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船旅は順調でした。 アト「見てください、ハセヲさん! トビウオがいますよ^^」 志乃「ほら、イルカ達がついてきてる。こっちだよ」 女達ははしゃいでいます。 天狼はさっき見かけたので話しかけてみましたが、青ざめた顔で部屋に戻ってしまいました。どうやら人一倍ノッポさんなんで、船ゆれは並大抵ではないようです。メトロノーム効果でシェイクされまくりです。そりゃゲロるな。 女たちが怖いので、桃ハセヲさんはしょうがなく部屋に戻っていました。ぬえはしりません。今頃どこかで早口言葉の練習中でしょう。 ハセ「…にしても、この船いつになったら鬼が島に着くんだ?」 シラ「後3日もすれば見えてくるよ」 ハセ「3日もかかるのか…ってシラバス!? 何勝手に部屋に入ってきてんだよ!!」 シラ「いやあ、エロ本読んでるとこでも見つけられたら、後で強請りのネタになるかなって思ってw」 ハセ「旅にんなもん持ってくるかあぁぁ!!」 3日という数字は桃ハセヲさんにとって微妙なところでした。 先日受けたキジたちからのリンチ…もとい、杖でもぐら叩きごっこしたときの傷は、実はまだ癒えていませんでした。短い間ですが、決戦前の療養としての猶予が残されているのは本来なら喜ばしいことです。 喜ばしいことなのです、が…… ハセ「問題は、怪我の原因が乗っているこの船で3日も過ごさなけりゃいけないってことだよな…」 つまり今桃ハセヲさんは、猛獣のいる檻の中に放り込まれている図式になります。エサが檻の中を裸で歩いてるも同然です。危険です。デッド・オア・アライ熊ってやつです。あ、違うか。とにかく危険なことに変わりはありません。 果たして鬼が島まで無事に付くことができるのか? 今の桃ハセヲさんにとっては鬼が島についてからのことよりも、そっちのほうが大きな問題のような気がしていました。 続く続く。 [No.409] 2007/03/18(Sun) 21:03:39 |