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No.1280へ返信

all .hack//ダークサイドヒストリー - オメガ - 2009/01/16(Fri) 12:13:01 [No.1264]
[削除] - - 2009/01/16(Fri) 12:14:27 [No.1266]
本編用 - オメガ - 2009/01/16(Fri) 12:13:35 [No.1265]
第0話プローグ - オメガ - 2009/01/16(Fri) 12:15:36 [No.1267]
第一話新しい仲間 - オメガ - 2009/01/16(Fri) 12:16:17 [No.1268]
第二話 再会 - オメガ - 2009/01/16(Fri) 12:17:03 [No.1269]
第三話『交渉』 - オメガ - 2009/01/16(Fri) 12:17:38 [No.1270]
第四話『決意』 - オメガ - 2009/01/16(Fri) 12:18:16 [No.1271]
第五話『朱雀と玄武』 - オメガ - 2009/01/16(Fri) 23:35:34 [No.1274]
第六話『白虎と青龍』 - オメガ - 2009/01/17(Sat) 16:59:48 [No.1275]
第七話『闇の翼』 - オメガ - 2009/01/18(Sun) 16:54:38 [No.1276]
第八話『蛇』 - オメガ - 2009/01/20(Tue) 21:36:57 [No.1278]
第九話『暴走する悪魔』 - オメガ - 2009/04/11(Sat) 20:38:30 [No.1280]
第十話『騎士・T』 - オメガ - 2009/04/19(Sun) 17:47:03 [No.1281]
第十一話『騎士・U』 - オメガ - 2009/11/09(Mon) 12:07:43 [No.1308]
第十二話『騎士・V』 - オメガ - 2009/11/09(Mon) 12:08:53 [No.1309]
第十二話『騎士・W』 - オメガ - 2009/11/09(Mon) 12:09:52 [No.1310]
Re: 第十四話『騎士・W』 - オメガ - 2010/03/05(Fri) 19:22:05 [No.1325]
お知らせ - オメガ - 2011/03/29(Tue) 11:31:33 [No.1326]
[削除] - - 2009/01/20(Tue) 21:36:56 [No.1277]


