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「俺がThe・Worldに刻んできた想いの全てを この一撃にィッッッッ」 この想いはどこに届き、そして願いはかなったのか・・・。 そして憑神は消滅した・・・。 それが本来の姿なのだ。 その者たちはその後、真にこの世界のすばらしさに触れる。 しかし、その代償に気がついていたのだろうか・・・? その笑顔に・・・ その涙に・・・ その怒りに・・・ 女神は慈愛のまなざしを向けた。 そして目を閉じた・・・。 「来たのですね」 一見何も見えない空間につぶやく。 「さすがは全能の女神、その能力までも使えますか」 その声と共に女神の周りには七つの聖櫃のようなオブジェクトが出現する。 聖櫃は一斉に開き、その中から七本の鎖がまばたきするほどの速さで 飛び出し、女神に絡みつく。 「一本足りません・・・これでは私を縛ることはできませんよ」 目を閉じたまま巻きついた鎖の事など気にする様子もなく言葉を発する。 「それが一人退席してまして・・・しかしあなたはもう見えているはず ですよ、その能力がつかえるのだからね・・・」 「八本目の見えざる鎖、貴女は神だ、しかし・・・優しすぎる」 それがどういう意味なのか、女神には分かっていた・・・いや、もう その結果を知っていたというべきだろうか。 「行きましょう・・・」 その声で聖櫃は青いエネルギーフィールドを作り出し女神を包み込む と何処かへ消えた・・・。 始まりと終わりを象徴する青き魂と黒き魂は互いのキー・オブ・ザ・ トワイライトであると共に彼らのキー・オブ・ザ・トワイライトに もなってしまった・・・それを本人達が気付くことは無くとも・・・。 ジジジジジ・・・ミーンミーン・・・ ピ〜ヒャラリラリラ・・・ドンドコドンドコタッタッ 「そこのお兄ちゃんイカヤキどぉ〜うまいよぅ〜」 「イカじゃねえだろ、タコだよ!」 「うるっせぇ、だまってろィ」 「おい、クジやろうぜ、クジ」 「おと〜さん、あのあかいおさかなとって〜ぇ」 虫、人、楽器の音、そして食べ物の焼ける香ばしい香り。 これだけフレーズを並べればわかるであろう。そう・・縁日である。 「お〜い、タケトぉ〜りんごアメ買ってきたぞ〜」 人ごみみまみれながら、そしてそれをかき分けるようにタケトの所 へ向かう青空。 ガツッ・・・右足のスネに誰かの足が引っかかった感覚を感じた時 には・・・もう転んでいた。 「あ〜あ、大丈夫かぁ〜青空」 急いで駆け寄るタケトだったが、そのタケトも・・・転倒した。 倒れている青空のちょうど隣に倒れる形になり、地面スレスレで 互いの顔を見合わせる。 そして青空は一つ発見した。タケトの頭にはギュンダーのお面が 装着されwていたのだ。 倒れたままで、 「お前、ホンッッッとに好きだなギュンダー」 二人とも笑いが込み上げてきた。笑いつつも立ち上がる二人、しかし 立ち上がった直後に青空が痛い、と言わんばかりの顔をする。 「どうしたっ青空、どっかケガしたか?」 心配そうにタケトは青空を見つめる。 「いや〜転んだ時じゃないんだけど・・・」 ・・・と言いかけwたがそれを最後まで口に出さずに飲み込んだ。 実のところ青空は、朝から頭痛で苦しんでいた。朝目覚めた時ベット の階段を降りる最中、突然頭に痛みが走り、ズキズキしていたのだが 今日はタケトとの約束があったし、この後にもクラスのみんなで催さ れる、夏のきもだめし大会があるのだ。 青空は夏に一度しかない、このビッグイベントをタケトと共有したい、 そういう気持ちがあった。 タケトの性格上頭が痛いなどと言ったら必ず、無理はするなよ・・・、 そう言うだろう・・・。青空はそう予測していた。 「あ〜りんごアメ、だめになっちゃったなぁ」 青空はそう言うと、落として人に踏まれ割れてしまったアメに目をやり ながら、ため息をつき肩を落とした。 「ま〜いいじゃないの〜〜」 その声が聞こえたその時、目の前が真っ暗になった。 タケトが自分の持っていたギュンダーのお面を後ろから青空にかぶせた のだ。 「おぉおおおぉぉお〜、びっくりしたぁぁぁぁ」 あわててお面をはずす。そのやり取りに気付いた周囲にいる人達もクス クスと笑う。 「それ、やるよ」 そう言ってタケトスマイルを見せた。りんごアメを落としてへこんでい る青空へのタケトの小さなやさしさであると同時に、ムリをしている青 空への感謝の気持ちが込められていた。 なぜならタケトは青空と待ち合わせ場所で落ち合った時から、どこか 辛そうにしていた事がわかっていたからである。 そして、もしかしたらこの最高にやさしい友達ともいつまで一緒にいら れるのか分からない・・・、そうも思っていた。 「そろそろ時間だな、学校行こ〜ぜ〜タケト」 左手首に付けた安物の時計を見ながらタケトに促す。 「お〜う」 タケトはそう言いながらも、ちゃっかりイカヤキを購入、露天のおじ さんにお金を渡していた。 (あとがき) シュト○・ハイムに手術してもらって執筆速度が30%減速してしま ったガソダムです。こんばんは。 夏休みスペシャル縁日編終了でございます。予告していた6話をやっ と投稿できました。すこしだけ.hackっぽいところが出たので(それ でもちょっとしかない)すこしホッとしています。 まぁ、シュト○・ハイムは手術に失敗しましたが・・・。 ついに次回謎の男「マッチャン」の登場でこの世界に革命が起こる ・・・ことはないんですが、まぁ新キャラ登場にご期待してください。 そして9話と10話にはあの方々が登場・・・。 アカ○があんなことやこんなことになってしまいます。 そして謎の最強○○○○ーの○ッ○が火を噴きます。 乞うご期待。 それでは・・・。 [No.1057] 2008/02/23(Sat) 20:12:17 |