ウルトラマンコスモス「真の勇者」杉浦太陽ヒーロー掲示板

★ 沖縄の歌 / 棺桶のジョー

　本日で、神戸は阪神･淡路大震災から11年になりました。
　このところ、その関係の各種イベントに出かけて忙しく、あまり書き込みも出来ませんでした。しかし、震災で物凄い揺れにあった恐怖、その後の不自由な生活、今も鮮明に覚えています。
　このイベントで、沖縄の人による、歌の披露がありました。神戸には、沖縄の人も多く来ていて、長田には大規模な沖縄ショップもあります。その長田で、沖縄の歌を聞きました。沖縄の旋律は、ドレミファソラシドの、レとラが抜けているのです。一般の曲を演奏して、レとラを抜いたら沖縄風になります。永六輔の話で知りました。そんな沖縄の歌を聴きつつ、ああ、金城さんも、上原さんも、こんな歌を聴きつつ、育ったのかという思いにとらわれました。ウルトラマンと沖縄は、切っても切れません。沖縄がウルトラマンの様々なものに関わっていて、それを知った今、沖縄のものに、ウルトラマンとの関連を思います。この前、ウルトラマンのロケが神戸で行われたのも、そのためかなとも思います。
　本日は震災関連の番組もあり、見られた人もあるかと思いますが、神戸と沖縄、ウルトラマンに、思いを馳せてみてください。
　

No.15771 - 2006/01/17(Tue) 19:47:11

☆ Re: 沖縄の歌 / ドルバ

そうなんです。我が第二のふるさと、沖縄は、ウルトラマンとは深い縁があるのです。金城さんの出身地南風原（はえばる）の町役場前には、かつてウルトラマンが立っていました。南風原町役場の前は滅多に通ることがなかったので、残念ながら私は実際のその光景を見たことがありません。役場のかた曰く「もう東京にお返ししました」町内に金城さんの記念館を建てるという計画もあったようですが、今はどうなっているのでしょうか。

金城さんは、戦後の沖縄の状況や、沖縄の将来のことを、本当に真剣に考えていた人で、ウルトラセブンの中には、もしかしたら沖縄と重ね合わせたのかな、と思うような話がいくつか見られます。残念ながらまだまだこれからという時にこの世を去られましたが、今の沖縄を見て、どんなふうに思っているでしょうね。「あっさみよ～、これがウチナーね～？でーじやっさー！(おいおい、これが今の沖縄か？勘弁してくれよ）」と嘆いてないかね～。（笑）
　注：上の方言は怪しいです。私もウチナンチュではありませんので・・・あしからず。それから、今の沖縄もいいところですよ（笑）。

No.15773 - 2006/01/18(Wed) 11:51:37

☆ Re: 沖縄の歌 / モグルドン

棺桶のジョーさん、ドルちゃん、こんばんは。

昨日は震災から11年でしたね。
何が起こったのかさえわからないまま、亡くなっていかれた方も多かったはず。
復興住宅での孤独死や、復興のために抱えた借金が、住民の負担になりそうだという話しなど、考えなければいけないこともたくさんあります。
被害の小さかった地域である私は、いつしか記憶も薄れてしまいがちですが、
忘れてはいけない事と、しっかり記憶に残し、語りついで行きたいと思います。

同じように記憶に残しておかなければいけないことが、
戦争の記憶ですね。
恩給の仕事をしていて感じるのは、戦没者の中で沖縄の方の多さです。
一家全滅や、兄弟を全て亡くした遺族の多さ、
他の地域での戦没者といえば男性がほとんどですが、
沖縄に限っては、女性や子どももとても多い。
唯一地上戦が行われた場所であるという事を、痛感させられます。
そんな辛い経験をされてきて、なお明るい人々の温かさを感じます。

沖縄と神戸とそれからウルトラマン。
ウルトラマンマックスにも、沖縄と関係のあるお話がありましたね。
子どもと話をするのにも、いい機会だと思います。
ありがとうございました。

No.15777 - 2006/01/18(Wed) 22:28:38

☆ Re: 沖縄の歌 / webmasterレイゴ@隊長

ジョーさんみなさんこんばんは

今年は昨年の震災節目の時よりは、大々的ではありませんでしたね。

忘れたいという方と忘れないでという方、心情としてはいろいろあろうかと思います。

過去はどうしても変えることができません。
未来を目指して希望を胸に進みましょう。

沖縄・・・美しい海、金城哲夫さんはこの海をそして今ウルトラマン40周年を遠い空の上からどのような思いで見つめられているのでしょう。

No.15778 - 2006/01/18(Wed) 23:07:43

☆ Re: 沖縄の歌 / SADA07

ジョーさん皆さんこんばんは。
もう震災から11年も立つんですね。
最近も災害が多いですが、例えニュースから消えても、被災者の方々には、一生忘れられない恐ろしい出来事なのだと思います。
その尊い犠牲を無駄にしないために、阪神大震災も風化させないようにしなくてはいけませんね。

No.15781 - 2006/01/19(Thu) 01:19:57

☆ 沖縄の歌 / 棺桶のジョー

　皆さんのレスに感謝します。
　本日も神戸での仕事で奔走し、何とか成果を挙げて、今ほっとしています。そして、この前聞いた沖縄の歌に、ウルトラマンへの思いが募ります。
　ウルトラマン昇天（後に、ウルトラマンをつくった男、金城哲夫として文庫本になる、ちなみにこの文庫本の発売日はティガ「ウルトラの星」放映の日！）を読み、沖縄の問題に触れ、その後も、神戸で沖縄の人たちがたくさんいることに、神戸と沖縄、ウルトラマンへの思いが募ります。
　金城さん、ウルトラマン生誕40年（そして、金城さんの没後30年）をどう天国から見ておられるのでしょうか

No.15784 - 2006/01/20(Fri) 20:34:52

☆ Re: 沖縄の歌 / ゆーこ

棺桶のジョーさん、みなさん　遅れましたがこんにちは。

沖縄の方々が戦時中に受けてこられたこと、琉球王国論議を含む返還の歴史など、いろいろなことがあったんですね。
そして今現在も、沖縄が抱える問題が時々ニュースに取り上げられます。

金城さんの偉業を称えると同時に、他のウルトラ作品などでも語られる侵略の歴史は、ある部分ではノンフィクションなのだったと考えさせられます。

阪神淡路大震災で学んだことを忘れないよう、沖縄の悲劇も繰り返し語り継ぎ伝えていかなければなりませんね。

No.15789 - 2006/01/22(Sun) 07:38:38

★ 杉浦太陽くん舞台にお花を贈りました。 / webmasterレイゴ@隊長

みなさんこんばんは

遅くなりましたがご報告いたします。
2006年1月2日(月)～26日(木)名古屋・名鉄ホールで行われております杉浦太陽くん出演舞台

『わが歌ブギウギ～笠置シヅ子物語』に当サイト「真の勇者」にてお花を贈らせていただきました。

エクスボールド公式サイトに掲載されています。
紫色の鉢植えのお花になります。
ちょうどこの日名古屋で例年にない雪が降り、お花の種類があまりなく、手配されたかたご苦労されたようですが、無事太陽くんの楽屋に飾られたようです。

エクスボールド会員の方は、ぜひ、ご覧になってみてくださいませ。

http://www.exbold.net/

No.15768 - 2006/01/16(Mon) 23:11:19

☆ Re: 杉浦太陽くん舞台にお花を贈りました。 / モグルドン

隊長、こんばんは。

お花、なんていうお花なのか、わかりませんでしたが、
紫の花が密生していて、素朴で男っぽい鉢植えでしたね。

お世話くださった方、どうもありがとうございました。
喜んでいただけているといいですね。

No.15770 - 2006/01/17(Tue) 19:41:29

☆ Re: 杉浦太陽くん舞台にお花を贈りました。 / miyu

隊長、モグちゃん、こんばんは。

エクボル公式サイトにお花の画像がアップされたとき、どれかなあ？と思っていたのですが。
そうですか。あの紫のお花だったんですね。
こうして画像を載せて頂けて、とても嬉しいですね。(*^-^*)

お花を手配してくださった方、雪の中を大変お疲れ様でした。
どうもありがとうございました。

No.15772 - 2006/01/17(Tue) 20:01:00

☆ Re: 杉浦太陽くん舞台にお花を贈りました。 / ムゲラ

レイゴ＠隊長、モグルドンさん、ｍｉｙｕさんこんばんは。

時々書き込みがあるエクボルサイトトップはみれましたがその先は会員限定なのですね。ということは秘密の花園・・・。どんなお花なんでしょうね。贈られたお花というのは。お花屋さんに同じようなお花があるかみてきます。「更新見れました」という会話ばかりなのでファンクラブにはいっていないと会話にはいれない内容の文章があってなかなかレス付けられなくて・・・。

まあ眺めてお勉強。というとこでいますのでいろいろ教えてくださいませ。

No.15774 - 2006/01/18(Wed) 20:58:38

☆ Re: 杉浦太陽くん舞台にお花を贈りました。 / ムゲラ

追記　　とりあえず某サイトのフラワーで探してみましたが紫の鉢植え。だけではさがせませんでした。
種類ありすぎましてどれかわからなかったんです。
紫の花が密生して・・・というヒントでいくと蘭科のよく鉢植えで見る紫の花でしょうか。

名古屋の大雪の時だったんですね。ありがとうございます。（えっ。違います。戦ってました？）
このような人力があってこそサイトが持っているんですね。（でも経費はどこから・・・・。）

No.15775 - 2006/01/18(Wed) 21:43:01

☆ Re: 杉浦太陽くん舞台にお花を贈りました。 / モグルドン

横レス失礼いたします。

＞ムゲラさん、こんばんは。
エクボルサイトの件では、もしかすると不愉快な気持にさせてしまったかも知れません。
申し訳ありませんでした。
ここのゲストの方は、ファンクラブに入っている方が多いという事もあり、
あのように「更新されています」とスレを立てますが、
見られない方のために、内容にも少し触れています。
しかし全部を書いていしまうと、それはお金を払って会員になっている方の優位性が失われてしまいますので、申し訳ありませんが、ご了承ください。

お花を贈るための費用は、管理人さんとゲストから募ったお金です。

No.15776 - 2006/01/18(Wed) 21:56:37

☆ Re: 杉浦太陽くん舞台にお花を贈りました。 / webmasterレイゴ@隊長

再び失礼いたします。

明日、杉浦太陽君にお贈りしましたお花の画像を取り急ぎこちらのヒーロー掲示板にアップいたします。

お待たせいたしまして、申し訳ございません。
今しばらくお待ちくださいませ。

No.15779 - 2006/01/18(Wed) 23:10:36

☆ Re: 杉浦太陽くん舞台にお花を贈りました。 / SADA07

隊長皆さんこんばんは～
お花画像アップ嬉しいですね＾＾

ムゲラさん＞エクボルサイトの更新スレは、太陽君の思いやﾒｯｾｰｼﾞなどが会員で無い人にも（完全にではなくても）伝わればいいな～と思って書いております（最近自分は書いてないですが・汗）

なので更新スレから太陽君太雄君のファンへの愛情を感じていただけると嬉しいです～☆ほんとに太陽君達ファン想いですよね

No.15782 - 2006/01/19(Thu) 01:31:25

☆ Re: 杉浦太陽くん舞台にお花を贈りました。 / ムゲラ

＞モグルドンさん、ありがとうございます。

パス制になっているのは会員のためのページですからね。理解できました。またちょいバレ期待してます。
いろいろ親切に教えていただいてもらいうれしいです。またこの先わからないことがいろいろ出てくるかとおもいますがその時もまた教えてくださいね。

