.hack//G.U.もう一つの戦い - 将 - 2007/02/21(Wed) 17:22:40 [No.48] |
最終章 - 将 - 2007/03/20(Tue) 21:30:08 [No.418] |
第5章 - 将 - 2007/02/24(Sat) 22:08:32 [No.125] |
第6章 - 将 - 2007/02/26(Mon) 21:32:49 [No.177] |
第7章 - 将 - 2007/02/27(Tue) 17:36:35 [No.196] |
第8章 - 将 - 2007/02/27(Tue) 23:37:16 [No.205] |
第9章 - 将 - 2007/02/28(Wed) 22:11:15 [No.224] |
第10章 - 将 - 2007/03/01(Thu) 21:44:13 [No.251] |
第11章 - 将 - 2007/03/02(Fri) 23:38:34 [No.279] |
第12章 - 将 - 2007/03/05(Mon) 21:27:06 [No.310] |
第13章 - 将 - 2007/03/07(Wed) 22:35:37 [No.314] |
第14章 - 将 - 2007/03/11(Sun) 11:52:38 [No.332] |
第15章 - 将 - 2007/03/14(Wed) 23:20:56 [No.337] |
第16章 - 将 - 2007/03/16(Fri) 22:32:07 [No.363] |
第1章 - 将 - 2007/02/21(Wed) 18:03:26 [No.49] |
第2章 - 将 - 2007/02/22(Thu) 22:09:40 [No.72] |
第3章 - 将 - 2007/02/24(Sat) 00:10:19 [No.95] |
第4章 - 将 - 2007/02/24(Sat) 15:00:20 [No.103] |
俺はしばらくその場から動けなかった… それから少し経った頃、PCは直っていた…胸元に黒い点を残して… ―タルタルガ ブリッジ― 戻って来た時、欅が駆け寄ってきた… 「大丈夫ですか!?ハセヲさん!」 欅にしてはかなり取り乱していた。 こんな事は初めてだ… 「ああ、大丈夫だ。」 取り合えず欅を落ち着かせようとした… 「…ごめんなさい。僕のせいで…本当にごめんなさい!」 欅?何かいつもと違う…どうしたんだ? 「僕があのエリアにハセヲさんを行かせたから…」 そんな事思ってたのか…馬鹿だな…「こんな事でいちいち心配すんな!」と心の中で呟き軽く笑顔を見せた。 「気にすんな!俺は大丈夫だ!」 そう言うと欅はいつもみたいに無邪気な笑顔を見せてくれた…今の俺はその笑顔だけで何だか幸せだ…昔ならこんな事思わなかっただろう… それから俺はログアウトして寝た… ―次の日― 朝起きた時、鏡を見た俺はぞっとした…髪の毛が真っ白になっていた…俺はすぐに欅に言うためにログインした。 ―タルタルガ ブリッジ― 「欅!大変だ!」 俺の深刻そうな顔で察したのか…欅は難しそうな顔をして言ってきた… 「ハセヲさん…リアルでもAIDA感染の影響が?」 欅には何でもお見通しだった… 「ああ、髪が…白くなった」 それから俺は欅に約束された… 「いいですか?この事はハセヲさんと僕との秘密ですよ…」 俺はうなずいてブリッジから出た… ―タルタルガ 広場― ブリッジから出るとアトリがいた… 「あ〜!ハセヲさん!」 やけに嬉しそうだった…俺はアトリを誘っていつもの様に二人でエリアに行った… ―△隠されし 禁断の 聖域― いつもここに来て二人で話をする。 「今日は何はなしますか?」 アトリはあの日から俺の前では笑顔を絶やさなくなった… 「そうだな…何はなそうか…」 扉を開けたとき最初に目に入ってきたのは…オーヴァンだった… 「オーヴァン!どうしてここに?!」 オーヴァンは何も言わず転送された… 「今の…オーヴァンさんですよね?」 アトリは目を丸くして言った。 俺とアトリは奥に行こうと歩き出した…とその時だった…足元からAIDAが出てきた… 「な!?(え!?)」 俺とアトリは声をそろえて言った。 AIDAが目の前に出た時、俺の中で何かがうごめいていた… 「ハセヲさん?」 アトリは心配そうに見ている…だが、俺の中のAIDAの暴走は止められなかった… 「くっ…アトリ…逃げろ!はやく!」 俺はかすれる意識の中…アトリに言った。 だが、アトリは行こうとしなかった…と言うよりは行けなかったのだろう… 「ハセヲ…さん?何で、何でAIDAがハセヲさんの中に!?」 その言葉を聞いて俺の記憶は途絶えた… つづく [No.196] 2007/02/27(Tue) 17:36:35 |