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―タルタルガ ブリッジ― 欅はいつもみたいに笑っている…だが、俺はうつむいたまま立ちすくんでる。 「欅…」 欅を呼ぶと笑顔で駆け寄ってきた。 「何ですか〜?ハセヲさん♪」 無邪気な笑顔がときに人を傷つける事になると言う事がわかった… 「俺はもう誰も傷つけたくないんだ…欅…俺はこれから森の住人に戻ることにする…皆に言うなよ…」 欅に俺の意志を伝えた後俺は痛みの森に向かった… ―Σ隠されし 禁断の 罪界― 俺はなぜかこの森にいると落ち着く…それは俺がまだあの頃の自分から成長してない証拠だろうか… それから俺はログインする度にここに来ている…と言うよりここにしか俺の居場所が無い… ―三日後― 俺は100区画のもう転送する事のできないワープホールの横で座りながらこれからの事を考えていた…だが、そんな俺の目の前にある一人の呪療士が来た… 「志乃?駄目だ!来るな!俺に近寄るな…」 俺は自分の気持ちとは反対の事を言っている… 「アトリさんから聞いたよ…AIDAに感染したんだってね…」 何で俺が怖くない? 「私は怖がったりなんかしないよ…」 何で優しくするんだよ… 「だから…一緒に帰ろ」 何で笑いかけてくれるんだよ… 志乃は俺に微笑みながら近寄ってくる… 「ハセヲ…」 そして俺の名前を呼ぶと俺の頭を優しくなでてくれた… 「志乃…俺…俺…」 頬に涙がつたるのを感じた…柄にもなく泣いていた… 「よしよし」 優しくしてくれる志乃に俺は抱きついていつまでも泣きじゃくっていた… つづく [No.224] 2007/02/28(Wed) 22:11:15 |