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第250管理外世界ラーン・バティ 「うわぁぁぁ!」 一人の局員が叫び声共に意識を失った。 「……」 「ひっ、ひぃぃぃぃ」 襲撃者は無言で別の局員に近づいて行った。 「あぁぁぁ!」 そして断末魔とも共に意識を失った。 第一世界ミッドチルダ・管理局 「うふ、これで全部ね」 フェイトは書類の整理を終え席を立ち戸棚まで歩いた。 「そろそろかな。エリオとキャロが来るの」 フェイトは戸棚からクッキーとカップを並べ時計を確認し、ご機嫌な笑顔を浮かべた。 数日前まで、事件の調査や事故処理などが重なり二人とは会うどころから連絡すらままならかった。 「失礼します」 「フェイトさん、お久さしぶりです」 すると、扉が開きエリオとキャロが入ってきた。 エリオはStrikerS サウンドステージXときよりもまた背が伸びていたが、キャロは若干背は伸びている用だがあまり外見に変化はない。 「ん、どしたの、キャロ?」 「急に天井を仰ぎ見て?」 「いえ、何か今ものすごく失礼な事断言された気がしたんですけど、気のせいですよね」 鋭いなぁ、普段はわりと天然入ってるのに。 と言うかモノローグに反応しないでください。 「そう言えば、今ヴィヴィオってフェイトさんの家にいるんですよね?」 「えぇ、今、なのは任務で別の世界にいるから、この間から私の方で預かる事になったんだ」 エリオの質問にフェイトはここ最近の仕事の忙しさから苦笑いを浮かべた。 「確か、第250管理外世界ラーン・バティってところの遺跡の調査チームの護衛でしたよね」 「うん、まぁ、正確にはなのはは、ユーノ目当てだけどね」 「あの二人の仲も進展するといいですね」 「そうね。と言うか、単にユーノが鈍感過ぎるってことも原因の一つなんだけどね。と言うかユーノもう少し自分の気持ちを自覚してすればいいんだけどね」 ここで説明すると、この作品ではなのはは、あの手この手でアプローチかけているが見事にユーノが気付いていないのと言うが現状である。 自分の気持ちにもなのはの気持ちにも…… そんな会話しているとフェイトのバルディッシュに急に通信が入った。 「はやてから? 何だろう?」 「フェイトちゃん、今大丈夫かな? あぁ、来客中かいな」 フェイトが通信に出るとはやては、エリオとキャロを見てつばが悪そうな顔をした。 「えっと、急ぎの用事なら僕らの席をはずしましょうか?」 エリオとキャロが席をはずそうとしたが、 「いや、二人にも関係ある事だからはずさんといて」 はやては二人を呼び止めた。 「「僕(私)たちにも?」」 それを聞いたエリオとキャロは再び席に着いた。 「さっき、言いにくいやけど……さっきクロノ君から、連絡があってな。ラーン・バティの調整隊から連絡が途絶えてな。クロノ君の部隊が調査に行ったんだけ全員意識不明の重体で見つかったんや。……なのはちゃんとユーノ君が行方不明な状態で」 はやては、申し上げにくそうにそう告げた。 それを聞いた3人は衝撃のあまり固まった。 そして、フェイトはカップを落とした。 その音で3人とも我に返った。 「それ、本当なの?」 「うちやクロノ君だって、こんなこと状態で言いたくないわ! それにきちんと映像が待ってきるんや!」 フェイトの事のはやては反論し、調査隊が倒れている映像を映した。 「ひどいっ!」 「……ッ!」 それを見たエリオは犯人への怒りで顔をしかめ、キャロは顔を青くし再び絶句した。 「そんでな、六課を再編して私達で手掛かりを探すことになったんや。今、クロノ君やうちの子たちが、他メンバーに連絡しているんや」 はやては、そう言うと通信をきった。 そのさい「幾ら、フェイトちゃんに言いにくいからってうちに頼む何って……怨むで。クロノ君」とはやてが、ぼそっと言ったのが聞き取れた。 数時間後、第250管理外世界ラーン・バティにて赤い服にそう剣を持った青年に、白い服に双銃をもった少年に、真っ黒い和服に同じく扇をもった白い少年より少し背が高めの少年に、全員の中では1番背が高い真っ白い髪に真っ白い鎧を着て刀を持った青年が立っていた。 「ここが、最近AIDAの反応のあったエリアか」 と赤い服の青年が言うと、 「あぁ、八咫(やた)が言うにはそうらしいぜ」 白い少年が少し悪態をついた感じでそう言った。 「と言うか、痛みの森はないだろ? なぁ、相棒」 黒髪の少年が面倒くさそうに、刀を持った青年に声をかけると 「……別にどうでもいい」 相棒と呼ばれた刀を持った青年は静かにそう答えた。 「二人共そんなこと言わないでよ。これも僕達の仕事なんだから」 赤い服の青年は二人の言葉を聞いて苦笑いを浮かべながら、遺跡の中へと他の3人の戦闘になる形で入っていった。 [No.1349] 2012/07/20(Fri) 00:42:01 |