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No.1224へ返信

all .hack//reenact - すたでぃ - 2008/02/21(Thu) 16:58:22 [No.1052]
八話「血の代価.txt」 - すたでぃ - 2008/05/30(Fri) 20:26:58 [No.1248]
七話「TRUE?.txt」 - すたでぃ - 2008/05/03(Sat) 18:14:46 [No.1227]
六話「but.txt」 - すたでぃ - 2008/04/27(Sun) 12:28:19 [No.1224]
五話「ALL.txt」 - すたでぃ - 2008/04/21(Mon) 20:28:40 [No.1223]
四話「不信.txt」 - すたでぃ - 2008/04/15(Tue) 21:09:10 [No.1213]
三話「Real.txt」 - すたでぃ - 2008/03/09(Sun) 18:08:26 [No.1131]
二話「logout.txt」 - すたでぃ - 2008/02/24(Sun) 16:54:43 [No.1058]
一話「無題.txt」 - すたでぃ - 2008/02/21(Thu) 18:15:25 [No.1053]


六話「but.txt」 (No.1052 への返信) - すたでぃ

―――悠久の古都 マク・アヌ―――

「――おい、あれって・・・。」
「――間違いない。『アカキバ』だ。」
「――え?なになに?有名人?」

いつもの場所。いつもの街。いつもの風景。
ただ、いつもと違うのは、心境だった。

「――珍しいね、何か考え事でもあるのかな?」

今は、他人なんて構っていられない。

今は、『篠原真理』として、この事態の回避に努めなければならない。
そのためなら――

「お、いたいた(笑」

楽天的な声で我に返った。

「珍しい事もあるんだねぇ・・・♪」
「・・・。」
「センターポイントで沈黙しないでほしいなぁ(泣」

この『世界』の友であり、『現実』の親友でもある、『みかんアメ』。
・・・つくづく食べ物系の名前が多いことを痛感する。

そんなこと気にしてる場合でもないが。

「――絶対公言してほしくないんだけどさ・・・。」

ささやきで伝える。

《「え、何々???(笑」》

ちょ、マテコイツ。

「何で叫ぶんだよ!!!」

叫ぶ=この古都にいる全員に話が伝わる。

「すまん、間違えた♪」
「・・・確信犯だろ」
「・・・正直、スマンカtt
「とりあえず通報・・・」
「ちょ、本当にスマンwww」

コイツには隠し事は無理か!?

「スマン。こっちも何でもないから。」
「え〜?w」
「・・・ま、なんかあったらまた頼むし。」

精一杯の嘘。

本当は他人に頼りたい。

けど、そんな事はプライドが許さない。

無駄な、無駄なプライドが―――






―――――あとがき―――――

無理やり紅牙の交友関係書いてみました。
本編とのズレは大きいですが;


[No.1224] 2008/04/27(Sun) 12:28:19

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