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適当なPCを作り、ログインを済ませたカイト。 彼は行き着いた先、マク・アヌにいた。 「・・・スケールが全然違う・・これがマク・アヌ?」 以前のマク・アヌは港につらなる町並みだった。 バージョンアップの効果を見るが、それとは逆に懐かしさが感じられず カイトは途方に暮れていた。 「・・・これからどうしよう?」 欅から気になるメールを送られてきて見たものの、肝心の欅がどこにもいない。 そこに聞き覚えのある騒音が走った。 −!?、ノイズ!? 耳と頭に響くほどのノイズ。しかしまわりのPCには聞こえていないようだ。 それに続いて声も聞こえてきた。 『聞こえる?聞こえるよね?僕が欅さ。詳しい話は後でするから、カオスゲートに来てみてよ』 どこから聞こえるのか疑問に思ったが、見覚えのあるカオスゲートに手を添える。 ポーン・・ その音はハ長調ラ音。 「う、うわぁぁぁー!」 カイトの体が吸い込まれていく・・・目の前が真っ暗になった・・ 「う、ううん・・」 カイトは真っ白な世界に横たわっていた。どうやら気を失っていたようだ。 「いててて・・なんだ?ここ?・・・ん?」 目線の先には昔使っていたPC『カイト』がいた。 近づいていくと、むこうも自分に迫ってきた。近くなった先で彼は気づいた。 「鏡だ・・・。何でこんなところに、・・・でもこれが鏡ということは・・」 服を見てみると確かに、そしてかぶっているふんわりした帽子、 それはまさしくカイトのものだった。 動揺を隠せないカイトに 「これでなつかしくなったかい?」 と少年が声をかける。子供の姿に水色の髪、それに角が生えている。 「君が・・・欅?」 「そう、そのとうり。その姿は僕がハッキングして呼び戻したものだよ。 R:1と今じゃシステムが違うからレベルは1だけど・・・」 「ハッキング?じゃあやっぱり君はヘルバと・・」 「知り合いだよ。ネットスラムの統治者をまかされたんだ。」 ヘルバとはハッカーで、前に八相を倒すためにかかせない人物だった。 「どうして僕にメールを?」 「いまThe Worldで異変が起きている。君の仲間も被害をうけるかもしれないんだ。 腕輪を使える君に手伝ってもらおうと思ってね。」 言われてカイトは右手を見るとそこには事件後、アウラから渡された 『薄明の腕輪』が・・・ 「あのとき腕輪をなんでく渡されたか気になるよね?このときのためだったんだ。 これから腕輪所持者として活動してくれないかい?」 カイトは悩まなかった。 「仲間がいるの?ブラックローズもバルムンクもエルクもなつめもみんな・・・ ほっておけない、また会いたい!手伝わせて!」 欅の顔がほころんだ。 「決まりだね。じゃあ君はR:2のシステムに慣れて。ぼくは腕輪の分析をしてるから。 まだデータドレインは使っちゃいけないよ。」 マク・アヌに戻ってきたカイト。システムに慣れるためにエリアに いこうとするが、 操作もままならない。外からは初心者同然の操作。 **** △隠されし 禁断の 聖域をたずねたカイトに 「どうかしたの?」と 後ろからカイトにやさしく声をかけた女性PC。 その人はピンクの髪で、白い帽子をかぶっていた。 −第二話 ハッカー あとがき PC復活、腕輪復活、志乃登場。いろいろ唐突ですいません。 無印の仲間復活はいつになるやら・・・ [No.329] 2007/03/10(Sat) 18:27:07 |