No.15783 - 2006/01/19(Thu) 08:28:47

☆ Re: 杉浦太陽くん舞台にお花を贈りました。 / ゆーこ

隊長、みなさん　こんにちは。

この度お世話頂きました方々、どうもありがとうございました。
たいへん遅れたレスで失礼しました～(^^;)

No.15790 - 2006/01/22(Sun) 07:42:18

★ 「トクサツ・ナイツ」第３夜　ネタバレ / miyu

みなさん、こんばんは。　トクサツ・ナイツ第３夜のネタバレです。

『トクサツ・ナイツ第３夜　幻の企画 “ ＷｏＯ ” 』　　２００６年１月６日　ＮＨＫＢＳ‐ｈｉ放送分

（敬称を略させて頂いているところがあります。ご了承下さい。）

ハイビジョン特撮ドラマ“ 生物彗星ＷｏＯ ”　中学生の少女と宇宙からやって来た生物との心の交流を描いたこのドラマは、今から４０年以上も前に企画されたある幻の作品が基になっている。

ナレーション（以下『　』のみ）『昭和３６年、ソ連で人類初の有人宇宙飛行が成功。人々の目が宇宙に向き始めたこの頃、誰よりも強い思いで宇宙を見つめる男がいた。
“ 円谷英二 ”　昭和２９年のゴジラをはじめ、ラドン、モスラなど数々の特撮映画でその名を轟かせていた特撮の神様である。　かぐや姫の映画化を生涯の夢と抱き続けた円谷は、このころ新しいことに挑戦するため、自らの製作会社設立を計画していた。
この動きを、テレビ界が見逃すはずはなかった。誕生間もないこのメディアを、円谷はどう捉えていたのだろうか。』

◆監督　梶田興冶さん・・・ゴジラなどの特撮映画の助監督を務めた後、ＷｏＯの監督として円谷英二に誘われた。
「テレビは、無限の枠だと言っていました、円谷は。　無限の枠があるのだから、その中で作ったらいいよって、よく言ってました。」

◆脚本家　上原正三さん・・・円谷プロに創成期から参加。ウルトラシリーズの脚本を多く手がける。
「彼独特の時代の流れを読む触角というのが、ものすごく優れた人だった。テレビに特撮の時代が来る、ポジショニングが得られるという確信を持っていたような気がします。

『昭和３８年、日本は高度経済成長の真っ只中にあった。（１１月２３日、世界初の衛星中継が行われた。）
急速に普及し始めたテレビ界では、通信衛星を使った衛星中継という画期的な技術が開発された。正に、テレビの可能性が広がり始めた年だった。』

◆監督　満田かずほさん　《お名前が漢字で表示出来ませんので、平仮名とさせて頂きました。》
　　　　　　　助監督としてＷｏＯに参加。その後、ウルトラＱ・ウルトラマンなどの監督を務める。
　
「円谷英二監督と言えども、東宝という組織の中ではなかなか自分の想う通りに行かないので、じゃあ自分で会社を作れば、色々やりたいことが出来るのではないだろうかと思って会社を作った。と聞いているんですけどね。」

『昭和３８年４月、円谷は自宅のあった祖師谷に“円谷特技プロダクション”、後の“円谷プロダクション”を設立した。テレビ界への進出を決意し、早速、特撮番組の企画・立案に着手。最初に声をかけたのは、東宝の後輩、中野昭慶だった。』

◆特技監督　中野昭慶さん・・・円谷英二の助監督を務めた後、特技監督として映画“日本沈没”など多くの作品を手がける。
「おかしくて、悲しい宇宙人やりたいね、こう言った訳ですよ。それで、とにかく企画書作りを。大体のものを書いて…作品はこんなものだと。それを、金城くんと一緒にやってよ、と言われて。」

『その後企画の立案は、円谷特技プロダクションの社員だった金城哲夫に託された。』

◆脚本家　金城哲夫さん（故人）・・・ＷｏＯの企画で中心的な役割を果たす。後に、ウルトラＱ・ウルトラマンなどの初期の円谷作品の企画・脚本を手がける。

◆プロデューサー　熊谷健さん・・・金城哲夫と共に、ＷｏＯの企画・立案に参加。その後、プロデューサーとして数々の円谷作品を手がける。
「当時いろんな作家とのお付き合いがありましたけども、日本ＳＦ作家クラブのメンバーの方々とも築地で。当時の星新一さんとか三瀬龍さん、半村良さんとか、一流の作家とのお付き合いがあったんです。それを金城と僕が聞いていて、ある時にはメモしながら、そしてそのストーリー集を作ったんですね。」

『やがて、新番組の企画書が完成。引き続きスタッフが集められた。ゴジラ映画の脚本家村田武雄、東宝の特撮映画でチーフ助監督を務めていた梶田興冶、気鋭の若手脚本家山浦弘靖などである。彼らに、円谷から企画意図が伝えられた。』

◆脚本家　山浦弘靖さん・・・脚本家としてＷｏＯに参加。後に、ウルトラＱ・ウルトラセブンなどの脚本を手がける。
「映画のＳＦとは違った意味での、テレビ的な世界でのＳＦ。そういうものを作ろうとなさっていたのではないですか。かぐや姫の世界が、英二先生のＳＦの原点なのかなあと思ったりしますよね。壮大な宇宙から来たという形ですから。」

梶田「円谷さん自身、非常に夢を持っておられましたから。やはりこのＷｏＯなんかも、１つのファンタジックなものをと考えておられたのでは。そういう意味では、宇宙空間の流れ者と地球人とのメッセージの交換という形の、ファンタジックなものを考えておられたんじゃないかな。」

『こうして、第８話までの台本が完成した。番組タイトルも“ ＷｏＯ ”と決まった。
Ｗ・Ｏ・Ｏと書いて“ ウー ”と読ませるこの奇抜なタイトルは、どのようにして誕生したのだろうか。』

中野明慶「誰があのタイトルにしたのか知らないんだけど、確か僕が考えたのは“宇宙人来たる”とかね…。」

◆光学撮影　中野稔さん・・・合成担当としてＷｏＯに参加。以後、ほとんどの円谷作品の合成を手がける。
「洋服屋だと思うんだよね。ＷＯＯＬ（ウール）って書いてある看板が、こういうふうに（縦に）かかっていた。台風の翌日ね、当時の看板はプラスチックじゃなくてガラスだったから割れるんだよね。それで、ＷＯＯという字だけが残っていた。それがビジュアルですごく面白かったわけ。」

熊谷「もう、００７のイメージみたいなものですね。００７が逆に…ＷＯＯになった感じですね。」

中野稔「で、それを金城に提案した。“ ウ～？”と言って抵抗してたんだけど、見ていくうちに自分の中でだんだん馴染みが出て来たんじゃないの。“中野、それ決めようよ”と。それで、横書きでＷＯＯ。」

No.15759 - 2006/01/14(Sat) 23:29:46

☆ Re: 「トクサツ・ナイツ」第３夜　ネタバレ / miyu

『台本の作成と並行して、主人公であるＷｏＯのイメージ作りが行われた。円谷は、親交のあった “ 小松崎茂（大正４～平成１３） ” にデザイン画を依頼。当時、少年誌にＳＦ冒険物の絵物語を描いていた人気作家である。　小松崎の描いたＷｏＯのイメージボード。それは、半透明の不定形生物でぎょろりとした目玉だけが見えているという、当時としては斬新極まりないものだった。』
（原画は全て紛失してしまい、現在残っているのはモノクロの複写５枚のみ）

『この、つかみ所のない宇宙人を主役に据えた“ ＷｏＯ ”とは、どんな物語だったのだろうか。小松崎の絵を交えながら、第１話を再現してみた。』
《・・・と言われても…残念ながら画像をお伝えすることは出来ません。↓にナレーションを書いていますので、皆様の豊かな想像力をフルに発揮してお楽しみ下さい。》

『ある日、突然電離層に異常が起き、世界中の通信網が不通になった。その原因は、宇宙からの謎の飛来物だとされた。日本でも、富士山に異常が生じた。
測候所の観測員は、渦巻状のガスに包まれた発光体が落下してくるのを目撃した。計器や無線装置も次々と狂い始めた。（落雷音）　…同じ頃、富士山の一角で写真撮影をしていた一行も怪現象に巻き込まれていた。物語の主人公、写真家の“秋田譲二”たちである。彼らは、ほうほうのていで山小屋に逃げ込み難を逃れた。

仕事場に戻った秋田は、現像した写真の中に奇妙な物体を見つけた。不気味な光を発する２つの目だった。秋田は、再び富士に向かう。発光体の正体を確かめるためだ。
ところが、秋田の車の前に巨大な目玉が出現した。夢中でカメラを向ける秋田。それは、ゼリー状の姿に目玉が光る半透明の巨大な怪物だった。怪物は、秋田めがけて火を吹いた。炎に包まれ、秋田の意識が遠ざかる。

“・・・アキタジョウジ・・・アキタジョウジ・・・”と、車のラジオから声が聞こえてきた。意識を取り戻した秋田に、声の主は、“ ＷｏＯ（ウー）”と名乗った。そして、自らの身の上を語り始める。「私の住んでいたＷｏＯ星は、高度な文明を誇っていた。だが、突然大異変が起こりＷｏＯ星は壊滅した。私は宇宙へ飛び出した。そして、さまよい続けるうち、たまたま通りかかった地球の引力に引き込まれた。地球人が許してくれるならば、私はこの地球に留まりたい。」

秋田は答えた。「君が我々人類に危害を及ぼさないならば、地球人は君を追放しない。」と。
こうして、秋田とＷｏＯの交流が始まった。
しかし、秋田以外の人間にとって、未知の存在であるＷｏＯは驚異に映った。
ＷｏＯが侵略者でないことを懸命に説明する秋田。だが、その甲斐もなく・・・。
訳も分からず、ＷｏＯも反撃する。　あっけなく炎上するヘリ。　…と、その時、ＷｏＯがヘリに猛烈な水を浴びせかけた。炎は消え、乗組員は無事脱出した。

秋田は、ＷｏＯの優しい心を知った。　だが、秋田以外にＷｏＯを理解する者はなかった。
こうして友達となった秋田とＷｏＯは、第２話以降、人間たちに降りかかる様々な怪事件に、協力して立ち向かうこととなる。　

“ ＷｏＯ ”とは、地球人と異星人との交流の物語だったのである。』

『製作現場では、キャスティングが進んでいた。しかし、秋田譲二役として台本に記載のある佐原健二によると・・・』

◆俳優　佐原健二さん・・・円谷プロ初のテレビ作品であるウルトラＱで主役を務める。
「初めから“知らない”という言葉を出すのは嫌なんですけれども。僕は、ＷｏＯに関しては、全然聞いていなかったんですよね。」

『実は、主人公であるＷｏＯをめぐって、スタッフの間にある混乱が生じ、製作が難航していた。』

熊谷「やっぱり、ＷｏＯという存在がすごく分かりにくかったんですね。透明で目玉だけが見える…それが企画としては、どこか難しい所があったのかな。形になりにくかったのかなという気がします。」

梶田「絵にならないんですね、ＷｏＯが。大きくなるにはどうしたらいいか…。大きく変身する訳ですね。その頃まだ、変身なんていうのはなかったから。どうしたら大きくなるんだろうか？って。円谷さんも、まだそこまで具体的なイメージ作りが出来ていなかった。無論、我々も想像つきませんでしたよ。」