第九話『暴走する悪魔』 (No.1278 への返信) - オメガ

ヨルムンガンド「オーディン、俺達を呼び出したって事は見つかったのか。残り二つが?」
オーディン「あぁ、そのうちの一つだがな。何分今のシステム上起動しないと見つけられないからな」
ヨルムンガンドはこの間指令を出していた赤い鎧を着た重槍使い『オーディン』に尋ねるとオーディンは少し悔しそうに言った。
白虎「それで、どんな奴が使用しているんだ?」
オーディン「あぁ、それが少々厄介な奴が使用していてな。取り合えず今から映像を映すぞ。トール」
トール「OK、兄さん」
白虎が尋ねるとオーディンは青い服着た呪文使い弟の『トール』に映像起動させるように言った。
PK1「お前が氷悪魔の氷牙か。最近いろいろとやってくれてるそうじゃないか」
氷牙「・・・」
PK2「おい、無視するなよ」
氷牙「・・・邪魔、うざい、失せろ」
PK2「ぎゃーーー」
PK3「てめぇ、何しやがる」
PK4「いい度胸してるじゃねか」
氷牙「お前達もうぜぇ」
PK1・3・4「「「うわぁーーー」」」
氷牙「ここにもいないか」
映し出された映像に白い鎧を着た剣士の鎧が変わりPK達を斬殺する様子であった。
青龍「こいつって・・・」
ヘイムダイル「あぁ、最近うわさになっている無差別にPKをしている『氷悪魔の氷牙』だな」
ベルセルク「確かに厄介なのがもっているな」
映像を見たヨルムンガンド達は厄介そうな顔を浮かべていた。
ヨルムンガンド「それでこいつはどうすんだ?」
オーディン「一応奴の仲間では内容だから、青龍、白虎、いちかばちか接触してみてくれないか。それで可能ならこちら側の陣営に引き入れてくれ。奴はマク・アヌにいる」
ヨルムンガンドンが尋ねるとオーディンは青龍と白虎を指名しそう命じた。
青龍「了解」
白虎「それじゃ、行ってくるわ」
ベルセルク「気をつけろよ」
青龍と白虎は見送られながら、マク・アヌへと向かって行った。
トール「さてと、これから俺達は残りのこの一個を差がなければならいので、本日はこれにて解散です」
オーディン「それじゃあ、これにて本日は解散だ」
ヨルムンガンド・ベルセルク・ヘイムダイル「「「了解」」」
全員一時解散となりオーディンとトールは残りの一個を探しにヨルムンガンドン達は各自適当に過ごす事にした。ここらか視点をシューゴ達に移します。
シューゴ「何だ。騎士団の連中が集まってるぞ」
聖明「何かあったんじゃないか?」
ミレイユ「もしかしたら、ガルム関連かもしれないよ」
凰花「行って見るぞ」
シューゴ達はルートタウンの奥で碧衣の騎士団が集まっていた。
騎士団員1「『氷悪魔の氷牙』貴様には違法改造とPKの容疑がかかっている」
氷牙「だから、何だ」
騎士団員2「大人しく、我々に同行してもらおうか」
氷牙「断る」
騎士団員3「だったら、力ずくでついて来てもらおうか」
氷牙「目障りだ。消えろ、ギガフリーズ」
騎士団員達「うわーーー」
氷牙は自分を囲んでいた騎士団員達を氷漬けにし次々と倒していった。
シューゴ「何だ。あいつは」
聖明「何だ。知らないのか。最近、よく掲示板に書かれている無差別にPCもPKもモンスターキルしてるPK『氷悪魔の氷牙』だ。かなり有名だぞ」
シューゴ「そうなのか」
聖明「そうだ。ところで腕輪光ってるぞ」
シューゴ「えっ、あぁ、ほんとだ。一体何が起こってるんだ!」
ミレイユ「それだけじゃないよ。あいつの体も変な模様が出って光っているよ」
シューゴの腕輪と光ると同時に氷牙の体にも変な模様が出って光り始めた。
氷牙「何だ。この模様は、貴様俺のPCに何を・・・くっ、何だ。頭が・・・意識が薄れてうわぁぁーーー」
氷牙はシューゴを睨みつけたかと思うと頭を押さえ先程オーディンが青龍達に見せた姿とは別の姿になった。
氷牙「あぁぁーーー」
シューゴ「うわっ」
氷牙はシューゴを勢いよく壁に叩きつけた。
氷牙「あぁぁーーー」
青龍「やれやれ、完璧に暴走しているよ」
白虎「何をしたんだ。お前は」
シューゴ「あんたら、青龍と白虎。何をしたっていや得にもしてないぞ。俺は」
シューゴに斬りかかろうとした氷牙を弾き青龍と白虎はシューゴに尋ねた。
青龍「じゃあ、腕輪だな」
シューゴ「腕輪って、どう意味だ?」
白虎「俺達のPCには特殊な因子が埋め込まれていなうまく制御できないとちょっとした強い力の干渉で暴走しちまうんだよ」
青龍「だから、その腕輪の力に共鳴して暴走したという訳だ。わかったか3−Aのツートップバカの片割れ」
シューゴ「なっ、何でお前がその呼び名を知っているんだよ。ってか、誰が馬鹿だ」
青龍「知ってて、あたりまえだろ」
白虎「何せクラスメイトだからな」
シューゴ「まさか、その声からとすると、龍太と翔なのか」
