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No.314へ返信

all .hack//G.U.もう一つの戦い - 将 - 2007/02/21(Wed) 17:22:40 [No.48]
最終章 - 将 - 2007/03/20(Tue) 21:30:08 [No.418]
第5章 - 将 - 2007/02/24(Sat) 22:08:32 [No.125]
第6章 - 将 - 2007/02/26(Mon) 21:32:49 [No.177]
第7章 - 将 - 2007/02/27(Tue) 17:36:35 [No.196]
第8章 - 将 - 2007/02/27(Tue) 23:37:16 [No.205]
第9章 - 将 - 2007/02/28(Wed) 22:11:15 [No.224]
第10章 - 将 - 2007/03/01(Thu) 21:44:13 [No.251]
第11章 - 将 - 2007/03/02(Fri) 23:38:34 [No.279]
第12章 - 将 - 2007/03/05(Mon) 21:27:06 [No.310]
第13章 - 将 - 2007/03/07(Wed) 22:35:37 [No.314]
第14章 - 将 - 2007/03/11(Sun) 11:52:38 [No.332]
第15章 - 将 - 2007/03/14(Wed) 23:20:56 [No.337]
第16章 - 将 - 2007/03/16(Fri) 22:32:07 [No.363]
第1章 - 将 - 2007/02/21(Wed) 18:03:26 [No.49]
第2章 - 将 - 2007/02/22(Thu) 22:09:40 [No.72]
第3章 - 将 - 2007/02/24(Sat) 00:10:19 [No.95]
第4章 - 将 - 2007/02/24(Sat) 15:00:20 [No.103]


第13章 (No.310 への返信) - 将

それから俺は、ブリッジを出て情報収集をするため広場で聞き込みをしようとした…とその時だった。
「青い髪のPCが〜ラララ〜♪ブリッジへ〜♪」
テレビの顔の犬だか猫だかわからないAIが歌いながら横を通り抜けた。
俺はそれを聞いて驚いた…まさかクーンが…
と、ボケはこの程度にして…犯人は【オーヴァン】だと悟った。
―タルタルガ ブリッジ―
俺はそれからブリッジに戻り、アトリに聞いたことを話した。
「それは…本当ですか!?」
アトリは予想通りの反応を見せた…俺はそれを見て少し笑ってしまった。
アトリは何で笑うんですか!と、怒っていた。
「まぁ和やかムードはここまでにして…これからどうする?」
アトリは待ってましたと言わんばかりに即答した。
「グリーマ・レーヴ大聖堂に行きましょう!オーヴァンさんがいる可能性が高いですよ!…多分」
最後の多分に引っかかりながらも、俺とアトリはグレーマ・レーヴ大聖堂に向かった。
―△隠されし 禁断の 聖域―
俺とアトリが教会に入った時、像があった場所の前に志乃が立っていた…
「志乃?」
「志乃さん?」
俺達の声にきずいたのか、志乃がこっちにきずいた様でこっちに向かって歩いてくる。
「どうしたの?二人とも…デート中?」
志乃は軽く笑いながら言ってきた。
アトリは顔を赤くしながらも用件を聞いた。
「あ…あの、オーヴァンさん知りませんか?」
「オーヴァン?見てないよ…それにもう会えないしね…」
志乃は悲しそうに応えた。
俺はオーヴァンが生きていると説明した時、志乃は驚いた様子だった…それより凄く喜んでいた顔だった。
それから志乃は見かけたら連絡する、と約束して俺とアトリは教会を出た。
―教会内―
「志乃…ありがとう」
椅子の陰からオーヴァンが出てきた。
「ううん、大丈夫だよ…オーヴァン」
志乃はオーヴァンの胸に額を当てた。
「お帰り…オーヴァン」
オーヴァンの目がサングラスで見えない。
「志乃…」
「オーヴァン…」
二人はしばらく見つめあった…だが、志乃の目はイっていた…
―タルタルガ ブリッジ―
俺はブリッジに戻ってきた時、ずっと開きっぱなしのモニターを見た。
「な!?スケィスの居場所がわかったのか…欅」
そして俺は決戦の準備をしてゲートの前に立った…
「アトリと…もう一人は…エンデュランスにするか…」
とアトリと話していた時、望が来た。
「ハセヲにいちゃん!僕を連れてって!」
突然の申し立てに俺は少し戸惑った…今回の相手はあのスケィス…その力は未知数…そんな危ない戦いに望を「ハイ。そうですか」で連れて行く訳にはいかない…そう思った俺は望にその事を告げた…
「怖い…でも、僕はハセヲにいちゃんの力になりたいの!朔のことのお礼に…それに、僕…決めたんだ!ハセヲにいちゃん達と戦うって!」
今まではあんなに気弱で、か弱かった望が…こんなにたのもしく、自分の意志を持てるようになった事に俺は驚き、感動した。
「一緒に戦いましょう!ね!ハセヲさん!」
アトリはこっちを見ながら笑顔で俺に問いかける。
「ああ、一緒に戦おう!」
俺は少し考えて決めた…望とアトリと共にスケィスを倒すと…
「いこう!ハセヲにいちゃん!」
「いきましょう!ハセヲさん!」
二人は力強い瞳で俺を見る…そして俺はゲートの方に歩きながら言った。
「行くぞ!アトリ!望!」
そして俺とアトリと望の戦いが始まった…

                          つづく


[No.314] 2007/03/07(Wed) 22:35:37

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