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No.278へ返信

all .hack//Eqzeter - 華音 - 2007/03/02(Fri) 22:47:52 [No.276]
.hack//Eqzeter cp.1 - 華音 - 2007/03/02(Fri) 23:16:55 [No.277]
.hack//Eqzeter cp.2 - 華音 - 2007/03/02(Fri) 23:31:08 [No.278]
.hack//Eqzeter cp.3 - 華音 - 2007/03/02(Fri) 23:57:19 [No.280]
.hack//Eqzeter cp.4 - 華音 - 2007/03/03(Sat) 00:15:58 [No.281]
Re: .hack//Eqzeter cp.5 - 華音 - 2007/03/04(Sun) 00:55:05 [No.304]


.hack//Eqzeter cp.2 (No.277 への返信) - 華音

ウソ、だろ……?





        .hack//Eqzeter cp.2





「ハセヲ、あれ……!!」
「……っ!!」

クエストを受けた俺と志乃は、Σサーバーのとあるエリアに来ていた。
獣神像のアイテムを取ってくると言う単純なクエストだった………のだが、全ての謎の欠片を集めていざ獣神殿に入ってみると、

「AIDA……!?」

一月前に既に消滅した存在。
点在する"丸穴"。
何か異様な雰囲気を漂わせる斑点が、そこに、在った。
しかし、以前のAIDAとは何かが違う。

「なぜAIDAが……あの時、『再誕』によってAIDAは消滅した筈だ!
 それに、このAIDA……"白い"!?」

そう、"白"かった。
以前のAIDAとは対照的に、真っ白な白点。
そして、その数も異常だ。
この白点は―――この獣神殿を多い尽くすほどの、夥しい量。

「くそ………やるしかないのか! 下がってろ、志乃!」

今は、何故AIDAが復活したとか、何故白くなっているのかとか、とやかく考えている暇は無い。
早く『憑神』によって駆除しなければ、俺はもとより志乃が危険だ。
あの時から一ヶ月、必要の無くなったあの"力"を、発動させる―――!!

「いいぜ……来い、来いよ! 俺は……!!」
   (―駄目です、ハセヲさん!!―)

―――!?
脳に直接送られて来たように、頭に響き渡る声。
この声は―――

   (―とにかく、そこは危険です。 此方で強制転送コマンドを実行します―)

言うが否や、俺と志乃は、すぐに転送された。
―――白い点。
この時に、束の間の、『世界』の平和は、失われた。


[No.278] 2007/03/02(Fri) 23:31:08

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