『不定形で半透明、目玉だけが光っているというＷｏＯのイメージは、あまりにも抽象的だった。当然、テレビ局の理解も得られなかった。そうした中、円谷は、アメリカにある機械を発注した。』

満田「円谷特技プロダクションという会社を興して。それで、ＷｏＯという番組は今始まろうとしている訳だからね。ＷｏＯという番組のために、絶対このオプチカル・プリンターは必要ということでしたね。」

中野稔「こなす能力は１０倍。材料にＮＧが出ない。」

『この時購入したオプチカル・プリンターは、当時、世界に２台しかない映像合成用の機械。ＷｏＯを映像化するためには欠かせないものだった。　しかし、その値段は、出来たばかりの小さな製作会社に払えるような金額ではなかった。』

梶田「これは一応３０分ものなんですが、１話１５０万というのが当時の常識だった訳です。ですから、テレビ局は大体そのくらいにしか考えていなかったんですが…。円谷さんの話では少なくとも３．５倍、５～６００万かかるのではないだろうかという思案を作って、テレビ局と折衝したのですが。何せ、あまりにも金額の差が大きいので（テレビ局側が）どうしても納得しない訳なんですね。」

満田「動くと、お金が出て行くって言うんだよね。動かないでほしいという事を言われてね。梶田監督と本直しばかりやっていたという記憶があります。」

梶田「最終的には６月か７月頃だったと思いますが、“いや、もうこれで○○テレビはお手上げだ。ダメだ。”というようなことを言って、金城くんが引き揚げて来たのは覚えています。」

『そして、製作は中断。日本初の本格的特撮テレビドラマとなるはずだったＷｏＯは、それから４０年以上の歳月を眠り続けることになる。だが、円谷英二のテレビ界進出という夢が潰えることはなかった。別のテレビ局から、特撮番組の話が持ちかけられたのである。』

No.15760 - 2006/01/14(Sat) 23:38:28

☆ Re: 「トクサツ・ナイツ」第３夜　ネタバレ / miyu

『昭和４１年１月２日、ウルトラＱ放映開始。　資金的な重荷となっていたオプチカル・プリンターをテレビ局が引き取り、ＷｏＯのスタッフがそのまま移行することによって製作された日本のテレビ史上に残る傑作である。
ウルトラＱが成功するなか、金城哲夫は次の企画を成立させるべく精力的に動いていた。地球人と心を通わせる宇宙生物というＷｏＯのテーマを何とか実現したいと考えていた。新しいヒーロー像が模索された。“ベムラー”続いて“レッドマン”と検討が重ねられ、誰の目にも分かりやすい具体的なヒーロー像が次第に形になっていった。そして、ついにウルトラマンが誕生する。』

上原「円谷英二監督が、よく企画室へ来て言っていた言葉…僕もまだ大事にしている言葉というのは、“ 子供に夢を与えたい、だから子供の夢を壊すな ”と。」

『ＷｏＯのテーマは、地球人と宇宙人が１つの体に宿るというウルトラマンに受け継がれた。』

・・・『そして、幻の企画は４０年という歳月を経てよみがえった。』

◆ＮＨＫチーフ・プロデューサー　西村崇さん
「４０年前の巨大なＷｏＯと秋田譲二。あの２人が、共に色々な事件を解決していく。つまりそれは、異文化コミュニケーションの話だなというふうに僕は読めたんですよね。そのテーマというのは、正に現代的なテーマじゃないですか。今、どこ見渡したって異文化の衝突ばかりな訳だから。」
『４０年前のテーマは、形を変えることなく受け継がれた。一方で、いくつかの変更もあった。特に人間側の主人公は、カメラマンから少女へと姿を変えた。』

西村「どうしても４０年前の企画だった訳で、それを現代に置き換えた時に、ＷｏＯが心を通わす相手を今回は子供だろうな、特に女の子だろうなと思ったんですけど。これも当時に比べると、今子供を取り巻いている環境というのは遥かにシビアな訳だし、子供って前面に出てきていると思うんですよ、４２年前に比べるとね。それは、そっちのほうがリアリティがあるだろうし、それこそが現代にあれを置き換えた時に一番アピールする部分ではないかと思った、ということですね。」

〔映像は、祖師谷のウルトラマン商店街〕
『今はもう円谷英二はいない。金城哲夫もいない。ＷｏＯの台本もほとんどが散逸してしまった。しかし、この街並みには４０年以上もの間、変わることなく“ものづくり”の魂が息づいてきた。』

熊谷「まあ…円谷英二さんもお酒が好きだったし、金城さんも好きだったし、会議室でお話するよりもお酒がちょっと入ったほうが色々なアイデアが出てくるし。特に、特撮というのは、いろんな人間同士のイメージで作る素材ですから。そういうことがすごく大事だなという気がします。この祖師谷で、この雰囲気の中でお酒を飲みながら、ウルトラシリーズ、ＷｏＯという企画が出来たのかなという気が今もしています。」

〔綺麗な銀河系の映像〕　　
ＷｏＯ「秋田。君は、私が初めて出会った地球人だ。友達になってくれるか？」
秋田（声の出演は佐原健二さん）「君が害を及ぼさない限り、地球人は君を受け入れるだろう。我々は、隣人愛という素晴らしい心を持っている。」

『４０年以上の時を越え、“ 生物彗星ＷｏＯ ”としてよみがえる幻の企画。そこには、円谷英二と金城哲夫が込めた思いが確かに受け継がれている。』

☆ 新番組　「生物彗星ＷｏＯ」　４月９日（日）　夜７時３０分より　　衛星ハイビジョンにて放送開始

なかなか知ることの出来ない当時ことを、関係者の皆様がたくさんお話してくださっていました。
ＷｏＯの再現ドラマもあったりと、とても興味深く拝見しました。
色々なことが聞けて、ファンにはとても嬉しいことですね。

No.15761 - 2006/01/14(Sat) 23:49:48

☆ Re: 第４夜は・・・ / miyu

またまた、失礼いたします。

第４夜ですが、依頼していた録画が出来ていなかったとのことで、映像が届きませんでした。 (>。<)ヽ

すみません・・・m(__)m

No.15762 - 2006/01/14(Sat) 23:54:42

☆ Re: 「トクサツ・ナイツ」第３夜　ネタバレ / モグルドン

miyuさん、こんばんは。

特撮の難しさは知っていましたが、そこまでたどり着くのにもこんなに、
紆余曲折があったんですね。

40年の年月を経て、私たちにその姿を現してくれる事になったＷｏＯ
《う・・・・しかし衛星ハイビジョン・・・涙》

たくさんの方々の情熱と愛情がこもったこんな作品を見る事が出来ることを、
大変嬉しく思います。

miyuさん、3夜までのネタバレお疲れ様でした。
ご協力いただけた方にも、感謝いたします。

3月に再放送があると、トリビア板にゆーちゃんが書いてくださっているので、
再放送は見られるかな・・・？(^_^;)

miyuさん、本当にありがとうございました。

No.15767 - 2006/01/15(Sun) 21:27:18

☆ Re: 「トクサツ・ナイツ」第３夜　ネタバレ / webmasterレイゴ@隊長

みゆさんみなさんこんばんは

ぐわぁぁああ4話がぁーーーーー絶叫
あまりのシヨックで言葉を失いました。涙
みゆさん大変なレポをありがとうござました。

円谷英二のSFの原点「かぐや姫」

そして、子供に夢を与えたい、だから子供の夢を壊すなと・・・壮大なロマンもった人だったのです。

No.15780 - 2006/01/18(Wed) 23:22:06

★ ウルトラマンコスモス日本テレビに降臨 / webmasterレイゴ@隊長

みなさんこんばんは

先ほど放送されました。
■２００６年１月１２日（木）　ＮＴＶ（日テレ系）『あの人は今！？』　１９：５８～２１：４８

にウルトラマンコスモス春野ムサシでましたぁぁ(大興奮)
めちゃくちゃ懐かしいです。杉浦太陽くんいやーやはり、春野ムサシこの人です。

杉浦太陽くんは、当時スキップができなかった。という驚くべき事実がっ

しかも・・・衝撃告白まで笑

みなさんご覧になりましたか?

No.15751 - 2006/01/12(Thu) 21:50:30

☆ Re: ウルトラマンコスモス日本テレビに降臨 / モグルドン

隊長、みなさん、こんばんは。

見ましたーーー！！
やっぱムサシ、可愛かったですね。
今の太陽くんも素敵だけど、ムサシをやっていた太陽くんは格別の思いです。

「まつげが燃えた」というのは聞いていたのですが、
どのシーンかは知らなかったので、今回見る事が出来てよかったです。
《太陽くんのしてみれば、危険この上ない事だったので、それどころじゃないよーという気持でしょうが・・・(^_^;)》
そういえば、壁に隠れて次に出てきたとき目の辺りがちょっと腫れぼったくみえたのは、そのせいだったのでしょうか・・？

嶋大介･ヒウラキャップのネタバレだけかと思ったら、
ムサシ・・・スキップ出来なかったのね～～(￣◇￣;)
そういえば、側転も苦手だったかしら？《笑》

他のヒーロー･ヒロインたちの懐かしい映像も見られて、
とっても嬉しい時間でした。

No.15752 - 2006/01/12(Thu) 22:51:09

☆ Re: ウルトラマンコスモス日本テレビに降臨 / ＳＵＮＳＵＮ

レイゴ隊長様
　はじめまして、コスモスと太陽君大好きな２児のままです。時々拝見させて頂いておりましたが、スキップ疑惑について^^;ちょっと太陽君の擁護をしてみたくなり、お邪魔してみました。
スキップ疑惑については、2002年春号のＨＶ”ヒウラキャップＶＳシノブリーダー”の対談の中で「スキップもできない男なんですよ、アイツは！（笑）」に対して
2002年秋号の”ムサシＶＳシャウ”の対談の中で「あれはゴンが重かったからなんですよ～。『ゴンを持ったまま、スキップしてくるっと回る』って設定だったんですけど、ゴンがメッチャ重い。回るとよろけて『ダメ！フレーム外！』ＴＶシリーズで一番きつかったかもしれない（笑）。一時間は押しましたから。
　ゴンはリモコンが６つもあってメカの量がすごいの。だんだん腕も上がらなくなってくるし。『くりぬいて空洞にしてくれ～（涙）！』みたいな（笑）」
　という太陽君の釈明？説明がございました。
我らが太陽君、ヒーロー走りはともかく^^；スキップくらい出来ますって。それにしても雑誌の疑惑から既に4年も経って、今度はＴＶでまたまた暴露するなんて、ヒウラキャップ、けっこう根に持ってます？？？？

　当時、ＨＶを筆頭に電○特撮通信、宇○船、特撮ニュー○イプ、etc。いろいろ発行されましたが、ＨＶの対談は今読んでも、とても面白いですよ。
ではでは、突然お邪魔して申し訳ございませ～ん。

No.15753 - 2006/01/12(Thu) 22:53:27

☆ Re: 追記 / ＳＵＮＳＵＮ

　ちなみに上記の撮影は第３１話「ゴンを救え」の冒頭シーンと思われます。
　また、宇○船はコスモス以前より定期的に発行されていた雑誌であり、ＨＶより歴史がある本です。現在、休刊中というのが残念です。

