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No.251へ返信

all .hack//G.U.もう一つの戦い - 将 - 2007/02/21(Wed) 17:22:40 [No.48]
最終章 - 将 - 2007/03/20(Tue) 21:30:08 [No.418]
第5章 - 将 - 2007/02/24(Sat) 22:08:32 [No.125]
第6章 - 将 - 2007/02/26(Mon) 21:32:49 [No.177]
第7章 - 将 - 2007/02/27(Tue) 17:36:35 [No.196]
第8章 - 将 - 2007/02/27(Tue) 23:37:16 [No.205]
第9章 - 将 - 2007/02/28(Wed) 22:11:15 [No.224]
第10章 - 将 - 2007/03/01(Thu) 21:44:13 [No.251]
第11章 - 将 - 2007/03/02(Fri) 23:38:34 [No.279]
第12章 - 将 - 2007/03/05(Mon) 21:27:06 [No.310]
第13章 - 将 - 2007/03/07(Wed) 22:35:37 [No.314]
第14章 - 将 - 2007/03/11(Sun) 11:52:38 [No.332]
第15章 - 将 - 2007/03/14(Wed) 23:20:56 [No.337]
第16章 - 将 - 2007/03/16(Fri) 22:32:07 [No.363]
第1章 - 将 - 2007/02/21(Wed) 18:03:26 [No.49]
第2章 - 将 - 2007/02/22(Thu) 22:09:40 [No.72]
第3章 - 将 - 2007/02/24(Sat) 00:10:19 [No.95]
第4章 - 将 - 2007/02/24(Sat) 15:00:20 [No.103]


第10章 (No.224 への返信) - 将

俺が少し落ち着いた時、志乃は俺の顔を見た。
「私ね…ハセヲになら意識不明にされても良いって思ってるの…前のオーヴァンの時みたいにね」
俺はドキッとした…志乃がそんな風に考えてくれてただなんて考えもしなかった。
俺はすぐに志乃の肩を掴んだ。
「馬鹿なこと言うな!俺は…俺は志乃を戻すために頑張ったんだ!それに…俺は決めたんだ…もう誰も仲間を傷つけないって!」
志乃は目を丸くした後、微笑んだ…
―タルタルガ ゲート前―
「志乃…ありがとう」
俺は志乃に礼を言いログアウトしようとした…そのときショートメールが来た。
―ハセヲさん!すぐ来てください!―
差出人は欅だった…
俺は嫌な予感がしいたから急いでブリッジに駆けつけた。
―タルタルガ ブリッジ―
俺は入るなり欅に駆け寄り事情を聞いた。
「それがですね…先程アトリさんが来て、ハセヲさんがAIDAに感染した場所を教えて下さいって言われて教えたんですが…そのエリアを見たところアトリさんがAIDAに襲われていたんです」
俺は話を最後まで聞かず出て行った。
―秤Bされし 禁断の 大樹―
「アトリ!」
俺は転送されてきて早々アトリがAIDAに囲まれている光景を目のあたりにした…
「ハセヲさん!」
アトリは俺の声に反応して答えた…そしてもう一つあいつの声が聞こえた
「ハセヲ〜♪俺の出番だな!!」
俺は抵抗しなかった、すぐに俺の体はAIDA色に染まった…だが俺には考えがあった。
「よ〜し…行く…な!?ハセヲ…なんで…く、ちくしょ〜!!」
俺は最初からAIDAの体を借りるつもりだった。
「アトリ!今助けるぞ!」
俺はまず近くにいたAIDAを切り裂いてアトリの元へ向かった。
アトリは半泣きで俺に謝ってくる。
「ごめんなさい!私…私…」
AIDAも優しくない…話してる時間などくれはしない、次々と体当たりしてくるAIDAに俺は応戦しながらアトリの逃げ道を作った。
「アトリ、今だ!早く逃げろ!」
アトリは少しためらった…だが俺が笑いかけるとうなずいて走り出した。
俺はアトリが逃げ切ったのを見た後AIDAの数を数えた。
「8体はいるな…上等だ!」
俺は後ろから横から上から、四方八方から飛んでくるAIDAに潰された…

                         つづく


[No.251] 2007/03/01(Thu) 21:44:13

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