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No.1270へ返信

all .hack//ダークサイドヒストリー - オメガ - 2009/01/16(Fri) 12:13:01 [No.1264]
[削除] - - 2009/01/16(Fri) 12:14:27 [No.1266]
本編用 - オメガ - 2009/01/16(Fri) 12:13:35 [No.1265]
第0話プローグ - オメガ - 2009/01/16(Fri) 12:15:36 [No.1267]
第一話新しい仲間 - オメガ - 2009/01/16(Fri) 12:16:17 [No.1268]
第二話 再会 - オメガ - 2009/01/16(Fri) 12:17:03 [No.1269]
第三話『交渉』 - オメガ - 2009/01/16(Fri) 12:17:38 [No.1270]
第四話『決意』 - オメガ - 2009/01/16(Fri) 12:18:16 [No.1271]
第五話『朱雀と玄武』 - オメガ - 2009/01/16(Fri) 23:35:34 [No.1274]
第六話『白虎と青龍』 - オメガ - 2009/01/17(Sat) 16:59:48 [No.1275]
第七話『闇の翼』 - オメガ - 2009/01/18(Sun) 16:54:38 [No.1276]
第八話『蛇』 - オメガ - 2009/01/20(Tue) 21:36:57 [No.1278]
第九話『暴走する悪魔』 - オメガ - 2009/04/11(Sat) 20:38:30 [No.1280]
第十話『騎士・T』 - オメガ - 2009/04/19(Sun) 17:47:03 [No.1281]
第十一話『騎士・U』 - オメガ - 2009/11/09(Mon) 12:07:43 [No.1308]
第十二話『騎士・V』 - オメガ - 2009/11/09(Mon) 12:08:53 [No.1309]
第十二話『騎士・W』 - オメガ - 2009/11/09(Mon) 12:09:52 [No.1310]
Re: 第十四話『騎士・W』 - オメガ - 2010/03/05(Fri) 19:22:05 [No.1325]
お知らせ - オメガ - 2011/03/29(Tue) 11:31:33 [No.1326]
[削除] - - 2009/01/20(Tue) 21:36:56 [No.1277]