No.15754 - 2006/01/12(Thu) 23:14:33

☆ Re: ウルトラマンコスモス日本テレビに降臨 / ムゲラ

レイゴ＠隊長、モグルドンさんこんにちは。
SUNSUNさん初めまして。

私もどこできいたか覚えてないのですが「スキップができない」についてはきいたことあります。（記憶力なくてすみませ～ん）スタジオ別撮りだったんですね。一緒だったらもっとおもしろい話しが聞けたかも・・・。でも久しぶりに「コスモ～ス」と聞けてうれしかったです。

No.15755 - 2006/01/13(Fri) 08:40:47

☆ Re: ウルトラマンコスモス日本テレビに降臨 / みー

隊長、皆さんこんにちは。ＳＵＮＳＵＮさんはじめまして！

昨日の番組見ました～撮影って本当に大変なんですね。まつげが燃えた話も聞いていましたが、あの映像だったのね。本当に火花がかかっていて大事な顔がやけどしなくて良かったです（ほっ！）
スキップ疑惑もＳＵＮＳＵＮさん書いていた記事も読んでいたので、えー？？って感じでした。

何はともあれ太陽君の変身シーンも見られたし、「あの人は今」と言われなくて良かったです。

No.15756 - 2006/01/13(Fri) 13:42:40

☆ Re: ウルトラマンコスモス日本テレビに降臨 / miyu

隊長、みなさん、こんにちは。　ＳＵＮＳＵＮさん、初めまして。

太陽くんの「コスモ～ス！」(＾Ｏ＾)／　が見れて嬉しかったです！
まつげが焦げたというシーン、危なかったんですね・・・
ＳＵＮＳＵＮさんに教えて頂いた３１話、ＤＮＤ見返してみましたー。
おもちゃ博物館から出てきたムサシ隊員が、ゴンを高く掲げながら、クルクルッと回りながのスキップ。
このシーンだったんですね。
嬉しそうなムサシ隊員の笑顔がいいですわぁ(#^.^#)　きっちり最後まで見た私です。

No.15757 - 2006/01/13(Fri) 17:30:47

☆ Re: ウルトラマンコスモス日本テレビに降臨 / webmasterレイゴ@隊長

ＳＵＮＳＵＮさんはじめましてようこそおこしくださいまして誠にありがとうございます。

スキップ疑惑そうなんですか笑

おーーゴンは重かったと・・情報をありがとうございます。
ネタとしてキャップが使っているのかもしれませんね。
大丈夫です。もし、仮にスキップができなくても彼はヒーローですから

No.15758 - 2006/01/13(Fri) 23:33:58

☆ Re: ウルトラマンコスモス日本テレビに降臨 / ゆーこ

隊長、みなさん　こんにちは。

SUNSUNさん、初めまして。
ムサシスキップ疑惑のフォローありがとうございます。

遅いレスで失礼します。
30分見逃して焦ってその後ドキドキしながら見ましたが、リアルで堪能しましたよ～^^
HVはキレイでオイシイ写真で充実しているのがポイントですよね。
コスモスオンエア当時のものは、2年前に遅れて揃えました。

番組の太陽くん出演コーナーは、ホント良かった～♪(^-^)

No.15763 - 2006/01/15(Sun) 05:07:37

★ 「トクサツ・ナイツ」第２夜　ネタバレ / miyu

みなさん、こんにちは。　トクサツ・ナイツ第２夜のネタバレです。

『トクサツ・ナイツ第２夜　メトロン星人の怪獣大作戦』　　２００６年１月５日　ＮＨＫＢＳ‐ｈｉ放送分

　（敬称を略させて頂いているところがあります。ご了承下さい。）

ちゃぶ台の前に座るメトロン星人。
このメトロン星人が、当時を振り返り映像を交えながら怪獣たちのことを語っていく。

『ようこそ、地球の諸君。私はメトロン星人。かつて私は、地球人が互いの信頼関係によって社会を構築していることに目をつけた。そこで、特殊な結晶体を使って人間が人間に暴力を振るうように仕向けた。だが、この計画はウルトラセブンの介入によって中断せざるおえなかった。しかし、私の一族は今も地球侵略の手を緩めてはいない。研究データは既に膨大な量に及んでいる。そこで今回は、４０年に亘る我々怪獣たちの侵略計画の全貌を披露しよう。』

ある一室の扉を開けるメトロン星人
『ここは、膨大な資料が納められたアーカイブだ。まずは、最も初期に侵略を開始した仲間を見てもらおう。　昭和４１年１月２日、古代怪獣ゴメス（ウルトラＱ）が太古の眠りから目覚めた。これをきっかけに、怪獣たちは毎週のように地球を襲い始めた。だが、この頃の怪獣は、諸君たちの身の回りにいる動物や植物が巨大化したものが多かった。
〔映像：ウルトラＱより　　古代怪鳥ラルゲユウス・もぐら怪獣モングラー・大ぐもタランチュラ〕

したがって、悲しむべきことに弱点もすぐに突き止められてしまった。例えば、吸血植物ジュラン（ウルトラＱ）植物に必要な二酸化炭素を遮断され、あえなく散っていった。そこで我々は、次の手を打った。見よ！この姿！　　　〔映像：ウルトラＱより　　冷凍怪獣ペギラ・隕石怪獣ガラモン〕
諸君の住む世界には決して存在しないが、ごく身近な生物にも感じられる。実に生き生きとした生物感。

彼らこそ、怪獣と呼ぶにふさわしい存在だ。この怪獣たちは、“ 成田亨 ”というアーティストによってデザインされていた。　　　〔映像：ウルトラマンより　　ペスター・メフィラス星人・ゼットン〕
成田は、彫刻家として、映画の美術監督として名前を知られた人物だった。そんな彼が怪獣デザインに参加した。正に画期的な出来事だった。成田は、既存の生物やモノを組み合わせるコラージュなどシュールレアリズムの手法を用いて怪獣を生み出していった。
〔映像：ウルトラマンより　　ベムラー・バルタン星人・ケムール人〕
それでは、ケムール人を例にして、成田デザインの凄さを証言してもらおう。』

◆監督　飯島敏宏さん・・・ウルトラＱ、ウルトラマンなどの監督を務める。
「台本を渡すと、それを実によく読んで、こういうものでどうでしょう？と最初にスケッチ画を持ってみえる。それを見た時の驚きというか…何か脳みそが露出したものを持ってくる…だったら、頭にヒビを入れて、そこからちょっと出ているくらいにしようかとか。複眼なんだよ。３６０度どこからでも全部見えてなくてはいけない。じゃあ、３つ。３点でやれば全部カバー出来るだろうとか。」

メトロン星人『見上げた時、より大きく怖く見えるように、頭に行くにつれ体が細くなっているのがレッドキング。いわゆる、“超遠近法”というやつだ。』

◆特技監督　佐川和夫さん・・・ウルトラＱ、ウルトラマンなどの特撮班撮影を務める。
「怪獣というのは、怖いものが主役なんだ。それが先ずひとつ。で、怖いからといって、虐殺的なことをやってはいけない。子供が見て“あ、コワイね”ぐらいの感じを作り出すには、ガオーって叫んだから怖いんじゃなくて、怪獣の顔を見ればこの怪獣はこういう怪獣なんだなと性質も分かるようなものを絶対作らないといけない。一番大事にするのは当然顔なんですけども、どっちかというと私は、恐竜に近い怪獣っぽい怪獣、らしい怪獣だな！」
〔映像：ウルトラマンより　　ゴモラ・・・頭部は戦国時代の兜をヒントにデザインされている〕

メトロン星人『私事になるが…デザイン画に描かれている自分（メトロン星人）には、全く色がなかった。そのため、まっ白いままで造形されて、撮影現場にやって来た。これを見て慌てたのが、成田に指導を受けていた池谷仙克だった。』

◆美術デザイナー　池谷仙克さん・・・ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマンで撮影美術・怪獣デザインなどを手がける。
「明日撮影と言われたら、色を塗らないといけないじゃないですか。塗料倉庫を見たら、その頃カラースプレーがはやりだした頃で、１セットで６色入っていて、いつも使うのは茶色とかグリーンとか…セットに色をつけるもの。そうすると、ブルーとか赤はほとんど使わない。山のように残っていたので、今この時間に色を揃えるのは大変だからある色でやっちゃおうとして、こういうカラフルなのが出来上がったんですよ。」

メトロン星人『私は、夕日に色が映える美しい宇宙人として人気を博した。さすがは池谷。師匠の志を受け継ぐデザイナーだ。後に、池谷も怪獣デザインに参戦した。ツインテールの勇姿を見よ！エビのようでエビでない。正に、成田イズムを継承したデザインと言えよう。』
〔映像：帰ってきたウルトラマンより　　ツインテール〕

池谷　「成田さんのって、美術品としても素晴らしいじゃないですか。（自分は）そういう造形的な美しさというよりは中身で勝負みたいなところへ行ったんじゃないかな…。」

メトロン星人『…と、謙遜はしているが…　このガッツ星人などは、遠目にも一発で特徴が分かる見事な造形ではないか。グドンもしかり。恐竜にムチを組み合わせ、唯一無二のフォルムを獲得している。』
〔映像：ウルトラセブンより　ガッツ星人　・　帰ってきたウルトラマンより　グドン〕
池谷　「立ち姿がカッコイイじゃない…とか、そういう言い方ですね。」

No.15747 - 2006/01/11(Wed) 15:00:05

☆ Re: 「トクサツ・ナイツ」第２夜　ネタバレ / miyu

メトロン星人『続いて侵略を開始したのは、子供にも分かりやすく、親しみさえ覚える怪獣たち。』

◆プロデューサー　熊谷健さん・・・帰ってきたウルトラマンのプロデュサーを務める。怪獣デザインも手がけていた。
「僕の心情としては、ヒットする、人気の出る怪獣というのは、フォルムがすごく明快ではっきりした武器を持っている。ベムスターはベムスターで、胸にはっきりした五角形の吸盤みたいなのがあって、あれで宇宙船を飲み込んじゃうんです。シーモンスとシーゴラスという夫婦怪獣もいますけど、あれは雄鶏と雌鶏なんです。目がすごく可愛らしいでしょ。」
〔映像：帰ってきたウルトラマンより　　ベムスター・シーモンス・シーゴラス〕

メトロン星人『侵略者とは言え、怪獣家業は人気商売でもある。そうかと思えば、およそキュートとは言えない無表情な仲間もいた。光が結晶化したプリズ魔だ。だが、脚本を渡されたデザイナーは苦労したようだ。』

◆美術デザイナー　井口明彦さん・・・帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンＡなどで特撮美術を担当。怪獣、超獣のデザインを手がける。
「プリズ魔…脚本が（番組にレギュラー出演していた）岸田森さんだということから始まって、全然動かない怪獣で、全体が光っているという。台本読んでイメージするものって、すごく膨らみましたね。あーでもない、こーでもない…と。怪獣というのは、出来上がった時に人間のスタイルをいかに壊すかが重大な１つのポイントだと思っていた。それがずっとあったものですから。プリズ魔は、すごく思い出のある怪獣。」

メトロン星人『こうして、怪獣の人気は不動のものとなった。だが、ウルトラマンは強かった。我々は、更にパワーアップした仲間を送り込んだ。怪獣を超えた怪獣、超獣だ！
〔映像：ウルトラマンＡより　　ベロクロン・バキシム〕
怪獣との差別化を図るため、超獣には新たなデザインコンセプトが導入された。これまでの怪獣が持っていた生物感を排除しようという試みだ。』

