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大変お待たせしました! まだ冒頭ですが、もうオチが見えそうでごめんなさい(笑) 矢鍋様がみてる 〜ナベスティーヌスからの贈り物〜 一 日曜日。鍋の国政庁も一応公休日である。 時刻は午前10時。今日も南国のお日様は、矢鍋様のようにぽかぽかだ。 広大な鍋城の敷地のはずれ、政庁からもちょっと歩いたあたりにある西門に、いわずみ子の姿があった。そしてなぜか隣には、白衣の下はいつもセクシーで有名な鍋村藤崎氏がいる。 鍋の国の休日は商店街や娯楽施設に人が流れるため、商店街に近い西門のあたりは仕入れや買い物がてらの散策中の人々が溢れている。 鍋の国の中心部、鍋城城下町の片隅にある待ち合わせの定番といえば、王猫・矢鍋像である。 いわずみ子はそこを待ち合わせ場所には選ばなかった。 土鍋の上に王猫様がこんもりと鎮座しているその像の前は、休日ともなれば待ち合わせの相手を待つ人々で賑わっている。こんなところで待ち合わせたりしたら、きっと知っている誰かに見つかってミサお姉さまとの初めてのデートが台無しになってしまう。だからそこからかなりはずれた西門前で待ち合わせることにしたのだ。 「あのさ、いくらなんでも早いんじゃない?ミサさんはまだ矢鍋様とお散歩中だって。あと30分は戻らないと思うよ。」 ミサお姉さまとの時間の時間は11時。忙しい人だけど、きっと遅刻なんてしない人だ。遅刻したらいけないと心配しすぎて昨日は眠れなくて、さっき藤崎さんに見つかったときは「ついさっき来ました」とか言ったけど、実はそのさらに1時間前からいた私とはまた違うと思う。 「俺のことはお気遣いなく。ミサさんが来たら政庁に戻るからさ。」 「あの・・・そもそも、なんで今日もここにいらっしゃるのですか?」 「俺か?休日出勤に決まってるだろ。そういや休日ってしばらくないな・・・ははは。」 どうやら今日のデートに合わせてここにいたわけではないらしい。いわずみ子は内心胸をなでおろした。 無意識にため息までついていた。 「・・・・・どうやら仕事でないのに出勤してる奴らもいるみたいだけどな。」 「・・・はい?すみません、ちょっとぼんやりしてしまいました。」 「いや?そうか。今日だったんだな。すっかり忘れてた。俺まだ若いのになー。健忘症は勘弁してほしいもんだな。」 「ふふふ。」 和やかな雰囲気で会話を楽しむ彼らだったが、やがて商店街から南門に向かって人が徐々に流れ、集まりだしていることに気がついた。 「お。思ったより早いお帰りだな。じゃ、俺は出迎えついでに仕事に励んでくるわ。」 「いってらっしゃい。」 ひらひらと手を振って見送ると、いわずみ子はまた一人で道行く人々を眺めていた。 眺め始めてからさほど時間もたたないうちに、門の内側から軽やかな足音が近づいてくる。振り返る前に声が届いた。 「いわずみ子!」 「ミサお姉さま!!」 「結構待ってたんじゃない?すぐ出かけても大丈夫?」 「はい、私は大丈夫です。ミサお姉さまもお戻りになったばかりでしょう?休まなくてもいいのですか?」 「私も大丈夫!それじゃ、行きましょうか。」 「はい。」 適度に人の流れも落ち着いた道を、彼女らは今日の目的地に向かって歩いていく。 彼女らの後姿が見えなくなる頃。 西門のはるか上から何かが落ち、ざっと音を立てて着地した。 「こちら、ブルー。目標が移動を開始。追跡する。」 「「ラジャ。こちらも配置についた。」」 門より高い木の上から飛び降り華麗に着地した青いマフラーの人物は、顔がわからないように仮面らしきものを身につけている。 「・・・まさか1時間半も木の上にいることになるとは思わなかったよ〜・・・。」 首や肩をゴキゴキと鳴らしながら密かに動き出した人物がいることに気がついている人間は、まだほとんどいない。 キー:1234 [No.805] 2007/05/13(Sun) 02:02:45 |