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hack//Link 〜司の紹介者達 第1話 最初の紹介者達〜 「シューゴ先輩達も、晴輝先輩達も来れないのか!」 っとトキオ。 現在、晴輝(はるき)の命によりシューゴ・みいなペアと彩花と行動しているが、 この日は誰も都合がつかず、誰も来られない状態になっていた。 「これじゃあ、今日はなしか?」 と思ったトキオ、しかし 「ちょっと来て」 っと司(つかさ)からの呼び出し。トキオはすぐに司の元へと向かった。 そこには彩花(さいか)がいたが… 「何で下僕1号が来るのよ!」 「俺はトキオだよ! 彩花ちゃん」 トキオをまるっきり信頼していない彩花、 そのことを晴輝に指摘され、 彩花が全身全霊を込めてトキオを信頼できるようにするために、 現在、シューゴ・みいなペアとトキオ・彩花ペアの合同で行動している。 ちなみにトキオが彩花「ちゃん」と呼ぶようになったのは、 晴輝が美菜子を呼ぶ時やシューゴがみいなを呼ぶ時、 それぞれに「ちゃん」をつけて呼んでいた影響から。 「彩花様でしょ!」 「そんな〜、銀漢じゃないんだし」 ここでここから遠くにいる銀漢がくしゃみをした。 「でも私も司に呼ばれてきたの」 「彩花ちゃんも?」 「だから!」 「お待たせ」 ここで司登場。 「おお、司さん!」っとトキオ。 「実はここに2人を呼び出したのはあわせたい人がいるから」 と淡々と司は話す。 「えっ、あわせたい人って?」っとトキオ。 「その前に「かわいい」って言って」 当然のことなので「え〜!」と2人 司は言葉で攻めているが、 どぎつい言葉になってしまっているので攻められる2人は言葉が出なくなってしまった。司が何度も言っても言ってくれないので、 ついに司は変声機を切ってリアル声で「可愛いと言って」と話した。 するとトキオが「おお!」っと感動し、「かわいい、かわいい」と連呼し始めた。 司のキャラがかわりだし、みるみるうちに、 金髪にもなる髪、後ろは大きな天使の羽を持つ美女・女神のキャラになった。 「これが美司(みし)バージョンよ。美司って呼んでいる人も多いわ。 ガーディアンと融合して、ガーディアンを自由自在に操ることが出来、 さらに特殊能力でリアル記憶修復・復元出来るようになったわ」 っと美司になった司が説明した。 性格も上品でポジティブになり、毒も発しなくなっている。 「おお〜、凄い! 本当に美しい、まさか司さんが美司さんだったとは…。 こういうキャラがいると嬉しいし、憧れるな〜」っとトキオ。 「ありがとう」と返す美司。トキオはまた一つ感動が止まらない状態。 彩花が嫉妬状態で「確かに美しいが、なぜその姿に?」と美司に尋ねた。 「実は判断ミスをした人が3人いるの。一人はあなたたちの教官であるみーなちゃん」 と美司は語り始めた。「えっ!?」っと驚くトキオ。 「徘徊しているみーなちゃんを私が見つけたけど、その時帰してしまったこと。 もしそのまま家に連れて行ったらネットでシューゴくんに出逢えたこと」 「え〜!」っとトキオ。 「しばらく時は流れたけど2人は出逢い、今ではペア組んでいるわ」 「あ〜、良かった。そうだよな。あの二人一緒だったな」と安心するトキオ。 さらに美司の話は進む。 「二人目はゆうきくん。ネットとリアルであべこべなことを言ってしまったわ」 「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」とまた反応するトキオ。 「それは、リアルであった時に気づいてあっさり解決したわ」っと美司。 「あ〜、良かった」っとまた一安心するトキオ。さらに美司の話は進む。 「そして今日会わせる人なんだけど、 実は意識不明になる直前に怒鳴りつけてしまったことがあって、 その後努力と苦労でトラウマ消えたかに見えた。しかし残っていたの、司のままの時に…」 「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」っとトキオ。 「だからこの姿になったの」と説明した美司。 そこへトキオと同年齢くらいの2人が現れた。 そこで美司は「紹介するわ。 私達の引き継ぎし者達である進太(しんた)くんと杏美(あんみ)ちゃんですわ」 っと紹介。 「はじめまして、進太です」「杏美です♪」 「はじめまして、トキオです」「彩花です」 「ちなみに君たち4人同じ学年だから」とつける美司。 4人とも「おお〜」と感動した。 トキオは進太の剣を見て 「おお〜、スゲェ〜、 これがなかなか抜けないと言われていた進さんから受け継いだ剣か…。まさか君が…」 と羨ましがっていた。 「そう、進大兄さんから授かった物だから。 そっちこそ生身でログインしてくろとは…。羨ましいな〜」と返す進太。 進太は年相応でかっこいい剣士キャラである。 「トラウマを持ってしまったのは進太なの」と美司が付け加えた。 「そうは見えない」とトキオ。 「あんたよりましよ」と彩花。 「そりゃないよ」とトキオ。 杏美の方を見ると美しいが、美司と同じキャラ・同じ杖である。 「杏美ちゃんは私を受け継ぎし者なの」と美司。 「美司大先輩のキャラを受け継ぎました♪ よろしくね♪」 「へぇ〜、美司さんを受け継ぎしキャラか…。明るくていいな〜」 「実は私、幼なじみが引っ越されたり、母が亡くなったりする前はこうだったの」 と美司が告白。 「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」っとトキオ。 「幼なじみが引っ越されたり、母が亡くなったりして、 父から虐待されて、私はあんな性格(=司)になってしまったの。 だからあの子達にはそうなって欲しくなかったの。でも杏美はそうならなかったの」 っと美司。 「へぇ〜」とトキオ。 そして美司が切り出す…。 -------------------------------------------------------------------------- 第2話へ続く。 [No.1338] 2012/05/20(Sun) 11:24:57 |