◆美術デザイナー　鈴木儀雄さん・・・ウルトラマンＡ、ウルトラマンタロウなどで特撮美術を担当。超獣、怪獣のデザインを手がける。
「とにかく形が非日常的というか、皆さんが想像してないもの、何これ？という形を作っていくことは大事ですよね。超獣だったり、超人だったり…超えてるもの、そういう異次元の世界のものというのは、やはりそれなりの想像力をふんだんに盛り入れて作って行かないといけないということはありますけど。そうかといって、デタラメにやるわけにもいかないし。だた、あまり夢がないと困りますから。お子さんたちが見て、楽しいような色使いも常に心掛けて行かないといけないかなと思います。」

メトロン星人『ウルトラマンは、新手の戦法を繰り出してきた。スピードアップ戦法だ。我々もその対応を余儀なくされた。』

◆美術デザイナー　大澤哲三さん・・・ウルトラマンレオの特撮美術を担当。怪獣デザインを手がける。
「この頃から殺陣師がつくようになったんです。殺陣師と、今まで特撮監督がつけていた殺陣はだいぶ違ってきますからね。彼らは、それが専門ですから、どんどん動きがエスカレートしてくる訳です。それに合わせて、怪獣もじっとしている訳にはいかず、動き回らないといけないという条件が出てきます。そうなると、なるだけ軽いもの、動けるものという感じですよね。
〔映像：ウルトラマンレオより　　キングパラダイ・マグマ星人〕
（マグマ星人の）イメージは、コウモリの羽のないやつ。口が動きたいということもあったし、かなり激しい運動をするので呼吸が楽にしたいということもあったし、ああいうマスク形式が面白いのかなという探りでもありました。」

メトロン星人『これが我々怪獣による地球侵略のヒストリーだ。怪獣たちの姿は、諸君らが何を求めるかによって時代時代で変化する。諸君らの欲求が我々のデザインを決定するのだ。』
『ここで、地球人の意表をつく風変わりな怪獣たちを紹介しよう。』

☆コイン怪獣カネゴン（ウルトラＱ）：お金が好きな少年が変身した。お金を食べないと死んでしまう。

☆うす怪獣モチロン（ウルトラマンタロウ）
　　　　師走の街に現れ、餅を食い荒らしに来た。新潟米が美味しいことまで知っている。

☆食いしん坊怪獣モットクレロン（ウルトラマンタロウ）
　　　　ビタミンの欠乏に悩む宇宙人が送り込んだ。野菜を食べて巨大化していく。

メトロン星人『我々の戦略は、デザインだけとは限らない。怪獣たちは、背景にドラマを背負うことでよりパワーアップし、ヒーローたちを追い詰めていく。そんな仲間たちを紹介しよう。
“ギエロン星獣”（ウルトラセブン）は、ギエロン星で行われた地球人のミサイル実験によって怪獣化した。
月ロケットが、宇宙空間で静かに漂っていた“シーボーズ”（ウルトラマン）を誤って連れて来てしまった。こいつは優しい奴で、復讐する気などなかったんだが…。
“ジャミラ”（ウルトラマン）は、もともと人間だ。宇宙飛行士だった彼が遭難した時、誰も助けようとしなかった。怪獣化してしまった彼を攻撃できるのか？』

池谷　「物語の中の怨念だとか、怪獣の生死とかを感情的な方向に持って行くことで、この世にない生き物に生命力が与えられる。」

No.15748 - 2006/01/11(Wed) 15:08:22

☆ Re: 「トクサツ・ナイツ」第２夜　ネタバレ / miyu

メトロン星人『我々をパワーアップさせるもう１つの作戦が音楽だ。』

◆音楽　冬木透さん・・・ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマンなどで劇伴の作曲・編曲を手がける。
「一番気をつけたのは、普通の人間の世界のドラマではないということ。スケールの面でも、表現の面でも、人間の間尺からはみ出したものであるということを色々と考えたように記憶しています。人間の果たしている役割と怪獣の果たしている役割のことを考えていくと、人間の設定というのは類型的。でも、怪獣のほうは、一体一体みんな個性がありますよね。これは、大変だぞ…と。怪獣の感情表現などをどうするかが音楽に課せられた大事な責任というのかな。」

メトロン星人『ここで、“ 生物彗星ＷｏＯ ”における怪獣のテーマを担当した作曲家に紹介してもらおう。

◆音楽　ゲイリー芦屋さん・・・生物彗星ＷｏＯの劇伴作曲・編曲を手がける。
「怪獣が出てくるというだけで、音楽効果・映像ひっくるめて、ものすごく音数が多くなる訳ですよ。怪獣が暴れるというだけで、街を破壊する効果音ですとか、怪獣の鳴き声、爆発音とか、その中で音楽というのは絶対に聞こえないといけない。数ある怪獣映画を見ていると、だんだんその中で模索されてきた日本の特撮ならではというものがあると思うんですよね。効果的に怪獣の巨大感とか恐ろしさを演出しながら、音楽がさりげなく主張するか、物語をつなげていくかという…。
ＷｏＯが歌声を放つんですよね。で、それが物語のストーリーに大きく関わっているんです。劇伴と挿入歌を色々からめてきて、総合的に音楽で引っ張っていく物語になっているので、その辺を中心に見ていただけると楽しいかなと思います。」

メトロン星人『優れたデザイン、優れたドラマ、優れた音楽。この３つが揃ってこそ完璧な侵略計画なのだ。そして、これらを兼ね備えた我々の最も新しい仲間、それが“ 生物彗星ＷｏＯ ”の怪獣たちだ。　行け～怪獣！！』

・・・と、ここで “ 生物彗星ＷｏＯ ” に出ている怪獣…「オレには、まだ名前がないんだ！」

メトロン星人『何？お前にはまだ名前がないのか？　ならば、この私が命名しよう。今からお前は、メトロン星の言葉で邪悪な蛇を意味する“ゲルネーク”と名乗るがいい！　彼の更なる躍動は、新番組 “ 生物彗星ＷｏＯ ”で存分に確認してもらいたい。』

番組中に使われていた映像は・・・【生物彗星ＷｏＯのプロローグ】

↓の各話の一部

【ウルトラＱ】より
　第１話「ゴメスを倒せ！」　　第４話「マンモスフラワー」　　第１４話「東京氷河期」
　第１５話「カネゴンの繭」　　　第１６話「ガラモンの逆襲」　　　第１９話「２０２０年の挑戦」

【ウルトラマン】より
　第１話「ウルトラ作戦第一号」　　第２話「侵略者を撃て」　　　　第８話「怪獣無法地帯」
　第１６話「科特隊宇宙へ」　　　　　第２３話「故郷は地球」　　　　第３０話「まぼろしの雪山」
　第３５話「怪獣墓場」

【ウルトラセブン】より
　第２話「緑の恐怖」　　　　　　第３話「湖のひみつ」　　　　　　第８話「狙われた街」
　第１５話「ウルトラ警備隊西へ・後編」　　　　　第２６話「超兵器Ｒ１号」
　第３９話「セブン暗殺計画・前編」

【帰ってきたウルトラマン】より
　第５話「二大怪獣東京を襲撃」　　　　　第１４話「二大怪獣の恐怖東京大龍巻」
　第１８話「ウルトラセブン参上！」　　　　　第３０話「呪いの骨神オクスター」
　第３５話「残酷！光怪獣プリズ魔」　　　　第４８話「地球頂きます！」

【ウルトラマンＡ】より
　第１話「輝け！ウルトラ五兄弟」　第３話「燃えろ！超獣地獄」　第２０話「青春の星ふたりの星」

【ウルトラマンタロウ】より
　第１話「ウルトラの母は太陽のように」　　　第１０話「牙の十字架は怪獣の墓場だ！」
　第３５話「必殺！タロウ怒りの一撃！」　　　第３９話「ウルトラ父子餅つき大作戦！」
　第４３話「怪獣を塩漬けにしろ！」

【ウルトラマンレオ】より　　第２８話「帰ってきたひげ船長！」

怪獣ひとつとっても、たくさんの方々のご尽力があったんですね。
メトロン星人、ご案内どうもありがとう！　怪獣を見る目が変わってきそうです。

No.15749 - 2006/01/11(Wed) 15:16:01

☆ Re: 「トクサツ・ナイツ」第２夜　ネタバレ / モグルドン

miyuさん、みなさん、こんばんは。

第2夜のネタバレ、お疲れ様です。

メトロン星人のレポ、とても嬉しかったです。
しかしメトロン星人のあのカラフルなボディーの秘密が、
なんと・・・・だったとは・・・涙

怪獣のデザインと、ドラマと、音楽、
これらがぴったりかみ合った時、傑作が生まれるんですね。
本当に怪獣を見る目が変わってきそうな気がします。

ロングレポ、お疲れ様です。
いつもすみません、ありがとうございます。

No.15750 - 2006/01/11(Wed) 23:39:01

★ 「トクサツ・ナイツ」第１夜　ネタバレ / miyu

みなさん、こんばんは。

先日、ゆーちゃんがトリビアフリー板でお知らせ下さっていたＮＨＫＢＳ‐ｈｉ放送の「トクサツ・ナイツ」
我が家では映りませんでしたが、依頼していた録画が無事に届きましたので、ネタバレさせて頂きます。
（ＢＳ１とＢＳ２なら、うちでも映るんですけどねぇ・・・ボソッ )
では、早速　いきま～す！

『トクサツ・ナイツ第１夜　円谷英二物語』　　２００６年１月４日　ＮＨＫＢＳ‐ｈｉ放送分

“最新の特撮技術を駆使して製作されるハイビジョン特撮ドラマ『生物彗星ＷｏＯ』　この番組は、今から４０年以上も前にある人物によって立案された企画を原案としている。その人物の名は、円谷英二。言わずと知れた特撮の神様である。”

数々の貴重な映像（撮影中の写真や放送映像など）を交え、関係者の方々のお話も入っていました。
お話して下さっていた皆様です。（順不同・番組中に出ていた紹介文です）

佐川和夫さん（特技監督）　：　ウルトラＱ、ウルトラマンなどの特撮班撮影を務める。
中野明慶さん（特技監督）　：　円谷英二氏のもとで助監督を務める。
鈴木儀雄さん（美術デザイナー）　：　ゴジラの特撮班撮影助手を務める。
中野稔さん　（光学撮影）　：　合成担当として円谷作品の多くを手掛ける。
土屋嘉男さん（俳優）　：　後に円谷作品の常連となる。
飯島敏宏さん（監督）　：　ウルトラＱ、ウルトラマンなどの監督を務める。
熊谷健さん　（プロデューサー）　：　ＷｏＯ（初代）の助監督を務める予定だった。
穴倉徳子さん（プロデューサー）　：　ウルトラＱなどの特撮スクリプターを務める。
北浦嗣巳さん　：　新番組『生物彗星ＷｏＯ』の特撮演出。

以下、敬称を略させて頂いています。ご了承ください。

ナレーション　（以下『』のみ）　『日本の特殊撮影技術の開拓者であり、数々の特撮作品の生みの親“円谷英二”。　彼のもとで育ったスタッフにとって手本であり、憧れだった。』

佐川　「茶の間で楽しめるものをというような意気込みですよね。」
中野明慶「まず、子供が見て面白い楽しい映画。」
鈴木　「すごく優しい、お父さん的な人でした。」

『１９０１年（明治３４年）、円谷英二は現在の福島県須賀川市に生まれた。元来、手先が器用だった円谷はこの地方では有名人だった。』

《市街地の変電ボックスには、円谷英二ゆかりのキャラクターが描かれている。
　その映像が・・・ウルトラマン、ゼットン、クレージーゴン、ガッツ星人・・・》

『鉄瓶やヤカンを使って小型の蒸気機関を作り、周囲を驚かせたこともあった。　機械仕掛けの模型飛行機を飛ばせて見せた時には、地元の新聞社が取材に訪れた。当時（１９１０年）日本では、初の公式飛行が成功したばかり。飛行機というものの存在を知る者すらほとんどいなかった時代だった。