第三話『交渉』 (No.1269 への返信) - オメガ

凰花「ん、メール?」
凰花はPCに新メールが来て居るのに気がついた。
凰花「差出人は・・・ガルム!?」
凰花は差出人を見て驚いていた。
ちなみにメールの内容こう言ったものであった。
差出人;ガルム
件名;他言無用
内容:話したいことがあるから、Δサーバー『大いなる 闇夜 月』の最深部に一人で来い。
っと、言ったシンプルなものであった。
凰花(一人で来いか。この間の事もあるしちょうどいい、行くか)
凰花はログ・インした。
凰花「Δサーバー『大いなる 闇夜 月』」
凰花はΔサーバー『大いなる 闇夜 月』に転送された。
Δサーバー『大いなる 闇夜 月』
ファントム「お待ちしておりました。神拳の凰花殿、私はファントムと申します。最深部で我が主がお待ちです」
転送された場所には先日のチートPCが居た。そして、凰花は彼に案内されるがままに最深部にたどり着いた。
ガルム「待っていたぞ。凰花」
ガルムは笑顔で凰花に語りかけた。
凰花「メールで言っていた話したい事って一体何なんだ?」
凰花はガルムにそう尋ねた。
ガルム「まぁ、俺の現在のいる立場と簡単な交渉だ。まず、俺はCC社に消された放浪AI達の残留思念・・・言わば人間への深い憎悪を持った怨霊達の中にいる。彼らはCC社と人間への復讐を目的として行動している。俺は彼らの考えに共感し行動している」
ガルムはそう語り出した。
凰花「待って、CC社にはバルムンクの様にAIと関係なく接する人間もいる。それにお前だって人間じゃないか」
凰花はそうガルムに言った。
ガルム「確かにな。だが、もう遅い。すでに動き始めちまったんだよ。これは、人の欲が起こした結果であり人への罰だ。だから、お前に簡単な交渉を持って来た。こちら側の仲間にならないか。そうすれば、お前の大切なお友達には手は出さない」
ガルムはそう言って手を差し出した。
ここから少し時間を巻き戻し1度視点をシューゴ達に移します。
???「おい、あんた達。神拳の凰花の仲間だよな」?
赤い鎧のPCがシューゴ達に語りかけた。
シューゴ「えっ、そうだけど。それがどうかしたのか?」
シューゴは赤い鎧のPCにそう答えそう尋ね返した。
赤い鎧のPC「いや、さっき、適当に飛んだエリアで彼女と違法PCがダンジョンの奥に進んで行くのを見たからお仲間に知らせた方がいいかなって」
赤い鎧のPCはそう答えた。
ミレイユ「何言っているの。凰花が違法PCと歩いてる訳・・・」
シューゴはそう言いかけてこの間の事を思い出した。
カオス「それって、どこのエリアですか」
カオスもこの間の事を思い出し赤い鎧のPCに尋ねた。
赤い鎧のPC「ちょっ・・・ちょっと、落ちつてくれよ。俺も見間違い確かめたいから、メンバーアドレスを渡すからそれでいいだろ」
赤い鎧のPCはそうシューゴ達に言った。
シューゴ「なんでもいいから、早くしてくれ」
シューゴは赤い鎧のPCをそう急かした。
レナ「お兄ちゃん達、すごい慌てようだけどどうしたの?」
ガルム達との接触時に居なかったメンバーを代表してレナは近くにいた聖明に尋ねた。
聖明「この間、あの二人の知り合いがそれらしいPCを使った状態で俺達の前に現われてな。それじゃないかと踏んでるんだろ」
聖明はミレイユとカオス見ながらそう答えた。
阿修羅「でも、何でそいつが凰花を呼び出したんだ?」
阿修羅はそう聖明に尋ねた。
聖明「いいかたが、悪かった。凰花とミレイユとカオスの古い知り合いです」
聖明はそう言いなおした。
HOTARU「だったら、なおさら急ぎましょう」
HOTARUはそう言ったと、同時に赤い鎧のPC改めフレイルのメンバーアドレスを手に入れた。
そして、ここから視点と時間を戻した。
凰花(私は・・・どうすれば・・・)
凰花は自分がどうするべきか考えていた。
シューゴ「凰花ーーー」
シューゴがそう叫びながら仲間達とエリアに入ってきた。
凰花「シューゴ、それにみんなどうしてここに?・・・はっ!」
凰花はここにいる事は誰にも伝えていないはずなのにシューゴ達が現われた事に驚き、そしてある事に気が付いた。
ガルム「凰花、これはどう言う事だぁ。俺はこの事は他言無用だと言ったはずだ。なのに何故こいつらここにいる」
ガルムは凰花を睨みながら言った。
凰花「ガルム・・・これは・・・違う私は誰にも言っていない」
凰花は若干ガルムの表情に怯えと焦りながらそう言った。
ガルム「もういい・・・言い訳なんか聞きたくない。しょせん、お前も人間か。なら、お前も俺の敵だ」
ガルムは凰花を睨みつけながら言った。その表情は少し悲しそうだった。
ガルム「じゃあな」
ガルムはそう言ってゲートアウトしようとした。
凰花「待って・・・待ってくれガルム。誤解なんだ」
凰花はガルムを呼びとめようした。
ガルム「気安く話しかけるんじゃねぇ。言ったはずだ。お前も俺の敵だと」
ガルムはそう言い放ちゲートアウトした。
凰花「何で・・・何でここに来た。もう少しで穏便に済ませる事ができたはずなのに」
凰花はそう叫んだ。
シューゴ「どうしてって、そりゃ凰花が心配だったから」
シューゴはそう凰花に言った。
凰花「余計なお世話だ。単なる話し合いだったのに、余計な誤解を生まなくっても済んだはずなのに」
凰花はそう泣き叫んだ。
凰花「今日は、もうおちる。少し頭を冷やしたい」
凰花はそう言ってログ・アウトしていった。


[No.1270] 2009/01/16(Fri) 12:17:38

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