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壁紙を手に入れるために、久しぶりにレイヴンの@Homeに向った。 毎回のことながら八咫は居ない ハセヲ「毎回あいつ何処に居るんだよ」 まぁ…あの八咫のテーマで妖しく、扇子あおりながら登場させるのもゴメンだけど なにより、あの変なやつで上から登場されると、うっかりふんどしの中が見えそうで怖い あの中身を見たら絶対に悪夢にうなされる。てかトラウマになるな ハセヲ「そういや…これって操作できんのか?」 この覗き専用の機械…じゃなかった、監視カメラ ハセヲ「ちょっとくらい触っても大丈夫だよな」 そう思い、少しあの丸いボールに触れてみた。 すると、あたりに画面が表示される。 ハセヲ「へぇ〜八咫って何時もこんな感じで外見てんのか」 たまには外出ろよ、引きこもり まぁ…オーヴァンや八咫がダンジョンで戦っている姿なんて想像できねぇけど だって色眼鏡だしな、そうやって自分を納得させる。 ハセヲ「あ、あれは何だ?」 俺はある映像を見つけた。 それは、アトリが一人でダンジョンに冒険に行っている姿だ。 ハセヲ「どうして一人で?」 呪癒士は戦闘向きじゃねぇし、どうして俺を誘わなかったんだ? すると、近くにはPKが5〜6人居た。 丁度、PCをキルしようとしているところだった。 PK1「へッ!大人しく死ねよw」 あぁ…これはアトリ止めるんだろうけど、逆に殺されそうだな まず、あいつは回復専門だし無理だよな すると ズドドドドーーン! すさまじい音がした。 なにがあったんだ?画面が土煙で見えない ようやく晴れてきたかと思うと、そこには恐ろしいものが居た。 アトリ「うふふ…」 それは、不気味に笑いながらPK一人を呪杖でなぎ倒し そして、もう一人のPKの首を掴んでいるアトリの姿だった。 PK3「惑乱の蜃気楼PKKのアトリだ!」 PK4「なんだって…あのカボチャパンツで有名なPKKのアトリ?!」 なんだよカボチャパンツって…てかPKKのアトリ?! あいつ、何時の間にそんな二つ名を… その前に惑乱の蜃気楼って…これはオーヴァンの仕業じゃないよな? PK5「なんだよ惑乱の蜃気楼PKKのアトリって」 PK4「知らないのか?!呪癒士なのにめっちゃ強くてPK100人切りしたのに」 てか強ッ!お前、呪癒士じゃなかったのかよ! いや俺も錬装士でけっこう強かったけどよ! PK3「俺、それに参加してたからよく覚えてんだけどよ、そう…あれは雪の降る寒い日のことだった」 なんだよ、そのこれから日本昔話が始まるかのような冒頭は PK3「彼女はたった一人でケストレルに乗りこみ、片手に杖だけを持ち、彼女が走り去った後には死体の山が積まれ、彼女は杖を一振りすれば100人が吹き飛び、その姿はまるで鬼神のようだったと、そしてケストレルのギルドマスターであるがびと対等に渡り合ったという」 がび…あぁ、あのオッサンか って、マジか?!あのオッサンってたしかケストレルのギルマスだろ?! すると、アトリが口を開いた。 アトリ「ハセヲさんの腰の魅力の知っていますか?」 はぁ?! PK4「何だって?」 アトリ「昔、死の恐怖としても有名だった伝説のPKKです、アプカルルではハセにゃんとしても有名なPCです」 あの絵か…じゃなくて!誰がハセにゃんだ! PK5「はッ!んなもん知るかよwさっさとくたばりな!」 PK5がアトリに向かって大剣を振り上げる。 しかし、それと同時にアトリが叫んだ。 アトリ「レイザス!」 すると、その場に居た全員がいっきに吹き飛んだ。 そしてPCデータとなって消えてゆく その風景を見ながらアトリは冷淡に笑って アトリ「ちッ……使えませんね」 舌打ち恐ッ!アトリこそ死の恐怖が相応しいよ パイ「ハセヲ?そこで何しているのかしら?」 いきなり声が聞こえてびっくりした。 声のする方向を向いてみると、そこにはパイが腕を組みながら立っていた。 ハセヲ「うげぇ!パイ!」 パイ「まったく、仕方ないわね…」 ハセヲ「なぁ…パイ」 パイ「何かしら?」 ハセヲ「アトリって恐いんだな」 パイ「今更何を言うの」 今度からアトリを怒らせないようにしよう そう、心に誓った。 死の恐怖をして名を轟かせたハセヲ そして、その彼を育てた黄昏の旅団のギルドマスターである、変人オーヴァン 次回は「お父さんって言われると悲しいね」 本当にこれで終われ [No.5] 2007/02/19(Mon) 15:28:57 |