１９１６年（大正５年）上京した円谷は、開校したばかりの日本飛行学校に入学。しかし、この学校はわずか１０ヵ月後に閉校してしまう。　好奇心旺盛な円谷は、黎明期にあった映画の世界へ飛び込んで行く。　映画界で撮影技師としてのキャリアをスタートさせた円谷は、ハリウッドの技術を参考に、グラスワーク（絵を描いたガラス越しに対象物を撮影する簡単な合成手法）や、クレーン撮影といった撮影手法を次々と実践して行った。

１９３３年（昭和８年）、円谷の人生を左右する映画がハリウッドからやって来た。【キングコング】
コマ撮りなどの技法がふんだんに取り入れられた、正に特撮が主役の映画だった。　円谷は、この道に生きることを決意したのである。』

中野　「いろんな勉強のために、当時キングコングのフィルムを“おやじ”が持っていて、それを投射して１コマだとどれくらい動物が動くのかと・・・」

『（キングコングの）フィルムを取り寄せた円谷は、どのような技術が使われているのか、それがどう演出に生かされているのかを１コマ１コマ徹底的に調べ上げていった。
デビュー以来３０本以上もの映画を共に撮ってきた映画監督の“犬塚稔”は、その良き理解者だった。　「長屋を深く撮りたい時、長屋の先を絵に描いてこれをスクリーンに映したものを撮影した。ミニチュアを作るのがうまい。箱庭のようなものを作り、水を流して川を作ったりして撮影した。」

しかし、円谷の仕事ぶりが常に周囲から評価されていた訳ではない。特撮の重要性は、多くの映画人には理解されていなかった。』

中野稔　「特撮って、当時は、有りもしないドラマを高等向けで映像にしていくガキのものだというイメージしかなかった。“円谷”も“ツブラヤ”と読める人がいなかった。“エンタニ”とか“マルタニ”とか・・・」

中野明慶　「特撮っていうのは“何やってるんだ？あいつら…”というところがあって、現場で撮影したらもう終わりという世界じゃないでしょ。現場で撮ったものを後で処理するという段階もあるし、それを加工してまた現場に戻したりみたいな…そういうことをやるからね。撮影終わってるのに何でカット上がってこないの？って。つまり、理解できないわけですよ。あれ、仕事してないんじゃないの？ツブラヤじゃなくって仕事サボってるズボラヤだって・・・」

『そんな円谷に大きな転機が訪れる。特撮を必要とする映画が製作されることになった。“ハワイ・マレー沖海戦（１９４２年）”　真珠湾攻撃の様子を迫力満点の特撮で描ききった。戦後、ＧＨＱが記録映像だと誤解した程だった。既に、円谷の技術は世界のトップレベルに達していたのである。』

中野稔　「飛行機に憧れていたという部分の中でも随分役立っているよね。全部ピアノ線だよ。それを消す技術もないんだから。消すのは（それを）映らないようにしたカメラマンの技術だった。」

『一連の戦意高揚映画を手掛けた円谷は、戦後一時職場を追われるなど不遇を囲っていた。
　〔１９４８年（昭和２３年）　公職追放指定をうける〕
しかし、その間も探究心と熱意が途切れることはなかった。“円谷特殊技術研究所”を設立。
　〔１９５２年（昭和２７年）　追放指定解除〕
技術の研究は続けられた。そしてついに夢が実を結ぶ時が来た。特撮を主役に据えた日本初の本格的怪獣映画“ゴジラ”の製作が始まった。（１９５４年）』

土屋　「僕が初めて映画に出たのは“七人の侍”。その途中くらいからゴジラっていう声を耳にしたんですよ。僕は好奇心旺盛だから、まず黒澤さんに聞いたが知らないと言われて、ちょんまげ付けたまま特撮のセットに行きましたけど、丹念に作ってるわけ。　なかなか本番が始まらないんですよ。延々と時間がかかってね・・・。」

『土屋はその後も、ゴジラの撮影現場に足繁く通いつめた。そんな土屋を円谷はセットに招き入れた。』

土屋　「助監督が来て（こっそり）本番始まりますよって言うんですよ。そうすると走って行くんです。円谷さんが僕の顔を見ると　“ようい、スタート”って言って、ドチャクチャやるんです。まあ、何て楽しいんだかと思いました。」

No.15737 - 2006/01/08(Sun) 20:58:52

☆ Re: 「トクサツ・ナイツ」第１夜　ネタバレ / miyu

『やがてゴジラは完成。細部に亘って作り込まれたミニチュアに、着ぐるみを使った怪獣の演技を組み合わせた特撮シーンは、圧倒的なイメージで見る者に迫ってきた。ゴジラは国内はもとより、海外でも大ヒットを記録した。世界の円谷の誕生である。これ以降、円谷英二には“特技監督”の称号が与えられた。』

中野明慶　「いわゆる一技術者じゃない訳です。だから、ある種エンターテナーの要素というか…やっぱり、自分が楽しんで面白いというものにのめり込める感性を持っていないと面白いものは作れないと思う、ディレクターというのは。」

『円谷の挑戦は続く。１９５６年（昭和３１年）には、“空の大怪獣ラドン”を製作。ピアノ線で吊られた怪獣を巧みに操る“操演”という技術を大胆に取り入れ、空飛ぶ怪獣の恐怖を描き出した。新しい映像表現の挑戦は留まる所を知らなかった。』

鈴木　「タコをやりたかったらしい。それでタコの研究をされて、８本も足があって、動きが複雑ですごく難しい。そういう複雑で異様な形を追求して、もっと面白く見せたいという気持ちがあったらしい。」

『円谷は、“合成”という技法を用いることで新しい映像表現に挑戦する。
１９６４年（昭和３９年）　“宇宙怪獣ドゴラ”
巨大化した宇宙細胞が地球を襲うというこの映画では、着ぐるみの怪獣では表現出来ない不可思議な動きをする宇宙怪獣による、大都会の破壊が描かれている。』

『ゴジラに代表される着ぐるみ怪獣は、形や動きに制限が生じる。宇宙怪獣を描くにあたっては、こうした制限を取り払う必要があった。先ず、怪獣が破壊する対象をミニチュアセットに組み、そこに別の映像を合成しようと考えた。水槽の中に怪獣を入れて撮影することで、不可思議な動きを再現したドゴラである。　常に新しい発想で取組んでいった円谷は、こうした映像表現の場を更に広げ、より多くの人々に提供したいと考えるようになった。誕生したばかりのテレビの世界に活躍の場を求めた。』

１９６３年（昭和３８年）　円谷特技プロダクション設立　〔１９６８年に円谷プロダクションに社名変更〕

『そこには、多くの若者が集結。円谷のもと、新しいメディアへの挑戦が始まった。』

飯島　「これはね、テレビの発足間もない時代ですからね。映画界から来た人、舞台から来た人、そして僕のような素人から入っていった人。それぞれのプライド、やろう！という気持ちがあるでしょ。それに大御所の円谷英二さんじゃないですか。だから、尊敬する気持ちとやってやろうという気持ちと。みなさんそうだと思うんですけど。」

佐川　「茶の間で楽しめるようなものをという意気込みですよね。全部が全部、映画館に見に来る訳ではないですから。家庭にいる人たちを引き付けるにはどうしたらいいかと・・・」

『テレビへの参入を決意した円谷は、世界にたった２台しかないフィルムの合成装置“オプチカル・プリンター”の最新モデルを手に入れたいと考えた。この機械があれば、合成の精度を高めることが出来るだけでなく、年間何十本というテレビ作品を量産することが出来る。そして、円谷特技プロダクションとして初めてのテレビ企画がスタートする。テーマとして考えられたのは、宇宙人だった。』

中野明慶　「まず子供が見て、面白い、楽しい。だから、その主人公っていうのがあって…。当時というのは、宇宙人というとオドロオドロしいイメージ、お化けの延長みたいな。そういうのではなく、おかしくて悲しい宇宙人なんだよねー。」

『こうして企画されたのが“ＷｏＯ”　宇宙からやって来た生命体と地球人との交流、そして彼らが遭遇する謎の怪事件を描く物語。主人公であるＷｏＯは半透明で、不定形の体を持ち目玉だけが光っている。このＷｏＯのビジュアルイメージは、ドゴラの映像表現を更に発展させたものと考えることが出来る。ドゴラの製作と円谷特技プロ設立は、同時期に行われていた。』

熊谷　「ストーリーを作るきっかけは円谷さんと作家との話し合い。そこから宇宙怪獣が出て来たと思う。直接は聞いていないけれど、円谷さんの中ではイメージがあったと思いますね。怪獣はゴジラだけではなく、宇宙から来た宇宙怪獣…。」

『だが、ＷｏＯは製作には至らず、企画は４０年もの間眠りにつくことになる。ＷｏＯに代わって円谷による初のテレビ作品となったのが“ウルトラＱ”（１９６４年撮影開始・１９６６年放送開始）

ウルトラＱでは、怪奇現象や個性的な怪獣・宇宙人が様々な特撮技術を用いて描かれた。特に、オプチカル・プリンターを使用した合成カットには目を見張るものがあった。　円谷は、昼間は東宝の撮影所で映画の仕事、夜は円谷特技プロのテレビスタッフが撮ったフィルムを厳しくチェックした。』

穴倉　「編集されている時よく呼ばれて…。自分で納得いかないと、特技監督を呼んで、何でこのカット撮ったの？とか。良いと、やっぱり褒めていましたよね。」

『ウルトラＱの高視聴率を受けて、テレビシリーズ第２弾“ウルトラマン”がスタート。その第１話、ウルトラマンは凶悪な宇宙怪獣ベムラーを追って地球にやって来る。宇宙から来た人間の味方というＷｏＯの設定が引き継がれている。スペシウム光線をはじめ、怪獣やメカが発射する多彩な光線。オプチカル・プリンターによって合成されたこれらの光線は、作品にスピード感と未来的なイメージをもたらした。

円谷は、自ら特撮シーンの陣頭指揮を執ることもあった。それは、映像表現の可能性に挑み続け、一切の妥協を許さないこだわりだった。』
《ウルトラマン第１９話「悪魔はふたたび」より円谷英二自ら特撮班の陣頭指揮を執った。》

そして、１９６８年（昭和４３年）、幼い頃より抱き続けていたメカへのこだわりを象徴する作品“マイティジャック”が製作される。この作品では、当時最新のハイスピードカメラを導入。高速で撮影した映像を通常の速度で再生することにより、空飛ぶ巨大戦艦に重量感とリアリティが与えられた。

円谷特技プロの設立から７年後の１９７０年１月２５日、円谷英二はこの世を去った。しかし、その精神は確実に後輩に受け継がれていった。』

佐川　「ちゃんと信念を持ってやらない限り、お客さんもついて来ない。見る人も見ない。見てくれる方に対して失礼なことはしないようにというのが基本です。これは、口すっぱくして…おやじさんの本当の信念というのはここしかないです。」

中野明慶　「考えてみましょうとか、善処しましょうとかいう言い方はしない。“できるよ”これ一言。横で聞いてて、ちょっと待ってよ…とか。後で、あんなこと言っていいんですか？って聞くと“いいじゃないの。後でゆっくり考えれば”“プロってその意気込みだ”と。」

