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ゴロネコ藩国といえば果樹園である。 国内に大量に存在する果樹園の規模はにゃんにゃん共和国内でも随一であり、同時にその質も随一であった。 さて鍋の国にはフルーツ鍋なるものが存在する。これは鍋の国内でデザートとして取り扱われており、詳細は季節の果物を砂糖を溶かしたお湯で煮込み、柔らかくなったところでパン、あるいはアイスクリームの上に載せて食すというものだが、似たような鍋がゴロネコ藩国にも存在する。 基本的な作り方は、鍋の国のものと変わらない。 鍋に湯を張り、そこに砂糖などの調味料を加え、果物を落とすという単純極まりないやり方である。但し、ゴロネコ藩国のフルーツ鍋は、その果物の量が鍋の国に比べて圧倒的に多い。これにはゴロネコ藩国の果物に対する並々ならぬ努力が起因する。 ゴロネコ藩国の果樹園は先にも挙げたとおり、にゃんにゃん共和国でも随一である。 元より森が多いという国土の性質もあったが、それ以上にゴロネコ藩国民の力が大きい。彼らは単に果樹園を創り上げるだけではなく、収穫した果物の管理、加工にも気を配ってきた。ゴロネコ藩国の果物の質が高いのは、単に果樹園の規模に因るものではなく、こうした彼らの努力の積み重ねの賜物であると指摘する者も多い。 果物の加工にも多大な努力を払った彼らは、果物をデザートとして扱うだけではなく、主食として扱うことに関しても考えてきた。その結果として生まれたのがゴロネコ藩国のフルーツ鍋である。色とりどりの果物が投入されたフルーツ鍋は非常に栄養価が高く、同時に甘いものが好きな子どもたちに大人気である。好き嫌いが多く、またその結果必要な栄養素を欠落しがちな子どもを持つ親に取り、フルーツ鍋は非常に重宝された。 鍋の国と違いゴロネコ藩国ではフルーツ鍋をパンやアイスクリームなどと一緒に食べるという習慣を持たない。あくまでフルーツ鍋はフルーツ鍋で一品の料理であり、それ以外の要素は必要としないため、とされている。その真意がどのようなものなのかは、フルーツ鍋の開祖以外に知る者はいないが、ゴロネコ藩国民が自国の果物に関して絶大なる、それでいて過剰ではない自信を有していることは確かである。 なお、ゴロネコ藩国と鍋の国に於いてフルーツ鍋という共通点が見られ、このことを元に両国の間には某かの関係性があるのでは、という声も挙がったが、現在のところそれを裏付けるような証拠は発見されず、また単なる偶然であると見る者も多いことを追記しておく。 以下レシピ。 鍋に砂糖を溶かしたお湯、もしくは牛乳を張る。このとき、指二本分が目安とされる。 出汁を沸騰しないように注意しながら温め、予め皮を剥き、一口大(子どもにも食べやすいため)に切った果物を入れる。なおバナナやミカンなどの柔らかい果物はこのとき入れてはならない。主にリンゴなどのある程度固い果物を入れる。 静かに煮込む。このとき、沸騰させると果物の柔らかな風味が飛んでしまうため、沸騰させると台無しである。 果物の切り口が柔らかくなってきたところで他の果物を入れる。さっと数十秒だけ煮た後、火を止める。 各自皿に盛り、お好みで蜂蜜や砂糖をかける。 以上、美味しく召し上がれ。 [No.387] 2007/02/04(Sun) 02:32:29 |