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・・・ゴリッゴリッ・・・ガツッ・・・ 「あぅ・・・いてぇ、ダメ受けんのカヨ」 一人先にログインしたオレは昨夜からプレイしたい気持ちを抑え 切れず、パムちんに教えてもらったアイテムの加工、いわゆる生産 活動をしてみる事にした。 (いつまでもギュンディアに迷惑かけるわけにもいかないしな) そう心中で自分自身と会話しながらもタウン:ルゥド・サン・トゥ ーナからほんの少し離れた林から切り出して来た木を削る、削る、 力の限り削る。 「う・・・おぉぉぉぉ・・・い、止めてくれ〜い」 遠くから聞こえたその声は次第に近くなり ガイ〜ンッ! 「ま、またやったな、ギュンディア」 早駆けからのオブジェクトに激突の自滅コンボにてお決まりのダメ ージがギュンディアを襲ったようだ 「よほ・・・イスカ、ただいまログインしたぜ」 ズッこけたスタイルのままセリフだけはカッコよくしようとするの はギュンディアらしいと言えばギュンディアらしい。 ギュンディアはこちらの手元を見て、 「ん〜、早速生産してんのかぁイスカぁぁぁ」 とササッと起き上がり軽く抜け駆けしおってぇ〜的にチョーク・ス イーパーっぽく首を絞めてきた。 「で、何作っちょるの?」 「へへ〜、実はオレすごい発明してしまったかもしれない」 ゴリゴリ木を削りながらも、自らの考えを出し惜しみしてみると、 「な・ん・だ・よ・うぅぅぅ〜教えてくれよ〜イスカぁ〜」 出し惜しみする言葉をはきださせようとしているのか首を極めてい るギュンディアの手に力が入っているように見える。 「わ〜かった、分かった言うよ、言うからそのスイーパーやめれ」 ギブアップを相手に告げる、いわゆるタップをしたらギュンディア はスイーパーを解いて、作業しているオレの正面に回り、作業を見 つめる。 「ほれほれ、教えれ教えれ」 「おぅ、オレはついに新武器を手にしようと思ったのだ、しかも誰 も持っていないような、スッゲーやつをだ」 思わずしたり顔をしながら発言に意外な返答が返って来たのだ 「うぉぉぉぉぉ、スゲーじゃないかイスカ、で、どんな武器なの?」 ここまでは予想していた反応だったんだが、 「そうこれはオレだけの武器、大剣とブーメランをかけ合わせた大 ブーメラン刀なのだ」 そう言った直後、ギュンディアは少し言葉を失っていたかのように 間を取り、軽くオレの右肩に手を添えると 「イスカ、そんな武器は本当にこのゲームに存在するのか?もしや 只の大剣にしかならんのでは・・・/」 (か・・・考えてなかったぁぁぁぁぁぁぁ) そのギュンディアの衝撃の一言に頭は真っ白、オレのしたり顔完敗 、その様子がギュンディアに伝わったのか、気を使うように、そし て慰めるように声を掛けてくる 「ま、まぁ〜作ってみようぜィ、イスカが考えてることも、もしか したら出来るかもしれないしィ・・・いやははは、きっと出来る、うん、できる」 削る手に力が入らなくなるというか、何となく場が重〜くなってし まったような、少し涙目 「なんか手伝うよ〜っってむしろこういう時はパムっちだ、パムっ ちも呼んで3人で作ろうぜィ」 思い空気を払拭するようにギュンディアはパムちんと連絡を取って いるようだ、しかし、オレの心はなおも重い 5分ほどした頃だろうか、ギュンディアが現れた時と同じように遠 くから声が近づいてくる、かと思えば昨夜パムちんが去り際に見た 光景が広がる 辺りに広がる煙が晴れたそこにはパムちんが腕を組んで立っていた 「アナタの町のお助けマン、トリッカー・パム見参ッ」 そんな華麗な登場にギュンディアはやはりツッコむ 「ト・・・トリッカー?おまいさんはどっちかって〜と忍者じゃない んか〜い!」 「ち・が・うっ、あくまでオイラはトリッカーな・の、トリッカー 、誰が何と言おうとトリッカーなのさん♪」 かなりのこだわりぶり、しかし、そのやり取りを見ていてギュンデ ィアのいうことも、言い得て妙、そして、ギュンディアは本題を切 り出す。 「パムっち〜、あのな、イスカがブーメランと大剣を合わせたよう な新しい武器を作ろうとしているんだけど、こういうのできるのか なぁ」 左手でアゴをさすりなaがらもパムちんから迅速な返答は無い 「ん、ん〜っん、どうなのかなん、ブーメランタイプの武器は使っ ている人を見たことは・・・ある、だから、もしかしたらもしかする かもねん」 その一言に少しだけ希望を持てた、その後これじゃ足りん!と足り ない素材をパムちんはゲールニー一座へ戻り、取って来てくれた。 「まだまだぁ、がんば〜イスカどん」 と現場監督するパムちん、それに対してギュンディアはというと ・・・パムちんほど知識があるはずも無く早駆けを使ってオレの周り を周回しながら、もっぱら応援要員なのであった、まぁらしいと 言えばらしいし、重い空気はその明るさで飛ばされてしまった・・・ そして 「完成!ヘヴィ・エッジ」 三者それぞれ新しい武器の完成に歓喜する、オレの武器、オレが自 分の手で作った武器、思っていた以上に愛着を感じる。 それはこの世界全体でみればチャチな武器なのかもしれないが、ギ ュンディアとパムちんが手伝ってくれたという思い出になるんだろ うと、感慨にふける 「せっかくだから使ってみようぜィ、パムっちともパーティーして みたいしね」 「ついにオイラの隠された実力を見せるときが来たのだにん」 オレとギュンディアはその一言に即ツッコむ 「あんたが実力見せちゃったら、新しい武器のテストにならんやろ っっっ」 ドゴッッ!? つい武器を抜刀したままツッコみを入れてしまった、そして、なぜ そんな時にかぎってクリティカルヒットが出るのかと自分に疑問。 (レベル3でよかったぁぁ) とっさに詫びを入れる 「ゴメ〜ン、パムちん、わ、わざとじゃないよ、ゴメ〜ン」 レベル3の一撃とはいえ、クリティカルヒットによるヒットバック 効果でダウンするパムちん、そして起き上がり 「PKイクナイッッ、イジメ、イクナイッッ( :凵F)」 と半分冗談まじりに復活、ギュンディアはギュンディアで 「イスカ、おいしすぎるっっっ」 こちらも必要以上に盛り上がる、そんなコントを演じながらもわき あいあいとパーティーを組み、ルゥド・サン・トゥーナを後にした。 (あとがき) 死神博士イスカアルティメットウェポン作成日誌編終了です 前回のサザ○さん的穴埋めクイズに正解した人に賞品はないです が穴埋めはできたでしょうか、私自身イスカのツッコミは激しか ったと思います。 次回・・・ギュンディアとイスカがツッコんだ○○の○○れ○○○が 本当に明かされる そしてイスカ、○イ○・○○○ンの事実にゲンナリ! さらにイスカとうとう○○という○○○を○○!? こんな衝撃ニュースを仕入れた記者は赤いアイツ○○○・○レ○○ ○←まだ未登場の重要キャラ に○○○・○○○○されて行方不明 になったという・・・。 こんなこと書いてて赤いアイツに○○○・○○○○されちゃいけな いのでまた次回お会いしましょう。 それではまた・・・ [No.1300] 2009/09/22(Tue) 15:36:52 |