No.15738 - 2006/01/08(Sun) 21:13:57

☆ Re: 「トクサツ・ナイツ」第１夜　ネタバレ / miyu

『そして２００６年、ついに幻の企画ＷｏＯが新しい命を宿した。最新のメディアであるハイビジョンで製作される“生物彗星ＷｏＯ”には、ＣＧをはじめ様々なデジタルの技術が投入され、新しい映像表現への挑戦が続けられている。』

北浦　「特撮的に言えばＣＧもあるし、着ぐるみ怪獣もあるし、いろんなアナログ的な合成もやっていますし、ハイビジョンカメラもハイスピードカメラを使ったりとか。ドラマ的にもサスペンスあり、バラエティ色豊かな作品になっています。」

『円谷英二とその後継者によって生み出されてきた特撮作品は、今も多くの人々に愛されている。その原動力となったのは、常に映像表現への果敢な挑戦を続けた一人の男の精神に他ならない。』

★ナレーションと共に流れていた映像は・・・【生物彗星ＷｏＯのプロローグ】

【英二氏と特撮スタッフ達の撮影現場での写真】

↓の各話の一部

【ウルトラＱ】より
　第１話「ゴメスを倒せ！」　　　　第１１話「バルンガ」　　　　　　第１４話「東京氷河期」
　第１５話「カネゴンの繭」　　　　　第１６話「ガラモンの逆襲」　　　第１７話「１／８計画」
　第１９話「２０２０年の挑戦」　　　第２４話「ゴーガの像」　　　　　第２５話「悪魔ッ子」

【ウルトラマン】より
　第１話「ウルトラ作戦第一号」　　第２話「侵略者を撃て」　　　　　第３話「科特隊出撃せよ」
　第１６話「科特隊宇宙へ」　　　　　第２３話「故郷は地球に」　　　　第３３話「禁じられた言葉」
　第３５話「怪獣墓場」

【マイティジャック】より　第１０話「爆破指令」
【戦えマイティジャック】より　第１４話「炎の海を乗り越えろ」
【恐竜探検隊ボーンフリー】より　第２５話「恐竜よいつまでも」

懐かしい映像が盛りだくさんでした。ウルトラマンの各話を、またじっくり見たくなってきました。
みなさんも懐かしい思い出に浸ってみては・・・？

すみません。大変長くなってしまいました。　(;^_^Ａ
ここまで読んでくださった方、大変お疲れになったことと思います。どうもありがとうございました。

No.15739 - 2006/01/08(Sun) 21:23:25

☆ Re: 「トクサツ・ナイツ」第１夜　ネタバレ / モグルドン

miyuさん、みなさん、こんばんは。

ロングレポ、お疲れ様です。
これだけまとめるのは、時間がかかった事と思います。

円谷英二監督のお話は、円谷英二館で知っていたつもりですが、
こうやってたくさんの方が英二監督のことを覚えてくださって、
お話してくださるという事は、やっぱり偉大な方だったんですね。
特撮にかける情熱とか、熱意とか、子どもに対する愛情が伝わってきます。

＞ちゃんと信念を持ってやらない限り、お客さんもついて来ない。
見る人も見ない。
見てくれる方に対して失礼なことはしないように

これが、私たちが今でもウルトラマンを見続けている理由なのだと思います。

miyuさん、本当にお疲れ様でした。
見る事が出来ない番組でしたので、とても嬉しかったです。
ありがとうございました。

No.15740 - 2006/01/09(Mon) 02:04:15

☆ Re: 「トクサツ・ナイツ」第１夜　ネタバレ / リド

miyuさん、モグちゃん、皆さんこんばんは

miyuさん、詳しいネタバレありがとうございます。
私も見ることが出来なかったので、大変興味深くmiyuさんの番組レポを読ませていただきました。
特撮という概念、言葉すら理解されなかった当時、円谷英二監督他スタッフは先駆を切って活躍されたご苦労が偲ばれます。
出来ないかもしれない、まだやったことがない要求でもできるよ、と簡単に円谷英二監督が応えるプロ根性。お見それしました！

No.15744 - 2006/01/10(Tue) 23:58:27

☆ Re: 「トクサツ・ナイツ」第１夜　ネタバレ / ゆーこ

miyuちゃん、モグちゃん、リドちゃん　こんにちは。

miyuちゃん、レポートありがとうございます！
日曜深夜にこの回を観ることができましたが、内容の濃い番組ですね。

英二監督に先導され、たくさんの方の情熱とプロ根性で作品が出来ているのだと改めて感慨ひとしお。
レイゴ隊長が製作なさった円谷英二館と照らし合わせると、英二監督の軌跡は、より解りやすいかと思います。

ご自身も円谷作品に出演なさるようになった土屋さんが、他作品出演中にハマッてしまわれた特撮の世界。当時を思い出されながらほんとうに楽しそうに語っていらっしゃったのも印象的でした。

「空の大怪獣ラドン」は、T2-Oさんの紹介で12月に観たばかりです。
モノクロですがミステリー＆特撮で、大人も楽しめるエンターティンメントだと思います。
英二監督は蛸の動きを研究なさり大蛸怪獣で表現されましたが、やがて半透明で巨大な「宇宙怪獣ドゴラ」の動きに反映され、それがWoOへ繋がるわけですね。

miyuちゃん、長文レポお疲れさまでした(^-^)

第4夜も観ることが出来ましたが、ハイスピードカメラ・ハイビジョンで表現された「生物惑星WoO」は、やっぱりハイビジョンテレビで観たいとため息をついた自分…(^^;;)

No.15745 - 2006/01/11(Wed) 06:25:41

★ 謹賀新年 / webmasterレイゴ@隊長

明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

本年もお体にご留意され、変わらぬご支援と応援のほどどうぞ宜しくお願い申し上げます。

No.15719 - 2006/01/01(Sun) 09:51:36

☆ Re: 謹賀新年 / webmasterレイゴ@隊長

再び失礼いたします。

真の勇者公開チャットの方に堀内正美さんからご挨拶いただいております。

ありがとうございます。

No.15720 - 2006/01/01(Sun) 10:08:48

☆ Re: 謹賀新年 / モグルドン

あけましておめでとうございます。

みなさま、昨年はいろいろとお世話になりました。
いつでもここは、私のHOMEだと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

堀内さん！？わぁぁぁほんとだ！！

＞堀内正美さん、あけましておめでとうございます。
ご挨拶いただきまして、本当にありがとうございます。

今年はウルトラマンの映画がありますね。
楽しみにしております。

No.15721 - 2006/01/01(Sun) 10:13:30

☆ Re: 謹賀新年 / リド

レイゴさん、皆さん。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申しあげます。
素晴らしい一年となりますように！真の勇者サイトがますます発展しますように！
>堀内正美さん、ありがとうございます。今携帯からなので拝見できませんが、帰りましたら早速読ませていただきます。嬉しいですね！

No.15722 - 2006/01/01(Sun) 11:10:29

☆ Re: 謹賀新年 / ちゃむ

隊長、みなさん、明けましておめでとうございます。

昨年は本当にお世話になりました。今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
↑でモグちゃんも書かれているように、私にとってもHOMEです。
ネットを繋いだら必ず来る場所、居心地の良い場所です。
これからもず～っと、末永く発展していくことをお祈りします。

堀内さん、明けましておめでとうございます。ご挨拶、嬉しく感激で拝見したしました。これからも宜しくお願いいたします。

No.15723 - 2006/01/02(Mon) 01:12:19

☆ Re: 謹賀新年 / ゆーこ

隊長、皆さん　あけましておめでとうございます。

昨年はたいへんお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。
HOME---私にとってもまさにそうですね^^
サイトのこれからの益々の発展を願っています。

＞堀内正美さん、明けましておめでとうございます。
ご挨拶いただきまして感激です♪ ヾ(*⌒∇⌒)八(⌒∇⌒*)ツ♪
これからもよろしくお願いいたします。

No.15725 - 2006/01/03(Tue) 08:07:40

☆ Re: 謹賀新年 / miyu

隊長、みなさん、あけましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願い致します。
ＨＯＭＥ！　私にとってもそうですね。
これからの末永～い発展をお祈りします。

＞堀内正美さん、あけましておめでとうございます。
ご挨拶いただきましたこと、とても嬉しく思います。
どうもありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

No.15729 - 2006/01/03(Tue) 14:03:25

☆ Re: 謹賀新年 / ムゲラ

レイゴ＠隊長、みなさんこんばんは。
おそまきながらあけましておめでとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。

公開チャット？？ということでしばらく探しましたがみつかりました。もうひとつお部屋があるんですね。

＞堀内正美さん、あけましておめでとうございます。
新参者ではございますがあこがれていました。（あっ。こんなお父さん欲しかった。ということで
照）これからよろしくおねがいいたしますね。

No.15731 - 2006/01/04(Wed) 21:44:29

☆ Re: 謹賀新年 / SADA07

レイゴさん皆さん
明けましておめでとうございます＾＾

今年もよろしくお願いしまーす！！！
＞堀内さん明けましておめでとうございます！！今年もお仕事頑張ってください！

＞ムゲラさん初めまして！！（隊長板にいらっしゃった時挨拶もしないですみませーん）どうぞよろしくお願いします＾＾

No.15733 - 2006/01/05(Thu) 08:59:30

★ テレビ愛知「もっと愛・地球博～アフター情報一挙公開」 / ムゲラ

みなさん、こんにちは。愛知の番組。といってもここの番組しかみれないんですよ・・・。ホームページもあるので補足でいきます。つたない文章ですがご了承くださいませ。

（閉幕して３ヶ月後の会場にて）
太陽君　すっかりかわってしもうたなあ～。あのにぎわっていた万博会場が～こんな姿になってしまいました～。あんなに人がおったのにさみしくなったな～。
メリ夫　モリゾー、キッコロも森にかえってしまったんだメリー～。
太陽君　ちがうねんなあ～。ぼくねモリゾーとキッコロは友達やねん。今日は待ち合わせしてんねん。
メリ夫　そうなのかメリ～。
太陽君　そうなのだメリ～。あっ。あそこ。
メリ夫　モリゾーとキッコロがかえってきたんだメリー～。
（思い出の地で感動の再会を果たした太陽君とモリゾーとキッコロ。元気やった～？うれしいわ～。と互いにだきあっている）
こうやってね。モリゾーとキッコロに会えたことやし。よかった。よかったね。万博の思い出は全部消えてしまったわけではないということや。あっそうそう
使われていたパビリオンの展示物はいろんな街で活躍していることなんやでぃ。

No.15707 - 2005/12/31(Sat) 16:05:38

☆ Re: テレビ愛知「もっと愛・地球博～アフター情報一挙公開」 / ムゲラ

（会場を中に移して。さきほどはボーダーのTシャツでしたが白いシャツに変えての登場です。MCは矢野きよ実さんです。）

矢野さん　万博には３０回以上いきました。そのパワーをどこにどうもっていけばいいのだろうか・・と私なんか思っているのですが矢野きよ実です。
太陽君　僕にとって万博は青春の１ページです。杉浦太陽です。
矢野さん　さわやかな一言ですね～。
太陽君　　なにをいっているんですか～。
矢野さん　わたしたちにとっていろんな万博があります。いろいろ変わっていくのがわかりますからね。
太陽君　　何回いきましたか？僕は２５～２６回いきましたかね～。
矢野さん　３０回以上は・・。太陽君たくさんいっているではないですか～。それなら突然ですが質問です。（とまくら木に似た木をとりだす）
太陽君　これって木ですよね。よく庭でみたりしますよね。（と手にとり）「これってけっこう重いですよね」としげしげとながめる。
矢野さん　この木は実はみなさんがよー歩いたグローバルループに使用されていたユーカリの木でできた板なんですよ。この板はリユースされているので今回は特別に借りてきてくれたんですよ。
（ここでランキング発表。ここでは太陽君の出番はないです）

