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all .hack//Side1話&2話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 19:48:34 [No.1063]
Re: .hack//Side3話&4話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 19:50:14 [No.1064]
Re: .hack//Side5話&6話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 19:50:58 [No.1065]
Re: .hack//Side7話&8話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 19:52:30 [No.1066]
Re: .hack//Side9話&10話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 19:54:09 [No.1067]
Re: .hack//Side11話&12話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 19:54:57 [No.1068]
Re: .hack//Side13話&14話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 19:55:44 [No.1069]
Re: .hack//Side15話&16話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 19:56:30 [No.1070]
Re: .hack//Side17話&18話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 19:57:22 [No.1071]
Re: .hack//Side19話&20話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 19:58:21 [No.1072]
Re: .hack//Side21話&22話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 19:59:08 [No.1073]
Re: .hack//Side23話&24話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 19:59:42 [No.1074]
Re: .hack//Side25話&26話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 20:00:35 [No.1075]
Re: .hack//Side27話&28話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 20:01:31 [No.1076]
Re: .hack//Side29話&30話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 20:02:33 [No.1077]
Re: .hack//Side31話&32話 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 20:03:26 [No.1078]
Re: .hack//Side最終章 - 黒忍冬 - 2008/02/26(Tue) 20:04:39 [No.1079]


Re: .hack//Side9話&10話 (No.1066 への返信) - 黒忍冬

「なにを引き出しますか?」
NPCの商人は決まったセリフしか言わない。目の前にアイテム欄が開かれる。
その中の武器の欄には1つのアイテムしかない。
・・・『天剣デュランダル』・・・
β版のレア物だ・・・手に入れたのは異様な出来事だった・・・
β版が終了したあの日・・・逆様の男に会った時に手に入れた代物だ。
「ほんとに良いのか?こんなのもらって・・・」
ケニーはそんなこと言いながら手に入れた剣のもう1本を手に入れた。
俺が手に入れたのは『天剣デュランダル』、ケニーに渡したのは『魔剣カラドボルグ』どちらもレア物だ。
だが、ただのレア物ではない。手に入れた場所が場所だからだ。
『NAVEL OF LAKE』・・・謎の男からだ。
あの後、アイテム欄を確認すると2つのアイテムがあった・・・『天剣デュランダル』と『魔剣カラドボルグ』・・・・
そのアイテムを預けたままなのだ・・・つまり、実戦では使っていないのだ。
「おい、リアン・・・どうしたんだいきなり?」
俺の後ろには先ほど呼び出しておいたケニーが居る。その手には『魔剣カラドボルグ』が握られている。
「使ってんだな・・・それ・・・」
「おっ、これか?お前からの最初で最後のプレゼントだからな」
ケニーには手に入れたいきさつを話していない・・・
「で、なんのようだよ?」
「気が向いたんだよ・・・」
そう言うとケニーをつれてΩサーバーのルートタウン、リア・ファイルに転送した。


     第10章 バグ

『Ω 異形なる 者達の 驚異』
これが、ケニーとの冒険に選んだワードだ。
俺は心の中で密かに願ってたのかもしれない・・・
あの、モンスター・・・スケィスの仲間に・・・いや、同類かな・・・・それに会いたいと・・・
「おい、早くダンジョンに行こうぜ!!」
ケニーが行きたくてたまらないらしい・・・
「わかったよ・・・」
そう言うと『快速のタリスマン』を使いダンジョンの方へ向かった。
ダンジョンの中にはいると景色が一変した。
たしかにダンジョンに入ればフィールドと違い、石造りの洞窟になる。
そこまでは、ふつうのダンジョンだが・・・なにやらおかしい・・・画面にノイズが走ったと思うと、
壁や地面、天井に至るまでなにやら数式が出てくる。
「これは・・・・」
「バグ・・・エリア・・・か?」
不意にケニーからバグエリアと言う言葉が出てくる。
「バグエリア?」
「そういう噂を聞いただけだ・・・実在するとは・・・」
ケニー自身驚いているようだ。
「どうする?引き返したくなったか?」
俺の質問にケニーは
「まさかな、こんなにおもしろい所があったんだ・・・神像部屋まで行こうぜ」
そう言うとケニーはダンジョンの中を進んでいった。


[No.1067] 2008/02/26(Tue) 19:54:09

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