしているということでしょうか。 佐藤寛子さん、ラストでは感情が本当に高ぶっているようで、 カーテンコールでは目にうっすら涙が。 初日も良い出来でしたけれども、 舞台を重ねていっそう、 たえの感情を自分のものにされているように思います。
物語の流れがわかっているので、 今日は思い切り意地悪な視線で 重箱の隅をつつきつつ鑑賞させていただきました。
たえは気丈な娘さんですが、 正義感が強く、父思い。 それだけに、感情を高ぶらせるシーンが何回かあります。 怒りだったり、悔しさだったり、悲しさだったり、喜びだったり。 そこで、ツーっと涙を流す芝居、 これができると、観客も釣られて感情を高ぶらせます。 これが、癒し効果になるんですな。 もっと、癒せるはずです。
ただ、舞台で泣くとメイクが崩れるので、 自重しているという可能性もあるのですが…。
涙を流す演技は、 佐藤さんの課題だと勝手に思っているので、 いつも注目しております。
以前、キムラ緑子さんに導かれて 見事な泣き演技を見せてくれた佐藤さん。 今回、その役は中村亀鶴さんになるのでしょうか。 さて、明日はどうでしょう、楽しみです。 |
No.1557 2010/02/20(Sat) 23:03:52
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