No.15708 - 2005/12/31(Sat) 16:38:56

☆ Re: テレビ愛知「もっと愛・地球博～アフター情報一挙公開」 / ムゲラ

『杉浦太陽に告ぐ』
という指令をうけてとあるベンチですわっている太陽君。その指令とは？「万博の思い出の品をゲットせよ」そこでいきなり思い立ったように「そうだ！」
太陽君がねらいをさだめたのはスペイン館にあった六角ブロック。街角にでて行方を探します。そこであるスペイン料理店でブロックを発見！そこでお店に入り店長さんに交渉。しかし返事は「オーナーに聞いてみないと・・・」「オーナーですか？」「そこをなんとか・・・」ということで店長さんがオーナーに連絡をとってくれて交渉すること２０分。今回は特別に。ということで六角ブロック１個ゲット！ここのオーナーはスペインの方で設計も担当されたとかで閉幕一ヶ月前からお店にあるんだそう。
ここでまたスタジオにもどりブロックを披露する太陽君。「僕がもらったんやから僕のもんやで～」
「それはないでしょうが～」と会話の中で「ということでこれは１名の方にプレゼントということになりました。ここで矢野さんからもレアアイテムと矢野さんのだされているCDプレゼントも１名の方に。
続いて太陽君がやってきたのは愛知県弥富町の町役場
オランダ館のオブジェ等はほとんどこの町にあるということでまずおとずれたのは弥富町役場。町長室に通された太陽君。「これがそうですか～。こんなに大きかったんですね～」とピンク色したチューリップのオブジェに感心しきり。ここで太陽君が町長さんのかわりにとある保育園にプレゼンターとしていくことに。
連絡を受けた保育園ではいまかいまかと待ちわびています。車内の太陽君。あらためてオブジェの大きさに驚きます。「隣にくるとよけい大きく感じるんやわ～」で車は到着して贈呈式です。子供達はお礼に。と
チューリップの絵を書いてかわりに太陽君がオランダ館に（大使館だと思います）送ることを約束し絵をあずかります。次に太陽君が向かったのはエコマネーセンター。ここでエコマネー事業がどのようにおこなわれているのかお勉強です。エコバックの利用でどれだけのエコにつながるかなど担当の方から話しを聞く太陽君。「ポイントがたまるといろいろなものがもらえるんですね」（そうだよね。私もおまけは欲しいです）これをきっかけに地球環境に改めて感心をもった太陽君でした。
ここでまたスタジオにもどりランキングの発表、そしてプレゼントの宛先の発表です。

No.15709 - 2005/12/31(Sat) 17:19:28

☆ Re: テレビ愛知「もっと愛・地球博～アフター情報一挙公開」 / ムゲラ

いつも元気な太陽君でしたがスタジオではMCの矢野さんの元気には少々押され気味でした。でも番組を通してつたえたかったのは環境保護。それぞれのパビリオンでつかわれていたのもののほとんどはリユースされそれぞれの行き先へ旅立っていきます。スタジオ内のものもほとんど万博で使用されたものをつかっていました。次の世代に伝えるだけではなく私達の世代から伝えていかないといけないものだとおもいます。
ホームページにランキングの方と太陽君の顔写真等が載っていますのでよろしくお願いします。

つたない文章なのでわかりにくいところがありましたらごめんなさいです。太陽君のところだけ抜粋もしているので・・・。

No.15710 - 2005/12/31(Sat) 17:36:30

☆ Re: テレビ愛知「もっと愛・地球博～アフター情報一挙公開」 / モグルドン

ムゲラさん、みなさん、こんばんは。

番組レポありがとうございました。

とってよくわかるレポ、お疲れ様です。
HPの太陽くんと、モリゾーたちのバックの絵を見ていると、
今の地球博の様子がわかりますね。
解体工事中のパビリオンが見えました。

環境保護のために、使われていたものがほとんどリユースされているとのこと、
地球博らしい心使いですね。
きっと太陽くんも、懐かしくほの悲しく思い出していたのでは？と思います。

人気パビリオンランキングは、やっぱり・・・と思うものが上位でしたね。
ほんとに行けるものなら行きたかったです。

レポお疲れ様でした。ありがとうございました。

No.15711 - 2005/12/31(Sat) 19:17:37

☆ Re: テレビ愛知「もっと愛・地球博～アフター情報一挙公開」 / miyu

ムゲラさん、モグちゃん、こんばんは。

ムゲラさん、番組レポをどうもありがとうございました。
レポとＨＰを見ながら、愛・地球博のことを思い出していました。
実際には行けなかったのですが、万博紹介番組で毎週見ていましたから・・・。
太陽くんが探したスペイン館のブロックも覚えています。
外壁に使ってあった６角形のカラフルな陶器ブロックですよね。
今は、スペイン料理店にあるのですね。
うんうん、人気パビリオンは、やっぱり・・・と思います。

見られない、内容も・・・(ノ＿・。）と諦めていた番組だけに、こうしてレポして頂きとても嬉しいです。
ムゲラさん、本当にどうもありがとうございました。
お疲れ様でした。

No.15713 - 2005/12/31(Sat) 20:06:03

☆ Re: テレビ愛知「もっと愛・地球博～アフター情報一挙公開」 / ゆーこ

ムゲラさん、モグちゃん、miyuちゃん　こんにちは。

ムゲラさん、↓着合いを入れながらのレポ、ほんとにありがとうございます(^-^)

地球博会場にあったユーカリの木で作られた板、スペイン館の六角ブロック、オランダ館のオブジェ…まだまだいろんなものがリユースされているのですね。
広い会場では気が付きにくいことですが、同じものが移動すると改めてその大きさに驚いたりすることがありますよね。

エコに根ざしたこの博覧会の目標のひとつがこれからも実践されていくには、皆さんや私たちひとりひとりの協力が必要ですね。

お疲れさまでした～( ^-^)_旦""

No.15727 - 2006/01/03(Tue) 09:05:02

☆ Re: テレビ愛知「もっと愛・地球博～アフター情報一挙公開」 / ムゲラ

モグルドンさん、ｍｉｙｕさん、ゆーこさんありがとうございます。この番組に出ていたメリ夫君はテレビ愛知のエコキャラクターのスナメリなんだそうです。
書き忘れていてすみませんでした。

No.15732 - 2006/01/04(Wed) 21:48:31

★ みなさんの幸せをお祈りして / webmasterレイゴ@隊長

みなさんこんばんは

クリスマスですねぇ笑

東京は快晴です。
昨日家族が買いそびれたケーキはもう売ってなかったそうです。笑・・ということでケーキなしです。

みなさんはどのようなクリスマスをお過ごしですか
ウエブマスターの中には

クリスマスには予定がありますと更新しないサイト。てめ
逆に何かに取り付かれたように更新するサイト・・怖っ

今年も素晴らしい才能や出会いがありました。
感謝です。

みなさんメリークリスマス

No.15680 - 2005/12/24(Sat) 18:32:34

☆ Re: みなさんの幸せをお祈りして / モグルドン

隊長、みなさん、メリークリスマス！・:*:・(*´ー｀*)・:*:・

えーーっと、それで隊長は地道に更新作業をなさっていると言うわけで・・・

・・・ってレスしてる私も辛いよな・・・ヽ（￣￣￣￣￣∇￣￣￣￣￣）ﾉ

No.15681 - 2005/12/24(Sat) 18:59:20

☆ Re: みなさんの幸せをお祈りして / ムゲラ

レイゴ＠隊長、モグルドンさんこんばんは。

ケーキですか？最近は予約だったりいった時間には売り切れていたりとするようです。来年は予約することをお勧めします。でも家族でケーキ。といえるだけいいですね。わたしはひとり暮らしなのでケーキも買わずどよ～ん。としています。

お仕事の合間にも更新されているんですね。お疲れさまです。きっとサンタさんからプレゼントもらえると思います。これからもよろしくお願いします。

No.15682 - 2005/12/24(Sat) 20:59:37

☆ Re: みなさんの幸せをお祈りして / miyu

隊長、モグちゃん、ムゲラさん、こんばんは。

☆｡･:*:･ﾟ★，｡･:*:･ﾟ☆ メリー・クリスマス ☆｡･:*:･ﾟ★，｡･:*:･ﾟ☆　↑きれいなツリーですね！o(*^▽^*)o♪

今年はケーキを予約（・・・お付き合いで・・・汗）していましたので、ささやかながら家族で楽しいクリスマスイブの夜を過ごしました。　( ^^)／▽☆▽＼(^^ )

で、隊長は今夜もパソコンに向かっていらっしゃるのですね・・・お疲れ様でーす。

No.15683 - 2005/12/24(Sat) 23:04:01

☆ Re: みなさんの幸せをお祈りして / リド

レイゴさん、皆さんこんばんは。

メリークリスマス♪眩いばかりの夜のクリスマスイルミネーションを堪能しながら、また思い浮かべながら‥‥
皆さん今宵楽しいひとときを♪♪

No.15684 - 2005/12/24(Sat) 23:38:07

☆ Re: みなさんの幸せをお祈りして / ちゃむ

隊長、みなさん、メリークリスマス～！！☆

かわいいツリーありがとうございます～。
楽しいパーティだったり、家族で過ごしたり、何にもしなかったりといろいろな過ごし方をしたと思います。
我が家もやっと意味が解ってきた姪のために大人たちが奔走していました　爆
取り敢えずプレゼントは私のバイキンマン一人勝ちでした。やりました！！（何を？）
アンパンマンは・・・・・正月まで待ってもらうことにしよう　爆

隊長、クリスマスにも更新作業ご苦労さまです。
みなさん、良いクリスマスでありますよ～に

No.15686 - 2005/12/25(Sun) 00:02:33

☆ Re: みなさんの幸せをお祈りして / ゆーこ

隊長、皆さん　こんばんは。

ツリーの点滅、キレイですね～。
我が家のツリーはもう10年ほど使いまわしで(！)、接触不良、クリスマスソングが消え、電飾がまばらに・・・オーナメントでごまかしています(爆)

珍しくTVを消してクリスマスBGMと、聖書・賛美歌で過ごしました。
地球儀でイエス様の降誕場所を確認《大雑把》したり、自分の幼稚園時代の降誕劇の写真出してきて語り合ったり、味わい深いクリスマスイブとなりました。
子どもたちは珍しく早寝しました。一番先に退室した長男を長女曰く「早く寝てサンタさんに偉いね～、ってプレゼントもらう為なんだよ」(笑)。

周囲を見回すと何だかんだ騒然としていますが、今晩は平和でした～！

皆さんに幸せを。　MERRY CHRISTMAS！！

No.15687 - 2005/12/25(Sun) 02:48:17

☆ Re: みなさんの幸せをお祈りして / SADA07

隊長皆さんこんばんは～♪
わー　こんなスレを立てて下さってたんですね！
遅くなりましたがﾒﾘｰｸﾘｽﾏｽ☆
ほんとに皆幸せになって世の中が良くなるといいですね。
素敵なツリーありがとうございます＾＾

No.15704 - 2005/12/31(Sat) 01:20:04