青龍「正解だ」
白虎「そろそろ立ち上がったらどうだ。あいつはどうにかたし方がよさそうだしな」
シューゴ「みたいだな。まだ、暴走してるし」
シューゴは氷牙と戦っている凰花達をみながら言った。
青龍「うをぉーーー」
白虎「はぁーーー」
シューゴが立ち上がると同時に二人はこの間とは異なる姿になった。
シューゴ「雷舞」
青龍「疾風突き」
白虎「雷撃切り」
三人は一斉に攻撃し氷牙を弾き飛ばした。
聖明「遅いぞシューゴ」
シューゴ「悪い。つい話しこんじまってな」
聖明「そうか。そこの二人あとで俺達にも事情を話せよ」
青龍「了解」
白虎「そんじゃ行くぜ。雷撃斬」
青龍「真空斬」
凰花「雷神拳」
ミレイユ「バクドーン」
聖明「鳳凰」
シューゴ「こいつで止めだ。データドレイン」
全員起き上り飛翔しようとする氷牙に一斉に攻撃した。
氷牙「あぁぁーーー」
氷牙は全て直撃を受け元の姿に力無く倒れた。
オーディン「聞こえるか。二人とも」
青龍「オーディン、いったいどうしたんだ。そんなに慌てて」
全員が、一息がつこうとした瞬間青龍と白虎の目の前にモニターが現われ慌てた様子のオーディンが映し出せれた。
オーディン「最後の一つの場所がわかったぞ。お前達の頭上だ。しかも攻撃態勢に入ってやがる」
白虎「頭上って・・・マジかよ」
オーディンがそう言うと頭上には堕天使をモチーフにした赤い鎧を着たPCが火の玉を片手に収束させていた。
堕天使をモチーフにしたPC「ギガフレ・・・」
聖明「ファライドーン」
堕天使をモチーフにPCが火の玉を放とうした瞬間聖明が一瞬だが早く放ち撃ち落とした。
聖明「いったいどういつもりだ。フレイル」
フレイル「どういうつもりも何も、目障りな氷牙と利用価値のないお前らを消そうとしただけだ。それにしても姿も違うし顔が兜が邪魔で見えないのによくわかったな」
聖明が札を突き付けて尋ねるとフレイルは元の姿に戻り笑いながら答えた。
聖明「なるほど、この間連中いや、ガルムと凰花の交渉場に俺達を向かわせて決裂させたのもお前の企みだな」
フレイル「正解だ。俺ら企みをあんた達に流されると困るからな」
聖明「なるほど。どおりでタイミングが良すぎた訳だ」
フレイル「あんた、俺の事最初から信じてなかったな」
聖明「まあな。それで奴は今どこにいる」
フレイル「教えると思うか。それにあんたは俺の事信用してないんだろ」
聖明「だから、力ずくで・・・」
聖明がフレイルに攻撃しようとすると上から光線が降り注いで吹き飛ばした。
シューゴ「何だ。光線!このゲームにそんな技ないぞ」
サイボーグぽいPC「確かに正規のスキルにはないだがチートならばそう言ったことは可能なのではないか」
シューゴ達が聖明駆け寄ると建物の屋根から一人の男が降りてきてそう言った。
フレイル「ジェノか、遅いぞ」
ジェノ「そう言うな。こっちにもいろいろあったんだ」
氷牙「見つけたぞ。恭介」
ジェノ「子が親を呼び捨てにするとは随分と偉くなったものだな。氷牙」
氷牙が映像どおりの姿になりジェノに斬りかかろうとするとジェノは片腕から光線が放たれ氷牙を吹き飛ばした。
氷牙「ふざけるな。俺はあんたを親と認めていない。それに俺は貴様への復讐を果たせればリルアでもネットでもどちらでもいいだよ!」
氷牙は剣を掲げてそう宣言した。
ジェノ「そうか。それは楽しみにしてるぞ。次はその剣が俺に届くように努力するんだ」
ジェノは笑いながフレイルと共にゲートともにどこかへ転送されて行った。
氷牙「・・・」
氷牙は悔しそうに壁叩きその場を去ろうとした。
聖明「おい、待てよ。俺と共に来ないか?」
氷牙「悪いが、俺は誰ともつるむ気はないぞ」
聖明「そう言うなって奴らの目的は俺らみたいだし一緒に行動した方が得だぜ。つまりは俺達を利用しろって事だ」
氷牙「なるほど。悪くない話だ。詰まる所貴様も俺を利用しようとって事だろ」
聖明「あぁ、そういう事だ」
氷牙「いいだろう。その話だ」
聖明と氷牙はメンバーアドレスを交換した。
シューゴ「おいおい、勝手に話を進めるなよ。こいつ騎士団に目つけられているのを忘れてるだろ」
オーディン「その事に関しては俺が上に話をとしておいてやるよ。青龍、白虎お前達もこいつらと行動しろ。それにいろいろ事情を説明しないといけないしな」
青龍「了解」
白虎「これからよろしく頼むぜ。シューゴ」
シューゴ「何か、俺達の意志は無視かよ」
シューゴは自分の意思を無視し続ける彼らに呆れながらそう言った。



続く


[No.1280] 2009/04/11(Sat) 20:38:30

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