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/ 編集パス
RE:ドイデ編集問題 NEW / 石井 [中国]
tym様
エールをいただいて、感謝申し上げます。
残念ながら、耄碌とは自分では思っていませんが、いくつもの事柄を配視しながら記述するという作業は、今はもう難しい、と自覚する昨今です。
あれを書いた当時は、専門家にぶつかっても、負けない、或いはもっと勉強してやる、という意気込みでした。大口をたたいておきながら、今ごろ言い訳をするのは情けない、とは思いません。素人・専門家など関係なく、考えるべき事を正面から捉えるというのは、廣松渉が示した事です。私にはご期待に応える事は出来ませんが、若い世代の中から、廣松渉を受け止め、更に超えようという芽はきっと生まれつつある、と信じています。
No.485 - 2024/12/12(Thu) 11:24:50
ドイデ編集問題 / tym [東海]
石井様
ドイデの編集問題について
当時の石井様からの呼びかけに
呼応しようと思いましたが
ドイツ語などの外国語に堪能では
ないので、躊躇したまま、時間が
経過しました。いまも、当時の
石井様の労作を、ダウンロード
で所持し、オフラインで何度も
読んでおります。
それにしても、現在の学者の
廣松編集に対する批判は、重箱の
スミをつつくような内容で、
まったく進歩がないと思う次第です。
死人に口なし。酷いと思います。
廣松版をベースに、より良い編集版
を作成すれば、日本のドイデ研究は
より前進したと思います。
びっくりしたのは、廣松版を批判
している学者が、自分が、発見した
かのような口述筆記説を持ち出して
いることです。高度な思想的内容の
文章が、口述筆記できるとは
素人目からみても、無理と思います。
廣松さんは、マルクスとエンゲルス
を初期から研究し、ドイデが書かれ
た時点での、両人の思想的到達点の
相違を意識した上で、ドイデを編集
したのだと思っています。
石井様が編集完全版をアップされる
ことを期待しています。
No.484 - 2024/10/27(Sun) 21:11:43
『賃労働と資本』『労賃、価格および利潤』 / 石井 [中国] [ Home ]
マルクスの小論の河上肇訳を二件公開した。
共に岩波文庫版が国会図書館で公開されているから急ぐようなものではありませんが。
No.483 - 2024/08/21(Wed) 10:07:53
ヴィンデルバンド『意志の自由に就いて』 / 石井 [中国] [ Home ]
戸坂潤訳ヴィンデルバント著『意志の自由に就いて』を公開した。
春秋社刊『世界大思想全集』第57巻としてあり、戸坂は先に大村書店から出していてその改訳版ということです。戸坂であれば分かりやすく翻訳してくれているか、と少し期待しましたが、まあ元のWindelbandの文章が持って回った分かりにくい文なので、こんなものか、というところです。
考察としては、哲学的というならこうするものだ、とWindelbandの自慢するところでしょうか。講演を素としたということですが、まさかこんな表現を口頭でしたのではあるまい、と思いますが、どうなんでしょう。どなたか、一般人にも読める日本語で訳し直して欲しい、と強く思います。
No.482 - 2024/07/26(Fri) 08:36:38
『プレルーディエン(序曲)上巻』 / 石井 [中国] [ Home ]
河東涓訳ヴィンデルバント著『プレルーディエン(序曲)上巻』を公開した。
下巻は篠田英雄訳なので、手を付ける予定は有りませんが、興味のある論文は下巻の方かな。
新カント学派はハイデッガー以前のドイツ哲学として、戦前の日本ではよく研究されていたようです。日本に於けるカント解釈としては、彼等のものを規準に見る必要が有るようです。その意味で公開できる文献としては貴重かなと思います。ただ遺憾ながら、訳としてはよい評価は出来ない。日本語としてこなれていないし、元のドイツ語文が長ったらしいとは言え、どこで息継ぎをしたらよいのか、と言いたくなるものだ。意味不明な箇所を、陶山務訳を参照したり、原文をGoogle翻訳を頼りに調べたりした。そのいくつかはpdfにも書き込んだ。
No.481 - 2024/06/30(Sun) 07:53:00
菊池慧一郎訳『パイドン』 / 石井 [中国]
プラトン著菊池慧一郎訳『パイドン』を公開した。
国会図書館が公開しているものをテキスト化したものです。いくつか意味の取りにくい箇所を、他の訳書と比較し、コメントを挿入しています。
No.480 - 2024/05/29(Wed) 06:36:11
『物質と記憶』 / 石井 [中国] [ Home ]
ベルグソン著高橋里美訳『物質と記憶』を公開した。
戦後まもなく岩波文庫に収録されたぶんです。現在は熊野純彦訳が収録されていますが、その旧訳というところ。とはいえ、熊野訳の読みやすいのに比べると、かなり読みにくい。哲学を専門に学んだ方なら、そうでもないのでしょうが。
記憶という語は、mémoireとsouvenirの二語に対する訳語になるのですが、熊野版ではすべてルビを振って区別をしている。実際、記憶という機能と記憶されているその内容では全く違うのですが、文脈上で明確なところも有れば、どっちのことか、はて?と思える個所もある。そういうところでは、単に私の不明かも知れませんが、できるだけルビを振った。
他にもétendue と extension、どちらも「延長」とされている個所があるが、見出しでは「延長と拡張」としている、その関連が不明、とか。いくつもどうなのかと思えて、熊野訳と対照したが、切りがないので、打ち切って公開した。
No.479 - 2024/04/15(Mon) 20:19:50
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