奈良のとある方が、農業がしたいということで昨年から いろいろ相談を受けてました。そして今年、めでたく3反ほどの田んぼを借りて兼業農家に! 右も左もわからず、もちろんトラクターだって初めての運転! とりあえず当店の中古機を2日レンタルしました。 左がクラッチ、右がブレーキ、ロータリーの昇降レバーもあるけど ポンパでも上下できるし、副変速と主変速にクリープって?? 爪の回転は何速?1が速いのか、4が速いのか? Rってなんや!なんで逆転すんねん!倍速ってなんや! 全くチンプンカンプンだと教えるのが大変です。。。
でも農業っていいよな〜って思いました。 この方は、ゆくゆくは荒れた耕作放棄地を中心に、山間部の 稲作を盛んにしたいという夢も持たれてます。
最近、この不景気で農業が注目されてるけど 「仕事がないから農業でもするか」 「職場というストレスがなく自由に暮らせる」などの 安易な理由でできるほど簡単な仕事ではございません! 農業は結果がでるのに時間がかかります。 田んぼを起こして、田植えして、肥料をあげて、水の管理、 草刈り、消毒、そして稲刈り。 やり方次第で豊作不作はすぐ変わるし、もちろん努力しても 天候ですべて台無しの時もあるし。 台無しになったら一年の収入が水の泡。
農業の“農”という字は、本当は“脳”なんだ!って 以前テレビでやってました。
定年後に菜園をしようと管理機を購入いただいたお客さんが 「土耕して肥料やってイモ植えたら、それでできると思ってたけど、耕し方、肥料の量、時期、イモの植え方までちゃんと方法があるとは思わなかった!農家のおっちゃんはたいしたもんやわ!」って言ってました。 収量を確保しようと思えば、それなりに最善のやり方があるもんです。
僕も農業やりたいな!って常に思ってるわけですが なかなか農機具屋を辞める決心がつきません(笑)
農業やりたい!って本気で思う方ならどんどんお手伝いしますので お気軽にご相談ください♪
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No.1719 - 2009/05/18(Mon) 21:41:41
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