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大部分は完成です。後は線路部分について書けば大よそOKのはず。 /*/ 駅構内 ・入口(外観) ・一般乗客用の駅 ・貨物搬入口 ・線路 ・セキュリティ系施設 ・駅建造に関連する雇用情報のログ 『玄霧藩国大神殿前駅』 その仰々しい名前は飾りではない。この駅がただの『玄霧藩国駅』でないことには、立地条件的なものだけでない、深い理由が存在する。 共和国動乱。いくつかの過ちから起きた、苦しい日々。 共和国天領との戦いと、政情不安による治安の悪化との戦い。 内とその更に内、ただひたすらに内側に向けて銃を向けざるを得なかった、悲しい季節。 悲しみを何とか乗り越えてたどり着いた、ひと時の平穏。 だから人は、思い返すだけで気が滅入りそうなその過去を、こぞって忘れようとするだろう。 しかし、それでは過ちから何も学んでいない事になってしまう。それはいけない。 平穏を享受し、心穏やかにあることはいい。 だが、過ちを繰り返さないという事は、辛い事から目をそむけるという事ではない。 そのための大神殿駅なのだ。 人々の過ちから失われた命を、全て受け入れ、救った、大神殿なのだ。 そこで無辜の単にのために働いた者達の、全国で事態の収拾のために心血注いだ者達の、そして苦しみの中で、決して諦めなかった者達の、その思いを忘れずに抱き続けるために、 玄霧藩国の新たなる顔となるべきその施設は、大神殿前に作られた。 /*/ 環状線建設の主目的は、共和国内における物資流通手段の不足を補う事にある。 ターン10以降のルール改正及び市場の停止により、各国は資産を動かす事がかなり難しくなった。 かの漢の国、リワマヒ国が裏マーケットにライセンス生産を許可した航空輸送機『きゃりっじ』などが存在するため、全く輸送が不可能という事はなかったが、 それとて非常に高いコストを必要とする。人手も必要だった。 低コストで、人手を使わずに資産の流通を可能とする、共通施設が必要だったのである。 共通施設を建造するという目的ははっきりしていたが、情勢混乱中の共和国ではそれも難しかった。 だからこそ現在、情勢が安定に向かい始めた所から、各国は環状線の建設に取り掛かることになっている。 玄霧藩国は、ターン11で深刻な雇用状況の悪化に見舞われていた。 臨時政策などで緊急雇用を作ったり、農地の大規模拡大を図ったりはしたが、それはあくまでその場しのぎ的な雇用先である。 情勢の安定と共に、従来の職などに対する労働力の受け入れを進めていかねばならなかった。 とはいえ、情勢の変化は大きかった。全て元の鞘とはいかない。 ならばこそ、折りが良かった。 玄霧藩国内における環状線の建設は、大規模な人手と、恒常的な労働力を求めていたのである。 /*/ ◎求人情報◎ (中略) Q.『玄霧藩国大神殿前駅』清掃スタッフ募集。 綺麗好きな貴方にお勧めなお仕事です。経験者優遇。時間応相談。保険あり。 賃金及び詳細な労働条件につきましてては、玄霧藩国ハローワーク内連絡板に記載があります。 ※作業着・作業具につきましては、管理公社から貸し出しを行っています。お気軽にお申し出下さい。 R.『大神殿前駅・貨物搬入口』検品、梱包作業者大募集。 環状線から降ろされた物資を検品するお仕事です。輸出する物資の梱包などもあります。 几帳面な貴方に。研修制度あり。経験者優遇。時間応相談。保険あり。 賃金及び詳細な労働条件につきましてては、玄霧藩国ハローワーク内連絡板に記載があります。 ※作業着・作業具につきましては、管理公社から貸し出しを行っています。お気軽にお申し出下さい。 S 『大神殿前駅・一般用乗車口』売店スタッフ募集。 接客が好きな、笑顔が素敵な貴方に。研修制度あり。経験者優遇。 賃金及び詳細な労働条件につきましてては、玄霧藩国ハローワーク内連絡板に記載があります。 ※作業着・作業具につきましては、管理公社から貸し出しを行っています。お気軽にお申し出下さい。 /*/ 駅の構成は、大きく分けて3つからなる。 まず1つは、環状線を使って国外へと移動する、逆に環状線を使って入国する、一般客用の乗降口と、その関連施設だ。 売店や飲食店が駅構内に存在し、列車の待ち時間の退屈を紛らわせるための娯楽もいくらか揃っている。 出入国管理も行われるために警戒は厳重でもあるが、緊急時でもなければ物々しい雰囲気などはない。 本人認証と手荷物検査さえ受けられれば、後は基本的に自由である。 勿論、有事には精鋭部隊が迅速に駆けつけられるようにもなっているわけだが。 尚補足として、駅のホームと線路との間には、(列車停泊時の乗降口部分を除いて)理力シールドによって障壁が張られている事も付記しておく。 事故も自殺も無し、というのが、藩国及び管理公社のポリシーである。 もう1つは、国外との資産のやり取りなどを管理する、物資搬入口である。 国という大きな単位で使用するため、大神殿前駅では非常に多くの物資がやり取りされる。 それこそ数万t単位なのが当たり前であり、気軽に手荷物としてホイホイ扱える量ではなかったから、当然、専門の設備が建造されることとなったわけだ。 到着した荷物の数、中身、宛先に誤りがないかどうかを確認するのはこの手の業種では当然であり、量が多ければ多いほど、人手もシステムの整備も重要となる。 列車テロなどを防ぐ意味合いも含め、大量の人員が正確に業務を完遂するためのシステムの構築には、高いプライオリティーが設定された。 最後の1つは、所謂ひとつの駅舎である。とはいえ、駅舎はほぼ全て駅の管理公社が使用していたから、直接管理公社と呼ぶ方が通りがよい。 駅の持つ意味合い、その重要性を鑑みれば、その管理には多大な労力が割かれて当然と思われ、実際、藩国政府は確かに、それを重要と考えていた。 当然、駅で働く人員の数も非常に多く、駅で働く人々の環境を整えるために働く人々もまた必要だったから、それらを統括して管理する公的企業の存在は、運営上必須だったと言える。 運営方針に国が大きく関与している事については、『親方玄霧』などと揶揄される部分もあったが、そもそもこれほどの規模の施設を管理しきれる民間企業もない。 優れたスタッフと明確なスタンスによって、管理は概ね上手く行っていると言えた。 /*/ [No.1919] 2008/07/27(Sun) 02:34:42 |