[ 掲示板に戻る ]

記事No.2852に関するスレッドです

江戸川河川敷の植物 / yoshi [関東]
TAGAさん、今晩は。

私がよく散歩する江戸川の両岸は多くの場所で護岸がコンクリートで固められ、河川敷はゴルフ場、野球やサッカーなどのグラウンドになっているのですが、昔ながらの河川敷の場所が点在するように残っています。そのような場所では昔からそこに生えていた植物がひっそりと見られます。添付写真は8月から10月にかけて見られる主なものです。

毎年安定してみられるのはセンニンソウとフジバカマです。つる性植物のセンニンソウは他の植物に覆いかぶさるようにしてたくさんの花を咲かせています。フジバカマは生えている場所が春先に下草刈りが行われるためか安定した株数が見られます。ミズアオイは河川敷に池の様な場所ができると突然姿を現すのですが、池が乾燥化したりヒメガマなど他の背の高い植物が増えるとすぐに姿を消してしまいます。

河川敷には色々な植物の種が眠っているようで草刈などが行われて日当りがよくなり川の水が氾濫して湿地化すると突然姿を現すものが多くあります。下草刈がよく行われている場所だとたくさんの植物が見られる里山の野草と同じことが言えるかもしれませんね。但し、護岸整備が行われてしまうともう見られませんが。

No.2852 - 2006/09/03(Sun) 22:12:49

Re: 江戸川河川敷の植物 / TAGA [関東] [ Home ] [ Mail ]
yoshiさん、江戸川河川敷は、秋の花が咲き始めたようですね。
センニンソウやタコノアシは私の散歩道にも沢山あります。
フジバカマは最近はめっきり少なくなったという話ですが、あるところにはあるのですね。
そうですね、護岸されてしまうと、流れが変わることもなく、氾濫することもなく、自然環境がすっかりかわってしまうのでしょうね。ある意味、川は死んでしまって、水が流れる場所、水路になってしまうような気がします。氾濫や草刈りなどの、昔から川とそのそばに住む人間が作るちょっとした刺激がそこの環境を作っているというのはとても興味深いですね。里山とも似たようなところがあるのですね。いってみれば「里川」でしょうか。いつも見ているからこそ、そういうことも見えてくるのですね。

No.2853 - 2006/09/04(Mon) 23:14:42