池上鎌三訳二篇 ライナッハ「現象学について」 トワルドウスキー「所謂相対的真理に就いて」 矢崎美盛著「認識論史-その一章,カント哲学序説」 以上三篇を公開した。
矢崎「認識論史」は、一般教養程度の哲学史では名前しか登場しないWolffとかBaumgartenの合理主義者の考え方を、カントの前史として取り上げている。1930頃新カント学派が衰退し、認識論から存在論の見直し、という流れに棹さしたものではあるが、哲学史の補完として役立つものである、と思います。 |
No.489 - 2025/08/31(Sun) 20:58:56
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