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No.329へ返信

all .hack//A.D. Vol.1 黄昏 - 菊千文字 - 2007/02/26(Mon) 19:20:57 [No.167]
最終話 漆黒の破壊者 - 菊千文字 - 2007/08/06(Mon) 22:03:30 [No.872]
第十四話 守護神開眼 - 菊千文字 - 2007/08/03(Fri) 20:32:13 [No.869]
第十三話 終末の日 - 菊千文字 - 2007/07/07(Sat) 17:59:00 [No.810]
第十二話 『彼女』 - 菊千文字 - 2007/06/20(Wed) 23:34:49 [No.789]
第十一話 魅惑の恋人 - 菊千文字 - 2007/06/09(Sat) 18:19:34 [No.770]
第十話 レイヴン - 菊千文字 - 2007/05/19(Sat) 22:19:01 [No.745]
第九話 Project G・U - 菊千文字 - 2007/05/02(Wed) 23:04:27 [No.709]
第八話 蒼炎の守護神 - 菊千文字 - 2007/04/29(Sun) 21:00:32 [No.673]
第七話 三爪痕 - 菊千文字 - 2007/04/07(Sat) 21:01:53 [No.569]
第六話 トライエッジ - 菊千文字 - 2007/03/25(Sun) 18:46:37 [No.456]
第五話 究極の選択 - 菊千文字 - 2007/03/17(Sat) 22:48:02 [No.387]
第四話 黄昏の鍵 - 菊千文字 - 2007/03/16(Fri) 21:06:27 [No.360]
第三話 惑乱の蜃気楼 - 菊千文字 - 2007/03/11(Sun) 22:07:01 [No.333]
第二話 ハッカー - 菊千文字 - 2007/03/10(Sat) 18:27:07 [No.329]
第一話 黄昏の守護者 - 菊千文字 - 2007/03/04(Sun) 21:22:20 [No.309]
[削除] - - 2007/02/26(Mon) 19:59:40 [No.170]
.hack//A.D. Vol.1 設定 - 菊千文字 - 2007/03/10(Sat) 21:15:09 [No.330]


第二話 ハッカー (No.167 への返信) - 菊千文字

適当なPCを作り、ログインを済ませたカイト。
彼は行き着いた先、マク・アヌにいた。

「・・・スケールが全然違う・・これがマク・アヌ?」
以前のマク・アヌは港につらなる町並みだった。

バージョンアップの効果を見るが、それとは逆に懐かしさが感じられず
カイトは途方に暮れていた。

「・・・これからどうしよう?」
欅から気になるメールを送られてきて見たものの、肝心の欅がどこにもいない。

そこに聞き覚えのある騒音が走った。

−!?、ノイズ!?
耳と頭に響くほどのノイズ。しかしまわりのPCには聞こえていないようだ。

それに続いて声も聞こえてきた。
『聞こえる?聞こえるよね?僕が欅さ。詳しい話は後でするから、カオスゲートに来てみてよ』

どこから聞こえるのか疑問に思ったが、見覚えのあるカオスゲートに手を添える。

 ポーン・・

その音はハ長調ラ音。

「う、うわぁぁぁー!」
カイトの体が吸い込まれていく・・・目の前が真っ暗になった・・

「う、ううん・・」
カイトは真っ白な世界に横たわっていた。どうやら気を失っていたようだ。
「いててて・・なんだ?ここ?・・・ん?」

目線の先には昔使っていたPC『カイト』がいた。
近づいていくと、むこうも自分に迫ってきた。近くなった先で彼は気づいた。
「鏡だ・・・。何でこんなところに、・・・でもこれが鏡ということは・・」

服を見てみると確かに、そしてかぶっているふんわりした帽子、
それはまさしくカイトのものだった。

動揺を隠せないカイトに
「これでなつかしくなったかい?」
と少年が声をかける。子供の姿に水色の髪、それに角が生えている。

「君が・・・欅?」
「そう、そのとうり。その姿は僕がハッキングして呼び戻したものだよ。
R:1と今じゃシステムが違うからレベルは1だけど・・・」

「ハッキング?じゃあやっぱり君はヘルバと・・」
「知り合いだよ。ネットスラムの統治者をまかされたんだ。」
ヘルバとはハッカーで、前に八相を倒すためにかかせない人物だった。

「どうして僕にメールを?」
「いまThe Worldで異変が起きている。君の仲間も被害をうけるかもしれないんだ。
腕輪を使える君に手伝ってもらおうと思ってね。」

言われてカイトは右手を見るとそこには事件後、アウラから渡された
『薄明の腕輪』が・・・

「あのとき腕輪をなんでく渡されたか気になるよね?このときのためだったんだ。
これから腕輪所持者として活動してくれないかい?」

カイトは悩まなかった。
「仲間がいるの?ブラックローズもバルムンクもエルクもなつめもみんな・・・
ほっておけない、また会いたい!手伝わせて!」
欅の顔がほころんだ。
「決まりだね。じゃあ君はR:2のシステムに慣れて。ぼくは腕輪の分析をしてるから。
まだデータドレインは使っちゃいけないよ。」


マク・アヌに戻ってきたカイト。システムに慣れるためにエリアに
いこうとするが、
操作もままならない。外からは初心者同然の操作。


****


△隠されし 禁断の 聖域をたずねたカイトに

「どうかしたの?」と
後ろからカイトにやさしく声をかけた女性PC。

その人はピンクの髪で、白い帽子をかぶっていた。





 −第二話 ハッカー






あとがき
 PC復活、腕輪復活、志乃登場。いろいろ唐突ですいません。
 無印の仲間復活はいつになるやら・・・


[No.329] 2007/03/10(Sat) 18:27:07

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