![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
「時事ネタ自虐ネタで攻めてみるなら、ここでつよーい回復薬イっとくほうがいいよね?」 「やめなさい」 玄霧藩国の医療整備分隊4、今回は王女親衛軍第二騎士団(部隊名は第一騎士団であった)の治療を行っている。 「PPGの人たちが今回の主役ですからね。また前回の暁さんたちみたいに高速回転してもらって……」 「しねえよ! また薬物依存発生させる気か!」 過度な回復による肉体と精神への大きなダメージは、医師として自らの存在意義を疑ってしまうほどにひどいものである。 さりとて回復を行わなければ戦いには勝てず、そのジレンマが彼ら自身をも蝕む恐れもあるのは事実だったから、各人どうしても暗くなりがちだった。 それを紛らわせるにしては、いささかネタが不謹慎ではあるのだが。 玄霧藩国が主に治療を担当した皆さんは毎回本当に良く頑張ってくださってるので、心から感謝を申し上げる次第なのである。 その心は『無理させてごめんなさい』でありつつ『頑張ってくれてありがとう』であり、 そして『できれば治療回しそんなにせずに勝てませんかね?』でもあるのだ。 どうか、玄霧藩国に治療されたらひどい目にあう、とか思わないで頂きたい。いや、そんなこと思われてないだろうというのは前提として。 「こう、戦場の医師たちが薬漬けでぐずぐずになるって話、結構わかる気がしちゃうかもー?」 「……だからって、俺達がそうなったら色々終わりだろうが」 医師など本来は活躍しないのが正しいのであり、人の命を救う現場こそが彼らの戦いだ……というフレーズ。 もう散々使い古された感はあるが、それでもやっぱり事実なのだ。 「そうそう。だから今後は身の振り方考えないとだけどさ。まあ、それでも今回はやることやらんとね」 「第四階層だったか? そろそろ深いところにいけそうなんだな」 これが最後の戦い、とは勿論ならないだろうが、叶うならそうであって欲しいと願いつつ、しかしこの迷宮を突破するため、彼らは治療を行った。 「というわけで皆さん頑張っておくんなさい。なるたけ倒れないような治療だけはきっちりするよ」 [No.2238] 2009/02/12(Thu) 21:22:24 |