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No.268へ返信

all .hack//G.U. LIGHC - 星月 要 - 2007/03/02(Fri) 13:25:57 [No.260]
プロローグ -昏き闇より生まれしもの - 星月 要 - 2007/03/02(Fri) 14:23:15 [No.261]
1話 上級者と、初心者 - 星月 要 - 2007/03/02(Fri) 16:54:25 [No.268]
2話 出会い - 星月 要 - 2007/04/04(Wed) 15:22:59 [No.530]
3話 名も無き神 - 星月 要 - 2007/04/04(Wed) 17:39:18 [No.533]


1話 上級者と、初心者 (No.261 への返信) - 星月 要

学校から帰ってきた犬神 恵斗(いぬがみ けいと)は、すぐに服を着がえ「The World」に、ログインした。
マク・アヌのカオスゲート前に、転送してきた彼…、PCラスティルは、周りを見渡した。
「あ〜。今日も良い日になりそうだ。」
ログイン早々そんなことを、言ったラスティルは、背伸びをした。
実際のところは、ログインしたしたのが、午後5時を過ぎていたので、今日は残り7時間ぐらいしかないのだが、彼は、そんな事は気にしなかった。
今日、幼なじみの、登河 魅唯(とがわ みい)が「The World」を、はじめてプレイするので、かなり前から「the World」を、プレイしているラスティルが、色々と教えることに、なったのである。
ラスティルは、魅唯が来るまで、カオスゲートの横にある小さな階段に座ってカオスゲート付近を、眺めることにした。
しばらくの間、ログインしてくる人や、冒険に行く人たちを、見ているうちに、段々眠くなりうとうとし始めたとき、
「あの〜…ラスティルさんですか?」
「うわ!!え?あ、はいそうですけど…」
寝落ち寸前で、声を掛けられたので、なんだかとても情けない返答に、なってしまったラスティルは、声を掛けてきた人を見た。
自分より少しばかり背の小さい半獣人の女の子で、髪は少し短めで、色はピンクなのだが、毛先の方は赤に近い。
両こめかみの上の方の毛が、一房だけ銀色になっていて、その後ろからでているネコミミや、長い尻尾も同じ色になっている。
赤色の服を着ていて、全体的に赤っぽい。
目は青色で、左耳に、鈴の付いたピアスを、付けている。
「よかった〜。間違ってたらどうしょうかと、思った。」
「え〜と、ミ…」
ミイと、言おうと思ったのに、言えなかった。
言う前に、ラスティルの顔面にアックスボンバーが、クリティカルヒットしたからだ。
リアルだったら確実に鼻骨が、折れていただろう。
「い、いきなり何するんだよ〜。」
「うるさい!!ラスティルが人の本名言おうとするからだよ!」
「う…ごめん…。」
ラスティルは、鼻を擦りながら素直に謝った。
「分かればよろしい。それから私の名前は、『ラピス』だからね!」
「それにしても…」
言葉を区切ると、ラピスは、ラスティルのPCを、じーと、見た。
「え?なに?」
ラスティルは、不安になり自分のPCを、見た。
かなり長い髪を、枷のような物3つで、くくって(?)ある。
髪の色は、白銀に青色を少し混ぜたような色で、目はその色に、もう少し青を、足した色になっている。
服は、黒くて肩の部分が無く、服の上から白い布を、体に巻いていて、前から見ると×に、見える。
腰には、白いマントのような物を付けて、それを金具で留めている。
その金具から、ネクタイのような形の飾り布が出ている。
白と、黒を基調にしているが、どちらかといえば白の方が多い。
「僕、何か変?」
「ん〜…なんでもない。それより、色々と教えてくれるんでしょ。早く行こ。」
「ああ、うん…じぁ行こっか。」
そしてラスティル達は、そこを後にした。


−ミニあとがき
かなり時間がかかってしまいました。
何で、こんなに打つの遅いんだろ…私。


[No.268] 2007/03/02(Fri) 16:54:25

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