またもやインターネットでよいご縁がありました。 中古の田植機をお探しだったNさま。ご来店いただき 商談の結果、田植機と一緒にトラクターも御成約! しかも両方とも新車です。
田植機はトラック積載時などに降りて操作できることが条件だったので それなら新車で!ということに。ついでにトラクターも 型落ち特価品のGB175があったのでご購入です。
ネット販売とはいえ、そう遠くない距離ですからもちろん アフターサービスはすべて当社でやります。 そうなるとどこからどこまでがネット販売というのか その定義も曖昧になってきますね。 お客様との出会いのきっかけがネットであったというだけですね。
坂本鉄工が何のためにネットを活用しているのか。 中古を全国にバラ撒いて一儲けするため?いやいやそうではありません。
奈良県山添村に坂本鉄工所あり!ということをたくさんの人に 知ってもらうためであり、坂本鉄工所はクボタ・ヤンマー・イセキ他 小物メーカーも多数扱っていて新車、中古車の在庫も豊富! そんな情報を発信して新規顧客獲得に繋げるのが一番の目的ですね。 地元だけでは顧客数の減少は目に見えてるし、高齢化で機械も本当に 売れなくなってきていますが、ちょっと視線を広げれば 大きな田園地帯がたくさん広がる激戦区もあります。 激戦区という事はそれだけ農家の購買意欲も高いという事です。 そういった人達に坂本鉄工所を知ってもらうためにネットは 本当に有効な手段なんです。これまでの地元のお客様は ほぼ9割以上が常連客という本当に良い状況でしたが 地元がだんだん崩れてきた以上、これから新規客を獲得するためには 営業範囲を広げる必要があります。 実際、ここ2年で片道30分〜1時間範囲のお客様が 多数増えました。これひとえにネットのお陰です。
関心の高い中古機を品揃えすることで農家さんにどんどん来店してもらい、そこで商談の結果、やはり中古より新車にしよう!となったパターンも多いです。今回も同じ。 元々農機具を買うつもりでネットで探されていただけに 商談もスムーズです。買う気もない農家さんのところへ 飛び込み営業にいくより絶対効率がいいです。
農機具買おうと思って、タウンページで農機具屋さん探しますか? やっぱ今の時代はネットですよねぇ。 いまどきネットで探せないものなんてないくらいに普及してるのに。 これを利用しない手はないです。情報はどんどん流すべき!
農家さんも代が代わっていくにつれ、付き合いをする農機具屋も 変わる傾向にあります。今までは地元の農機屋の言いなりだったけど、 これからはいろんなところでいろんな機械が買える!っていう時代が やってきたのです。それに、買いたくても地元の店は敷居が高くて。。。 という声も意外に多く聞かれます。
こういった現状をメーカーさんわかってるかな?
ネットで坂本鉄工所を宣伝して、その結果新規のお客様に機械を 購入してもらえたらこんな嬉しいことはありません。 そしてお客様にとっても 「いいお店で機械が買えてよかった。作業もラクになった」と喜んでもらえたら もう最高ですね!やはり顧客満足が第一です!
こうやっていい事ばっか書いてるけど、やはり今回の件で 「何のためにネットをするのか」って改めてここ数日間ほんとに考え込んでました。 ホームページを開設して、中古情報を乗せて全国いろんな所から 注文をいただき、お陰さまで順調に売り上げは伸びてきましたが その頃から売り上げを伸ばすことばかり頭にあって いつの間にやら中古農機専門店、ブローカーのように なってしまった感じがありました。前に電話で問い合わせをもらった時に 「中古屋さんですよね?」と言われ、何か心に引っ掛かるものがありました。 うちは農機具屋さんであって、決して中古屋さんというわけではありません。 もちろん新品もたくさん売っています!
だから、中古もいいけどやっぱできるだけ新車を売っていこう! そして、たくさんのお客様のニーズに合った機械を提案できるように 新品中古どちらも在庫をたくさん持とう! 車でいえばカーライフアドザイザー。農機具屋は “アグリライフアドバイザー”? そういう存在になれるように努力します!
ネット販売もよく考えて、全面的に見直してみます。 そのきっかけを与えてくれたクボタさんに感謝!(ホンマか!?)
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No.835 - 2007/03/11(Sun) 22:23:29
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