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桃ハセヲさん、驚きのあまりコケてます。 お腹がすいて動けなかったはずの志乃はというと、すくっと立ち上がり、アトリに笑顔で詰め寄りました。 志乃「私、今すごくお腹がすいて困っているの。(ゲームでも)後から来たくせに、変な口はさまないでくれるかな」 すさまじい迫力ですが、アトリがひるむことはありませんでした。こちらも負けじと前へ出ます。 アト「志乃さん、たしかエンディングでハセヲさんを私に譲ってくれていましたよね。女に二言は許されませんよ? ここはあきらめて引いてください」 志乃「…さっき同じエディットとか言ってたけど、同じな割にはあなた貧乳じゃない。ハセヲは母性的なお姉さんタイプが好みなんだよ。あなたなんかの出る幕なんかじゃないから」 アト「……お姉さんって言ったって、20超えたら女は早いですよ? ヒロインの座はあきらめて、そろそろ若い世代にゆずったらどうでしょうか^^」 2人の間には火花が飛び交ってます。後ろには虎と竜が見えるかのようです。桃ハセヲと天狼はというと、口も挟めずアワワワワってな状態です。 アト「何なんですか」 志乃「何よ」 2人とも剣呑な表情で、無言で呪杖まで取り出しました。このままラウンド1に持ち込む気です。 桃ハセヲさんは慌てます。 ハセ「ちょっとまてって、ストーーップ!! なんでここで2人が戦い始めるんだよ!! どっちが仲間になるのか話し合ってたんじゃないのか!?」 すると2人は、同時に桃ハセのほうへ振り返りました。めっちゃ見られてます。おもわず半歩下がります。 アト「じゃあどっちがキジにふさわしいのか、ハセヲさんが決めてくださいよ!」 志乃「そもそも、ハセヲのお供を決める話し合いだったんだから…ね?」 2人にずいっと迫られて、桃ハセヲは汗をだらだら流しながらしばらく考えます。考えた挙句、言いました。 ハセ「…どうせ鬼退治に行くんだから、数は多くていいんじゃないか? 2人ともついてこればいいだろ」 ぷちっ。 ―――少々お待ちください♪――― 結局その場は仲介に入った天狼がなんとか押さえてくれました。 心強い仲間もそろったところで、猿(ぬえ)、犬(天狼)、キジ(アトリ&志乃)と共に、桃ハセヲ(瀕死)は鬼が島を目指すことになりました。 たぶん続く。 [No.384] 2007/03/17(Sat) 21:56:47 |